2022年秋アニメも折り返し!注目作品2大巨頭に迫るダークホースアニメは? 2022.12.02 15:38 UP

2022年の秋季クールアニメも放送折り返し地点を迎えた。
漫画原作作品や、待望の人気シリーズ続編が並ぶ中、アニメファンは視聴作品の選択に大忙しだったのではないだろうか。
倭人速報では、10月~11月中旬に投稿された、秋季クールアニメタイトルを含むツイートを集計。ランキング形式で発表しつつ、作品の注目度やトピックを分析する。


  1. 機動戦士ガンダム 水星の魔女2,646,808ツイート

  2. チェンソーマン1,985,308ツイート

  3. 僕のヒーローアカデミア783,048ツイート

  4. SPY×FAMILY702,532
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  5. ブルーロック576,336ツイート

  6. ゴールデンカムイ565,468ツイート

  7. ぼっち・ざ・ろっく!504,776ツイート

  8. うる星やつら466,920
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  9. PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL404,204ツイート

  10. アイドリッシュセブン Third Beat!239,003ツイート


記事内のツイート集計範囲:角川アスキー総合研究所が独自に定義したエンタメ関連全量ツイート
集計期間:2022/10/1~2022/11/20 ※2022年秋アニメとして放送開始の作品のみ対象
集計方法:Realtime trend analyticsを利用



集計期間中の作品別ツイート数ランキングは、放送前に集計したランキングから変動が起こった。
▶前回:ビッグタイトル揃いの2022年秋アニメ!「チェンソーマン」「機動戦士ガンダム 水星の魔女」など注目作品をピックアップ。

放送前にはツイート数ランキング首位だった『チェンソーマン』は、今回の集計では2位となった。インパクトの強い原作漫画と、繊細な印象の今回のアニメ化で視聴者の中ではギャップが生じた形か。



プロローグ放送時点ではツイート数ランキング第5位だった『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は今回から首位に輝いた。新規層にもわかりやすい「学園」という舞台設定と、主人公・スレッタを取り巻く魅力的なキャラクターたちが話題をさらった形だ。
学園では「決闘」が認められており…という設定や、女学生のスレッタが同性の同級生・ミオリネと婚約関係になる展開は『少女革命ウテナ』を彷彿とさせ、ガンダムは門外漢…というアニメファンにも話が早かった。

また、他に追い上げを見せた作品として『ブルーロック』『ぼっち・ざ・ろっく!』が上位に挙がった。


じわじわと注目度上がる『ぼっち・ざ・ろっく!』


『ぼっち・ざ・ろっく!』は、まんがタイムきららMAXで連載中の漫画が原作。ガールズバンドを描いた作品だ。
主人公・後藤ひとり(ぼっち)は、バンドやライブに憧れつつも、ひとりで所謂「弾いてみた」動画を投稿し続けている根暗キャラだったが、ひょんなことからバンド活動をすることになり…というあらすじ。
主人公の名前「後藤(ぼっち)」は勿論ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんからきている。他にも音楽好きならピンとくる舞台や背景、パロディなどが散りばめられており、アニメ自体のクオリティ(唐突にクレイアニメが挿入されたりもする。新しすぎる。)も相まって「刺さる」内容になっている。


『ぼっち・ざ・ろっく!』の作品ツイート数は成長率が著しく、7話放送の11月20日には5万ツイートの大台に乗った。この勢いのまま駆け抜けるのか、秋季クール最後まで注目したい。
▶「ぼっち・ざ・ろっく!」今の話題はこちら



ツイート数上位ならずも良作多数!


ツイート数上位にこそ食い込まなかったが、2022年秋季アニメは良作が豊作だ。

『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』は、女子高生がDIYを通じて絆を深める部活モノのオリジナルアニメ。Twitter上では作画の丁寧さが評価されており、作品テーマである「手仕事」に「アニメ製作の仕事」自体が浸透している印象だ。
目立つ作品ではないものの、「夕方に放送してもいいんじゃないか」「もっと話題になっていい」とかなりの好評の声がみられる。
▶「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」今の話題はこちら


『アキバ冥途戦争』もオリジナルアニメ。本来メイド喫茶が存在しない1999年を舞台とした、メイド喫茶同士の抗争(!?)アリ、殺し合い(!?)アリのお仕事モノだ。クセの強い世界観に、放送まもなく「秋季のダークホース」とする声も多々見られた。
集計期間外ではあるが、8話にはベネズエラ大使館協力の元、ネイティブのスペイン語話者をキャスティングするなど、世界観の壊れ具合と制作のマジメさがマリアージュしている。今からでも注目したい作品だ。
▶「アキバ冥途戦争」今の話題はこちら



『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』は、2019年に放映された劇場アニメ『羅小黒戦記』(厳密には倭国語吹き替えが付いた2020年放映版か)のTV放送分割版。5分割しても成り立つダレない構成と、見どころが散りばめられた巧みなアニメーションで再び話題となった。
全5話が放送終了し、集計期間中の作品ツイート数は106,095ツイートで第16位と健闘。今から配信で見ても遅いか…と思っている人がいるなら、迷うことなく見てほしい。作品ファンはいつでもあなたの視聴を待っている!(そして、公式Twitterの福利厚生には一見の価値アリだ。)
▶中国制作アニメ映画『羅小黒戦記』、ファンが「絶対流行る」と予言する理由とは?
▶「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」今の話題はこちら



豊作ゆえに「チェックしきれない!」と嬉しい悲鳴が各所で上がっていそうな2022年秋季クールだが、いつものラインナップに加えて、評判が気になる作品を手を伸ばしてみるのも良いかもしれない。

(倭人速報編集部:ニシノ)

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