＼奈良の国宝「獅子に乗った王子様」／

今日紹介するのは…
国宝・騎獅文殊菩薩像（きしもんじゅぼさつぞう）
#安倍文殊院 （あべもんじゅいん）のご本尊です。

巨大な獅子に乗り背筋を伸ばした姿は、まるで凛々しい王子様👑
オーラを放ち金色に輝く肌は、ため息が出るほどきめ細かくなめらか。そして、涼しい目元は、見る者の心をとらえて離しません。
まさに、鎌倉時代の大仏師・快慶（かいけい）の手が生み出した美の世界といえるでしょう。

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※写真はお寺の許可のもと撮影しています。

#いざいざ奈良 December 12, 2025

文殊菩薩は通例「智慧/学問の仏」と解釈されるのですが、鎌倉時代の真言律宗の忍性が文殊信仰をもとに展開した「非人（ハンセン病患者）救済」は相当面白くて…そうした最下層の被差別民を「文殊が身をやつした姿」として保護・救済した僧侶なのですが、……まさかヌーヴォの文脈に乗るんですか？ December 12, 2025

妖忌が仮に千年とか生きてはいないけど楼観剣……小通連の対になる剣である大通連（多分今の名前は違う）の力で過去を見た故に『西行妖の満開』を「見た事がある」と言ってると仮定したら、大通連は文殊菩薩の化身という説から白楼剣の流れと相まって「魂魄家は文殊菩薩絡みの血筋」が濃くなるんだけど December 12, 2025

獅子に乗って他の仏像を引き連れてる文殊菩薩像って、渡海文殊群像（とかいもんじゅぐんぞう）って言うのを今日知った。（海、または雲海を渡る様子を表現しているとのこと）
東京国立博物館でこの形式の文殊菩薩像は何回も見てたのに知らなかったので、仏像は奥が深いなぁと思う。 https://t.co/kzeHjvzsjg December 12, 2025