言語化 トレンド
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2025.12.03 21:00
:0% :0% (30代/男性)
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まさにこのタイプの人と仕事してて凄まじいストレスを感じてるんですが、特にホワイトカラーにおいては、
「言語化や判断を相手に委ねる仕事のしかたをする人」
の競争相手って、chatGPTになるんですよね。
だって相手(上司やクライアント)にプロンプト考えさせてるようなもので、相手からしたらchatGPTにプロンプト入力するのと大して業務負荷が変わんないから。
となると、
「壁打ちに文句言わずに付き合ってくれて、仮説も出してくれて、お前の100倍のスピードで100倍のアウトプット出してくる相手(しかもたった月200ドル!)とお前を比べたら、お前の価値月2セント分もねえんだけど!?」
となってしまう。
様々な情報源(業務上の会議やチャット、雑談、飲み会などなど…)から、上司やクライアントの立場に成り代わって言語化し、仮説を立て、判断する部分を担わなければ、AIに駆逐されちゃいますよ。 December 12, 2025
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MAZZELっていいチームだよなぁ…と最近しみじみ感じるので、彼らの魅力を自分なりに言語化してみました。読んでみていただけたらとても嬉しいです。
#まぜべや #MAZZEL
まぜべやはなぜこんなにも面白いのか
@azukimimiko https://t.co/lM3UycOu96 December 12, 2025
6RP
自民党と維新が協議を重ねる定数削減について、読売と日経の記事は自民党内に渦巻く維新の頭の悪さや社会人能力の低さに対する苛立ちを見事に言語化できているが、毎日や朝日はできていない。取材力が低いからだろう。が、今日はそれがかえって奏功した。今日の毎日のこの紙面構成はよい。取材できてないからこそ優秀な「まとめ記事」になってる。… https://t.co/1LfQH18SeY December 12, 2025
6RP
創作者として捨ててよい価値観は、
「すぐに感情を言語化する」こと。
「言語化によってはじめて認識される」という主張もある。しかし、キラッや、モヤッ、キュンッの感情を表現にするためには、「言語化」は、邪魔になると感じています。感情がフォーマット化されてしまう感覚がある。と感じます。 https://t.co/5uhjWwVrqr December 12, 2025
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メンタルが弱い人は「心が弱い」というよりも、
・みんなが忘れていることを覚えている
・細かい変化によく気が付く
・相手が何を考えているかよく当たる
・おいしい・まずいを言語化できる
・小さな刺激が気になる
という傾向にあります。
だから過去の失敗を思い出しては疲れるし、失敗したときのダメージも大きく、ストレスも溜まりやすいです。
「そんなことを気にしても仕方ない」というアドバイスが全く意味がありません。自動的に気になっているからです。頭の中はネガティブな孤独のグルメ状態で、パワーダウンしていきます。
かわいそうですね。
私です。 December 12, 2025
3RP
頭いい人の特徴は「構造把握の粘り強さ」です。
普通の人なら言語化を諦めてざっくりとした一般論や抽象論でまとめてしまいそうな事象を、細かく細分化・具体化し、「自他がしっくり腹落ちする言葉にすること」ができるのは頭の良い人だと思います。
これ実はかなり脳のワーキングメモリに負荷のかかるハイカロリーな作業であり、極めて面倒な作業であり、「粘りに粘って構造を見抜いてやろう」「言葉化を頑張ろう」という意思と努力が必要です。
要は構造把握とは、物好きなオタみたいな人がやることなのかもしれません。
ぼくは願わくば、意識を失って土に還るその瞬間まで、物好きなオタであり続けたいと思ってます。 December 12, 2025
3RP
あぁ…なるほど、この感性ドライに見えて凄く好きかも。私は仕事力をイコールで表現するなら「実行力」だと思っているので「言語化の仕事を押し付ける人とは、マイクロマネジメントを余儀なくされる実行力の乏しい人」という言われたら泣きたくなる評価の扱いであり、それはAIに大体される人なのか…
泣きたくなるし、めちゃくちゃドライだけど…納得かもしれない。絶対に口では言えないけど… December 12, 2025
3RP
鬱の始まりの傾向として、「食欲がなくなる」「家事ができなくなる」などがよく言われる。ただ私が最も苦しかったのは、「報連相ができなくなる」ことだった。まず、自分の状態を認識する回路が故障する。「今、何ができていないのか」すら把握できない。次に、
それを言語化する装置が停止する。頭の中はモヤのようで、文章にならない。そして、「助けを求めるべきだ」という判断すら下せなくなった。
それを経験してから、私は「報連相ができる自分」を目指すというより、「報連相ができなくなる自分」を前提に生きることにした。
まず、基準を下げた。
「ちゃんと報告しなければ」ではなく、「雑でも不完全でも、音信不通よりマシ」に変えた。完璧な報連相を諦めることが、実は命綱になると気づいた。
次に、少しでも自分の調子が落ち着いているときに仕組みを作った。
・「今、調子が悪いです」だけを書いた定型文を用意した
・上司や同僚に、自分が報連相できなくなるパターンを説明しておいた
・「連絡が途絶えたら、こちらから声をかけてほしい」とお願いした
・定期的な1on1など、自分から発しなくても話せる場を設定してもらった
最も重要だったのは、報連相ができないと思ったときでも、たった一言だけは送ると決めたことだ。完璧な自分になろうとするのではなく、不完全な自分が生きられる環境を作る。それは諦めではなく、むしろ最も現実的な自己防衛であり、自分への誠実さだと思う。
それらを考えていけるようになれば、理不尽に出くわしたとしても、自ら離れる選択ができる。 December 12, 2025
3RP
横顔大好きカメラマンとしてよく皆さんにお願いしてる顔の向きちょっと言語化してみました…!
下から撮影させてもらう時、カメラ側に頭を傾けてもらうとより綺麗な横顔になる気がしてます✨
(個人的な意見です☺︎)
図解したかったけど絵心が壊滅的だった🥲 https://t.co/g9zTaUoNcw December 12, 2025
3RP
発酵中の今年最初の仕込みのもろみ。
自家栽培の山恵錦。
そう、今年最初の NEW ENGI となります。
そのタンクを囲んで、蔵人たちと話します。
ぼくはもともと、シーズン前と、酒が出来上がってからだけ、つくりたい酒や出来上がった酒のことについて話すけど、シーズン中は完全に任せるスタイルです。
それは、自分が酒づくりに関しては素人だし、杜氏をリスペクトしているから。
そして、ビールの醸造の責任者として、もちろん人に意見は聞くけど、自分では最終的には箸の上げ下ろしとかをいちいち人に言われたくないと思うから。
でも、NEW ENGI が立ち上がる数年前くらいから、それまで以上に蔵人たちと話をするようにしてきています。
といっても毎週一回のミーティングくらいだけど。
でも、そうこうしているうちに、なんだか倭国酒づくりのことも段々(とは言っても一般の人に比べたらかなり)わかってきたし、一緒にいろんな酒を飲んだりしてながら、イメージを言語化する力も少しずつ向上してきたような。
で、今日。
この酒をどう仕上げるかについて、この場でみんなで話すのです。
ぼくは相変わらず技術面に関して、みんなを質問攻めに。
なんとなく素人なりの方向性が頭に浮かびます。
思ったことをそのまま口に出しちゃう方なので、結果的に、箸の上げ下ろし的なことまでいっちゃったと思います。
でも、今になって思うけどこういうの大事かも。
ここからは、杜氏はじめ蔵人のみんな次第だし、ぼくも強制はしません。
とはいえ、「こんなのが好き」っていうのをより正しく伝える責任は経営者にあるし、そのためにはこういうコミニュケーションと勉強、大事だなあといまさらながら思うのです。 December 12, 2025
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倭国(人)社会の病理的な点は、
所属(会社・学校・組織)を
アイデンティティにせざるを得ない社会設計なのに、
所属自体は、好きでも、誇りでもなく、帰属意識も、かなり低い。また貢献する動機も弱い。「終身雇用」なんて実証的には嘘だった。
それでも「私でありたい」と思い、主体なき個人主義、責任なき自由を倭国人は、過剰に希求する。
「自分の欲望を、膨らませたまま、
他者/社会への義務だけは忌避する」という、非常に歪な利己主義を形成している。
こういった利己主義を抑えるために、過剰に相互監視/相互規制で、
倭国社会は、個人をルールで縛りつけている。
つまり、個人と個人の相互信頼
が、成立しない社会では、
①ルール/言語化出来ない
②マニュアル
③同調圧力
④世間体
⑤(社会の)空気
による外部制御が、不可欠になる。
倭国が、世界有数に治安が良い理由も、ここにある。内部は、パワハラ/セクハラのオンパレードだった。
これも⑤(社会の)空気で激減した。 December 12, 2025
2RP
正直に言う。
トレードで勝ちたいなら、
まず“勉強ごっこ”を捨ててください。
……いや、マジで。
多くの人がやってる
・本読む
・動画見る
・ポスト漁るだけの勉強は
ただの「勉強してる気分」です。
知識は増えるけど、技術は1ミリも増えない。
トレードの勉強には
2種類あります。
■ インプット
・本を読む
・動画を見る
・誰かの分析を読む
・配信を聞く
■ アウトプット
・自分でラインを引く
・自分で問題を解く
・自分で理由を書く
・自分のトレードを振り返る
勝てない人の9割は、
インプットだけで“やった気”になってます。
つかえなーーい知識だけ蓄えた、
「知識コレクション」。
末期になると、それを武器に
他人を批判し始めます。
自分が勝てないから。
...
逆に、勝てるようになる人は、
インプットのあとに
「必ず」アウトプットしてます。
なぜなら、
アウトプットはインプットの
2〜5倍の定着率があるから。
インプットよりも圧倒的に効率が良い。
たったこれだけで、
知識が“技術”に変わる。
...
本気で頑張ってる人ほど、
エントリーを頑張りますが、
頑張るべきはアウトプットの方ですね。
トレードで勝つために必要なのは、
才能でも、
派手な手法でもなくて、
アウトプットを含めた規律です。
別に、「発信者になれ」
と言っているわけではありません。
・目線を言葉にする
・引いたラインを言語化する
・負けトレードを印刷して赤で潰す
・問題を解いてみる
こうやって、
技術を蓄えている人だけが、
最後のピースをはめて、
大きく伸びていくのです。
そして残酷な現実ですが
このポストを見ても、
9割の人は実行しません。
断言できます。
もし、本気でトレードで勝ちたいなら。
このポストを閉じたあと、
今日のチャートでいいので
・方向は「上 or 下」どっちで見るか
・その理由を【一行だけ】書いてください。
今日やらなければ、明日も絶対やらない。
そして、“今日だけでも頑張れる人”が
最終的に勝つ側へ行くんです。 December 12, 2025
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【専門商社志望の方へ】
12月に入り、有難いことに本noteの購読数がじわりと再燃しています。正直、総合商社のすべり止めで「とりあえず専門商社」レベルの言語化では、今の専門商社は突破困難。
武器を持たずに挑むか、型を装備して挑むか。ご判断はお任せします。
▼note
https://t.co/xHivPHV7nD December 12, 2025
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言葉にできない違和感を、弱さだと思う人は多い。
けれど本当は逆だ。
違和感は、あなたの中で最も精度の高いセンサーだ。
理屈より先に働く警告装置で、まだ言語化できない未来の気配を教えてくれている。違和感を無視すると、必ずどこかで辻褄合わせのための疲労が発生する。
逆に、違和感に少しだけ耳を傾けてみると、
「何が自分の価値観と衝突しているか」という答えがじわじわ浮かび上がってくる。
違和感は直感ではない。
直感よりもずっと深く、過去の経験・記憶・価値観が複雑に組み合わさった知覚だ。
言葉にできないのは、未熟だからではなく、
あなたが考える速度より速く動いているからだ。
違和感は、最初の抵抗であり、最初のヒントだ。 December 12, 2025
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記事嬉しいね🩷💗🩷
ラジオ1位🥇なの、ほんと嬉しい‼️
記事切り取ってみたよ~‼️
言語化されると益々納得しちゃう😊
#MAZZEL_OnlyYou #MAZZEL https://t.co/ucYFYHePf6 https://t.co/IIaUpjhSfs December 12, 2025
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頷きすぎて首もげるかと思った。インプって信頼と価値提供の掛け算、その本質をここまでクリアに言語化できるのすごい。どれだけ有益でも日々の行動で信頼を削ったら全部ゼロになるし、ここを丁寧に積める人が強い。つまり、黙ってわかめ喰え。 https://t.co/pZh6SPVgw6 December 12, 2025
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🎂本日は #藤井貴彦 アナのお誕生日❕
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おめでとうございます🎊
中の人にはこれまで何度も、藤井アナの言葉に救われた瞬間がありました。ご共感いただける方も多いはず。
そんな藤井アナの言語化のコツが綴られた『伝える準備』が12月に新書サイズで登場🌟
同じ経験のある方はぜひチェックを▼ https://t.co/H2utL6IY3m December 12, 2025
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昔からそうだけどゲームで優秀な学生作品、どうしてもパズルゲームに偏りがち。
これは比較的制作コストが低い中で、アイディアを使って差別化しやすく、面白さも言語化しやすいため。
それ自体は悪くないけど、審査する側としてはもっと色んなジャンルを見たいなぁって思ったりする。 December 12, 2025
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「土葬墓地を整備しろ」「いや反対だ」って揉めると、みんな急に本音の置き場がなくなる。で、置き場がなくなった本音がどこへ行くかっていうと、SNSで「岩屋を土葬しろ」てのが出てくる。あれは議論じゃない。政治家が嫌いでも、言葉に最低限の品ってもんがある。
土葬を求める側は「信仰の理由で火葬はつらい」と言う。
反対する側は「衛生や水質、土地、税金、地域産業への影響が怖い」と言う。
どっちも気持ちとしては分かる。問題はここから先で、分断で終わらせるか、分かった上で線を引くかなのよね。
倭国は火葬が社会の標準になってる。
宗教というより、土地が狭い、人口密度が高い、管理がしやすい、そういう現実の積み重ねで火葬社会が出来てきた。
そこへ「土葬も必要だ」と言われた時、国が雑に「理解しろ、共生だ」と言い出したら、そりゃ反発が出る。
逆に、地域が雑に「全部ダメ、出てけ」って言い出したら、それも社会として品がない。
じゃあどうやって線を引くのか。推進じゃなくてまず基準を作らなきゃだめ。
岩屋さんが言う「ガイドライン」って発想自体は、方向としては分かる。だけど国が全国に整備を求めるみたいな空気を出した瞬間、地元は「押し付けられる」って身構える。
国がやるのは、賛成、反対の旗振りじゃない。
水源からの距離、地質、地下水、管理責任、長期メンテ費、事故時の補償、周辺住民への説明手順。
こういう揉める前提の基準を、逃げずに言語化すること。自治体丸投げが一番卑怯なんだよ。
あと、税金で善意ごっこはしない。負担の筋を通さなきゃだめ。
「国が責任持って各地に整備」って言葉は気持ちよく聞こえるけど、結局は税金でしょ?
利用者が限られる施設を、地元合意もなく税で作るのは無理がある。
もしやるなら、少なくとも受益者負担を原則にして、管理費も含めて透明にする。共生って言うなら、まず会計を共生しろって話だよ。
共生って言葉を使うなら、最後は相互の譲歩だよ。譲歩ってのは、片方だけが飲み込むことじゃない。
地域が「全部ダメ」で終わらせないなら、国は基準と責任を示す。
宗教側も「どこでも当然に土葬を用意しろ」じゃなく、場所、規模、管理、負担について現実的に詰める。この詰める努力をしないで、感情のカードだけ切ってたら、永久に揉める。
結局さ、倭国が守るべきものって何かっていうと、「火葬か土葬か」より前に、小学生が一人で歩ける治安とか、地域が割れない統治とか、そういう当たり前なんだよね。
その当たり前は、放っておくと案外あっさり崩れるのよ?
外国人が増えたから崩れるんじゃない。
政治が逃げて、言葉が荒れて、ルールが曖昧なままだから崩れちゃうのよ。
最後に一つだけ。
国も自治体も、綺麗事を言うなら、まず責任の所在を言わなきゃだめ。責任を言わない優しさは、ただの無責任だよ?
そして、あたしたちも、怒るなら、ちゃんと怒らなきゃだめ。ここまではダメだよ!って線引きは、みんなが考えて、一人一人がここまでは嫌ですって言えると心強いわね。 December 12, 2025
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【暗記から逃げるな】
次のような言説を耳にしたことはないだろうか:
「理解していれば、自然と答案は書ける」
「暗記しなくても、考えれば出てくる」
「現場思考が重視される今の試験では、暗記は重要ではない」
耳障りはいい。だが、あえて問いたい。
——本当にそれで、本番の極限状態で答案が書けるのか?
─────「理解していれば書ける」という幻想─────
確かに、そのスタイルで合格する天才肌もいる。
それは否定しない。
だが、暗記を軽視した多くの受験生に待っているのは、残酷な現実だ。
——言葉が出てこない。
頭では分かっている。なのに、文章として出力できない。
あなたも心当たりがないだろうか。
・判例の規範が「なんとなく」しか出てこない
・論証の組み立てに迷い、その場で時間を浪費する
・考慮要素が抜け落ち、あてはめがスカスカになる
理解していても、それを「言語化」できなければ、採点官には伝わらない。
答案は、最終的に「文字」にならなければ点数にならないのだ。
─────暗記は、最大の「時短」である─────
暗記にはもう一つ、決定的な価値がある。
「時間と思考リソースの節約」だ。
本番では、時間がない。
毎回ゼロから考えていては、勝負にならない。
暗記ができている受験生は強い。
・基本部分の答案構成が瞬時に終わる
・基本的な定義や論証を「反射」で書き出せる
・浮いた時間と思考リソースを、現場思考やあてはめに全投入できる
基本動作を自動化するからこそ、応用部分に集中できる。
これが、暗記の戦略的価値だ。
─────理解と暗記は「二項対立」ではない─────
なお、ここまで読んで、こう思った人もいるかもしれない。
「お前は今まで理解が大事と言っていたじゃないか。自己矛盾だ」と。
誤解しないでほしい。
理解と暗記は対立しない。
むしろ、相互補完の関係にある。
・理解は、思考の「方向」を定める
・暗記は、答案の「精度」と「速度」を支える
両方が揃って初めて、合格答案は完成する。
─────「正しい暗記」とは何か─────
では、どう暗記すべきか?
理想は、「理解した上で、正確に覚える」ことだ。
理解しているからこそ、呪文のような言葉がすっと頭に入ってくる。
正確に覚えているからこそ、ペンが止まらない。
だが、順序にはこだわらなくていい。
「暗記してから、理解が追いつく」こともあるからだ。
最初は意味が分からなくてもまず覚える。
けれど、繰り返し書くうちに「ああ、こういうことか」と腑に落ちる瞬間が必ず来る。
暗記が、理解の入口になることもあるのだ。
暗記をしないということは、その入口を閉ざしてしまうことでもある。
─────「何を」暗記すべきか─────
もちろん、全てを丸暗記するのは非現実的だ。
勝負の分かれ目は、「合格に必須の事項」を見極める選球眼だ。
例えば:
・基本的な定義
・典型論点の論証パターン(特に重要判例の規範)
・あてはめの考慮要素
これらを「正確に」記憶する。
それ以外は理解で補う。
このメリハリこそが重要だ。
─────まとめ─────
理解は大事だ。
思考の型がなければ、応用は利かない。
だが、暗記も同じくらい大事だ。
正確な言葉を持たなければ、答案に落とし込めない。
暗記は地味で苦痛だ。終わりのない作業に思えるかもしれない。
だが、それを避けていては、いつまで経っても書けるようにはならない。
理解と暗記。
その両輪を回し続けた者だけが、合格というゴールに辿り着ける。 December 12, 2025
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