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赤く染まる木々
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2025.12.08〜(50週)
:0% :0% ( 40代 / 男性 )
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もうすぐ出る拙著に関して言っているんだと思いますが、私が「米国大出版社の倭国チェーン店に見える」などと書いている人、なにを見て言っているんでしょう。この本で私がフォーカスしているのは、そういう英米のコングロマリット系大出版社が出来なくなっていることをやっている独立系や零細の出版社です。大出版社がリスクを恐れて出さないような外国文学の翻訳や挑戦的な英文学の良書を刊行しています。加えて英語帝国の弊害についても当然ながら論じています。
『なぜ倭国文学は英米で人気があるのか』という流行りのスタイルの題名を付けられているからかもしれませんが、トレンドに乗っかった泥縄本ではないということは言っておきたいです。
いまをときめくパーシヴァル・エヴェレットなど良い例です。邦訳が出たばかりの『赤く染まる木々』をイギリスで出したのはあるインディーズ出版社でした。この作家はアメリカでもある時期から(優良な)インディーズから本を出していて、イギリスに至っては20年ぐらい本が出ていませんでした。この小出版社は彼を再発見する形で同作を出し、するといきなりブッカー賞の最終候補に。そこからのサクセスはみなさんもご存じのとおりです。しかし成功したとたんに大手が寄ってきて次作の『ジェイムズ』をさらっていったのですが。
https://t.co/ZITGj5txG3 December 12, 2025
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もうすぐ出る拙著に関して言っているんだと思いますが、私が「米国大出版社の倭国チェーン店に見える」などと書いている人、なにを見て言っているんでしょう。この本で私がフォーカスしているのは、そういう英米のコングロマリット系大出版社が出来なくなっていることをやっている独立系や零細の出版社です。大出版社がリスクを恐れて出さないような外国文学の翻訳や挑戦的な英文学の良書を刊行しています。加えて英語帝国の弊害についても当然ながら論じています。
『なぜ倭国文学は英米で人気があるのか』という流行りのスタイルの題名を付けられているからかもしれませんが、トレンドに乗っかった泥縄本ではないということは言っておきたいです。
いまをときめくパーシヴァル・エヴェレットなど良い例です。邦訳が出たばかりの『赤く染まる木々』をイギリスで出したのはあるインディーズ出版社でした。この作家はアメリカでもある時期から(優良な)インディーズから本を出していて、イギリスに至っては20年ぐらい本が出ていませんでした。この小出版社は彼を再発見する形で同作を出し、するといきなりブッカー賞の最終候補に。そこからのサクセスはみなさんもご存じのとおりです。しかし成功したとたんに大手が寄ってきて作品をさらっていったのですが。
https://t.co/ZITGj5txG3 December 12, 2025
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#買った本
トマス・リゴッティ/悪夢工場/若島正 編訳/白石朗・宮脇孝雄 訳/河出書房新社
パーシヴァル・エヴェレット/赤く染まる木々/上野元美 訳/早川書房
話題の二冊ともいろいろ赤い、赤いよ…。
そして積ん読が溜まる一方…。
ピンチョン読み終わったら、積ん読の山に取りかからないとな…。1/n https://t.co/aITHiP68pi December 12, 2025
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パーシヴァル・エヴェレット/上野元美訳
「赤く染まる木々」
読み始めは、キングの作品やツインピークスのような恐怖だけを感じていたが、様々な人の語りにより、黒人リンチの歴史が浮かび上がってくる。人種によって、見える景色は違うということを、痛切に感じた。 https://t.co/xTtBkZUC12 December 12, 2025
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エヴェレット「赤く染まる木々」上野元美訳 早川書房◆最近読んだ小説には、度々あの人(もしくはあの人らしい人)が登場し、Post-Trump Literature という潮流を意識せざるを得ない。主役はアメリカ。虚構と現実との関わりと、小説としての面白さを味わう。 https://t.co/agMi6XEqJh December 12, 2025
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もうすぐ出る拙著に関して言っているんだと思いますが、私が「米国大出版社の倭国チェーン店に見える」などと書いている人、なにを見て言っているんでしょう。この本で私がフォーカスしているのは、そういう英米のコングロマリット系大出版社が出来なくなっていることをやっている独立系や零細の出版社です。大出版社がリスクを恐れて出さないような外国文学の翻訳や挑戦的な英文学の良書を刊行しています。加えて英語帝国の弊害についても当然ながら論じています。
『なぜ倭国文学は英米で人気があるのか』という流行りのスタイルの題名を付けられているからかもしれませんが、トレンドに乗っかった泥縄本ではないということは言っておきたいです。
いまをときめくパーシヴァル・エヴェレットなど良い例です。邦訳が出たばかりの『赤く染まる木々』をイギリスで出したのはあるインディーズ出版社でした。この作家はアメリカでもある時期から(優良な)インディーズから本を出していて、イギリスに至っては20年ぐらい本が出ていませんでした。この小出版社は彼を再発見する形で同作を出し、するといきなりブッカー賞の最終候補に。そこからのサクセスはみなさんもご存じのとおりです。しかし成功したとたんに大手が寄ってきて作品をさらっていったのですが。
https://t.co/ZITGj5txG3 December 12, 2025
パーシヴァル・エヴェレット『赤く染まる木々』を読んでいる。誰が誰か、はじめは人物の区別がつきにくくって混乱するけれど、話が進んでいくほど、おもしろくなっていく。帯や見返しのあらすじを見ずに読みはじめて良かった。126ページで「マジで」となった。続きが気になって仕方ない。 December 12, 2025
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