クピャンスクでの形勢逆転：
ロシアのゲラシモフ将軍は、「クピャンスクでウクライナ軍15個大隊を包囲し、同市を制圧した」という荒唐無稽な報告を行った末に解任された。今朝の時点で、ウクライナ軍は市街地の65%を支配している。
軍事的な補足:
• 15個大隊 (15 Battalions): 通常、1個大隊は数百人規模であるため、15個大隊となれば数千人〜1万人規模（旅団3〜4個分相当）の大部隊となる。これを「包囲・殲滅した」という報告がいかに現実離れしていたかがわかる。
• ゲラシモフ将軍 (Gen Gerasimov): ワレリー・ゲラシモフ参謀総長。これまでも度々解任説が流れていたが、クピャンスク戦線の虚偽報告が決定打となったとの情報である。
• クピャンスク (Kupiansk): ハルキウ州の要衝であり、鉄道物流の拠点。ここをどちらが抑えるかは東部戦線の補給に直結する。 December 12, 2025