1
ディスインフレ
0post
2025.11.24〜(48週)
:0% :0% (40代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
原油が下がり、ビットコインが沈み、金属が上がるとき
そこではもっと大きな変化が起きている。
パウエル議長のジャクソンホール講演から今日まで並べてみると、流れは驚くほど鮮明だ。
銀は群を抜いて上昇し、金もそれに続いている。
株式はじわじわ上に向かうが急騰はしていない。ドルは動かず、原油は下落。
そしてビットコインは崩れている。
この組み合わせが示すものはただ一つーーこれはインフレ相場ではない。
もっと静かで、別の段階に入っている。
銀が走り、原油とビットコインが沈むーーこれは市場がこう告げているようなものだ。
「もはや暴走する物価と戦っているわけではない。ゆっくり冷え込む環境へ移行している。」
典型的なインフレ期では原油がスターになり、ドルは弱くなる。
だが今は原油が落ち、ドルは横ばい。そして過剰流動性の象徴であるビットコインは最悪のパフォーマー。
これはまったく違う空気感だ。
⸻
なぜこれがデフレ寄りなのか
まずエネルギー。
もし市場が本気で「再インフレ」を信じているなら、原油がこの期間の安値付近にあるはずがない。
爆発的に上がっているはずだ。
だが現実は逆で、ブレントは需要減速と世界的な景気鈍化を織り込んでいるように見える。
これは名目成長の加速ではなく、鈍化を示す典型的な動きだ。
次にビットコインと貴金属のコントラスト。
インフレ局面では通常、ビットコインが最強となり、余剰流動性を吸い上げて暴騰する。
しかし今回は下落を続ける一方、銀は年初来で約50%上昇。
これは投資資金が インフレ投機から、低成長・低金利に強い実物資産へ流れている ことを示す。
銀には太陽光発電、電子部品など実需もあることが追い風だ。
そしてドル。
インフレが問題ならドルは下がるはずだが、今はほぼ横ばい。
つまり、ドル安に支えられて金属が上がっているのではない。
ドルが強いまま金属が上がっている。
これが意味するメッセージは本質的に違う。
⸻
総合すると:市場はインフレの恐怖から離れつつある
金・銀の相対チャートが示唆していた通り、
インフレパニックは薄れ、市場は静かに「低成長・ディスインフレ環境」に向けてポジションを再構築している。
これは景気拡大の熱狂ではない。
熱が冷め、極端さが薄まり、長く・緩やかに続く局面へ備え始めた動きだ。
そしてそこで主役となるのは、花火のように弾ける投機資産ではなく、
実需を持つリアルアセット なのだ。 December 12, 2025
37RP
$BMA
バンコ・マクロ:なぜ2026年は2025年のどの四半期よりも重要なのか
2025年11月28日 午前9時04分 |バンコ・マクロ S.A.(BMA) | 著者:バーナード・ザンボニン
https://t.co/dL1F2ELB4H
バンコ・マクロS.A.は、2025年第3四半期の業績が弱いにもかかわらず、過剰資本、低いレバレッジ、そして支配的な小売・中小企業フランチャイズを有し、構造的に依然として良好なポジションを維持しています。
現在、アルゼンチンの金融移行によりBMAの収益性は抑制されていますが、堅実な資金調達、流動性、管理しやすい不良債権(NPL)という中核的な柱は依然として維持されています。
この投資の主張は、アルゼンチンの継続的なインフレ抑制と2026年の経済安定化にかかっており、これによりBMAのNIM、ROE、信用成長が復活する見込みです。
バリュエーションの上昇余地は市場価格としてデインフレの段階にありますが、完全な正常化には至りません。BMAの資本力は、M&A、自社株買い、セクター統合の選択肢を提供します。
------------------------------------------------------
📌 バンコ・マクロ(Banco Macro, BMA)の分析ポイント
2025年Q3の業績は弱い
純金利マージン(NIM)が前年23.5%から18.7%へ低下
インフレ効果による収益が減少し、貸出増加も利益に結びつかず
不良債権比率(NPL)が2.1%から3.2%へ上昇
インフレ調整益や金融資産収益が大幅減少(前年比▲86%)
ROEは▲2.6%と赤字水準
構造的な強みは維持
預金は安定的に増加(+11% YoY)
低レバレッジ(資産/自己資本比率4.3倍)
アルゼンチン国内で最大の余剰資本を保持
地方・中小企業・リテールに強い顧客基盤
2026年が重要視される理由
アルゼンチンのインフレ率が2023年211% → 2024年118% → 2025年28% → 2026年14%へ低下予測
インフレ安定化により銀行収益構造が正常化
NIMが回復(資金調達コストと貸出利率の正常化)
貨幣ポジションのマイナス効果が消滅
個人ローン・住宅ローン・中小企業向け融資が再活性化
バンコ・マクロはリテール+SMEに強いため、収益爆発の可能性
バリュエーションの余地
現在P/Bは約1.49倍(市場は「ディスインフレ」を織り込み済み)
しかし「完全な安定化」や「信用拡大」が織り込まれていない
余剰資本を活用したM&Aや自社株買いのオプションあり
2026年にROEが12〜13%へ回復すれば、さらなる株価上昇余地
リスク要因
政治的リスク(為替制度の不透明さ、政策変更)
インフレ安定化が想定より遅れる可能性
SME向け信用リスクの悪化
✅ 結論
2025年の四半期業績は「移行期の悪化」であり、投資家はむしろ 2026年の安定化局面 を見据えている。 バンコ・マクロは余剰資本・低レバレッジ・リテール/SME基盤という強みを持ち、インフレ沈静化後には 収益力が機械的に復活する構造 を備えているため、2026年が真の勝負の年とされている。 December 12, 2025
●市場が意識するインフレ
商品・資源・金利・通貨の動き
→ 原油・銅・小麦・国債利回りなどを見る
→ 今は落ち着き方向(≒ディスインフレ)
●国民が感じるインフレ
→ 解消せず上昇継続
→ 体感的にはインフレ継続
つまり“数字のインフレ”は落ち着き“生活のインフレ”は継続して悪化という二重構造 December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



