3DCG トレンド
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2025.12.08 08:00
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【市川左次郎の12年とボカロの軌跡】
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ボカロと出会って12年。
ここに書くのは、ただの思い出ではなく
「今の自分を作った記録」です。
自己満足の長文になりますが、読んでいただけたら嬉しいです。
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≡≡≡≡≡≡注意≡≡≡≡≡≡
この投稿におけるボカロとは
ボカロとは厳密にはヤマハさんの歌声合成技術全般を指す物ですが、
今回は一般的に普及している歌声合成ソフト全般として定義して書いていきます!
また、下記に記した楽曲や動画、またそれらの投稿者様のコメント欄へ迷惑となるメッセージの送信や、関係のない書き込みはご遠慮ください。
純粋に作品として楽しんだ記録として紹介しているだけです。ご本人様方とは無関係です。どうかご配慮をお願いいたします。
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■ 2013年、小学6年生~
初めて“音楽”を意識して聴いたのがボカロでした。
そこから先は、人生の背景には常にボカロが流れていました。
最初にのめり込んだのは、
「千本桜」「脳漿炸裂ガール」「ロストワンの号哭」
「ヒビカセ」「夜咄ディセイブ」「パンダヒーロー」など、
当時の投稿ラッシュから広がる個人的に思う王道曲たちです。
ボカロ以外の音楽をほぼ知らないまま育った、と言っても大げさではないと思います。
上記とほぼ同時期に小学生のための歌舞伎体験教室で
小5で梶原平次景高役、小6で曽我五郎役
をやらせていただき、歌舞伎に惚れ歌舞伎役者を目指し始めました。
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■ 中学2年生~
精神的に落ち込む時期があって、
根拠のない心細さを支えてくれたのが
きくおさん、ATOLSさん などが作成された楽曲でした。
「光よ」「ALICE」「ドクハク」
「えらんだーる」「LUVORATORRRRRY!」など
暗い気持ちを肯定してくれるというより、
「痛みを音に変えてくれる」ような音楽でした。
ボカロがなかったら、自分で自分を傷つけていたと思います。
早まったことをしなかったのは、ボカロに救われたおかげです。
実はこの時、N校に在籍しており、超会議のスタッフを経験させて頂いたことがございます。
ただ、超歌舞伎を認知はしておりましたが、恥ずかしいことに逆張り廚二病厄介オタクが発動して逃げてしまいました。生で見ておけよ、と強く言いたいです。
ちょっとでも気になる演目があるなら、後悔する前に絶対に見に行くべきです!
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■■“界隈曲” というジャンルとの出会い。
「イワシがつちからはえてくるんだ」「ヤツメ穴」など、
xxxxさん(作者様のご意思により名前は伏せることが暗黙の了解として存在しております)から生まれた“文化そのもの”として存在する音楽に触れ衝撃を受けました。
xxxxさんは、理由あって全ての楽曲を削除して引退なさっています。
興味がある人は、界隈曲と検索している人が多いですね。
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■ 歌舞伎俳優研修生になる。
16歳になり、精神的にも立て直し、歌舞伎の道へ進みました。
でも心の深いところには、ずっとボカロが流れていました。
まふまふさん、nqrseさん、Reolさん
くぷらさん、+α/あるふぁきゅん。さん
など歌い手文化を通じてさらにボカロに触れるようになり、
「病名は愛だった」「い〜やい〜やい〜や」
「しんでしまうとはなさけない!」「ギガンティックO.T.N」等、
多くの楽曲が自分の世界をライブや超会議などのステージまで広げてくれました。
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■ 研修中にMikuMikuDance(MMD)という沼に落ちる。
ここでボカロとの人生が大きく変わりました。
動画を見ているだけの“受け手”だった自分が、
「自分でも作れる」 と気づいた瞬間が来ました。
きっかけは yurieさんのモーションを見たことです。
どの角度から見ても違和感の無い綺麗な動きに衝撃を受けたことを今でもしっかり覚えてます。
そこから、いろいろな作者様のモーションを自分でも使ってみたいと思い、
3Dモデルを自作し始め、MMDerとして創作を始めました。
その頃にはMMDは単なるツールではなく、
たくさんのクリエイターがひらめきを表現することができる特別な世界の入り口となっていました。
「ELECT」「GLIDE」「オツキミリサイタル」
「モンスター」「劣等上等」
この時期に触れた曲とMMD制作は、
後に自分で映像作品や3DCG作品を作ること、そして新しい技術を知っていくきっかけになったと思っています。
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■ 2021年、そして歌舞伎俳優になり
歌舞伎俳優として歩き始めたあと、
私は転換点を迎えました。
それが、Gigaさんという存在を知ったことです。
初めての出会いのように感じましたが、
実はその瞬間が本当の始まりではありませんでした。
しっかり調べてみると、幼いころから私の人生のさまざまな場面に
“名前のない伏線”のようにひっそり寄り添ってくださっていたボカロ作曲者でした。
王道として聴いていた
「ヒビカセ」
落ち込んだ時も支えてくれた
「LUVORATORRRRRY!」
歌い手文化で触れていた
「ギガンティックOTN」
MMD制作で自然と惚れ込んでいた
「劣等上等」
Gigaさんの音が自分の人生の節目節目にいました。
すべての点がつながり、
「俺の人生でずっと流れてた“あの音”はこの人だったんだ」
と気づき、今まで知らなかったGigaさん沼にハマっていきました。
この発見は自分にとって、ボカロと自分の音楽の歴史を塗り替える衝撃でした。
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■ そして今
ただの娯楽として触れただけのものが、
気づけば、人生でとても大事なものになっていました。
苦しかった頃、音楽だけは自分を見放さなかった。
名前も顔も知らない誰かが作った一曲が、
画面の向こうからそっと手を伸ばしてくれた。
あの存在しない温度を、今でも覚えています。
ボカロは、楽しい時だけじゃなく、
うまく笑えない日も、前を見たくない日も、
ずっと隣にいてくれた文化でした。
そして今月、
そのボカロ文化が息づく場所、
超歌舞伎という舞台に、
表現する側として立つことができました。
12年前、小6のあの日。
初めて再生ボタンを押した小さな自分に、
もし今の自分がそっと肩に触れて、
「その音楽が、君の人生を救ってくれるよ」
と告げたとしてもきっと信じるどころか、
そんなわけないじゃんと笑い飛ばすと思います。
でも、あの日の自分をここまで連れてきてくれたのは
ほかの何でもないボカロでした。
人生はときどき、
大切なもののほうから、こちらへ歩いてきてくれる。
そんな奇跡みたいな瞬間が、本当にあるんだと知りました。
ボカロがなければ、今の自分はいません。
ボカロがくれた光を、これからも大切に抱えながら、
ボカロとともに新しい景色を見に行きたいと思っています。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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このあと、上記に記載した曲を
いくつかのプレイリストでまとめますので、よかったら見てください。
#超歌舞伎 #初音ミク #ボカロ #VOCALOID December 12, 2025
3RP
メタい話お嫌いな方いたらごめんなんだけど、ゴーステラのライブって3DCGの人型のキャラによる音楽コンテンツとしてすごいレベル高かったと思う...
時々バーチャルか実在するのかわからないような「居る」感にゾワっとしたりもした。 December 12, 2025
3DCGというとCGの背景の中でCGのキャラクターが動いて、みたいなイメージを持つ人が多いのだけど、一見してCGっぽくないけど3DCGの技術を応用して作られる映像というのがあって、そういう発想のための3DCGを教えたいなぁと漠然と思っている。 December 12, 2025
映画『蓮ノ空』サブリメイション制作&黒﨑豪監督という座組は、これまでのシリーズ(サンシャイン!!・虹ヶ咲・スーパースター!!・幻日のヨハネ)の3DCGをずっと手がけ続けてきたチームなので安心だし、予想通りといえば予想通りでもある(笑)
#映画蓮ノ空 #蓮ノ空 #lovelive
https://t.co/XUHl9xxw7p https://t.co/o1dHbFbR5H https://t.co/x5mL3UwZTb December 12, 2025
⭐️AIを使うとAIしか使えないと思われがちだが、実際はクリエイターの引き出しが増えるだけで何も失われていない
👇愚痴ですが時間ある人は読んでみて!
ワシはAIを使ってると、まるでAIしか使えん人間みたいに思われがちなんよ。これはSNSあるあるで、ラベル貼りしたい人たちが一番わかりやすい部分だけ見て決めつけてくる。でも実際は逆で、AIを触ってるほど手作業の重要性も理解しとるし、普通のツールも全部使う。油絵でもデジタルでも3DCGでもAIでも、手段が増えるたびに表現の幅は広がっとるだけなんよ。ワシがAIを使うのは、サボってるからじゃなくて、表現の武器を増やしてるだけなんよ。
それでも「AIでやったんだろ?」という視線が突き刺さる瞬間がある。面白いのは、手描きのイラストを上げてもAI扱いされることが普通に起きること。つまり評価してる側は絵の中身を見てるんじゃなくて、作品の裏にある工程を疑ってるだけなんよ。これはもう作品鑑賞じゃなくて「犯人探し」になっとる。そんな世界がクリエイターにとって幸せなはずがない。道具の話じゃなくて信用の話になってしまっている。そこが一番やっかいなんよ。
実際に手で描けるか、AIで描けるか、Blenderで作れるか、3Dで動かせるか、Pythonでツール書けるか。本当のクリエイターは全部の手段を状況に応じて選ぶだけ。AIが出てきたから能力が減るわけじゃない。むしろ増える。漫画だって昔はトレース台、デジタル、3D、今はAIが加わっただけで、使うか使わんかは表現の目的と納期とリソースで決めたらいい。選択肢が増えるのは良いことなのに、なぜかAIだけが「使ったら負け」みたいな空気になる。これは技術じゃなくて空気が支配してるだけなんよ。
AIを使うと「AIしか使えんのやろ?」と言われる。手描きで描くと「AIだろ?」と言われる。3DCGにすると「AIでモデリングだろ?」と言われる。つまりツールの話をしてるようで、実は認知バイアスのおかげで何をしても叩けるように世界が変質してしまっている。これはAIが悪いんじゃなくて、曖昧な不安とマウントの取り合いがセットになってしまったネット文化の病理なんよ。
ワシはAIを使い続ける。でもそれはAIしかできんからじゃなくて、表現が増えるのが一番楽しいから。アナログの線が好きな日もあるし、CGのライティングが楽しくて仕方ない日もあるし、AIのプロンプトで未知の形が出るのが刺激的な日もある。全部できるほうが面白い。全部やりたいからやっとるだけなんよ。そこに優劣も逃げも矛盾もない。
どのツールを使おうが、作品の根っこは創作者のアイデアと意思で決まる。それがある限り、AIを使ってても手描きの人間性は消えんし、手描きしててもAIの利点を理解することもできる。AIを使うとAIしか使えないと思われる世界の方がズレてる。ワシはこれからも全部の手段を使うよ。武器が多いほど表現は強くなるから。AIかどうかじゃなく、作品が面白いかどうかだけで語られる時代を作りたいんよ。これがクリエイターの本音だと思う。 December 12, 2025
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CGWORLD GALLERY作品募集スタート❗️
今回のテーマは《冬》
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季節ならではの空気感や景色、イベントなど、冬を感じさせる3DCG作品を募集❄️
プロ・アマチュア・学生問わず応募可能!
📅応募締切:12月21日(日)23:59まで
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#CGWGallery December 12, 2025
新規につくりたいオリジナルゲーム(Steam)があり、ゲームディレクターを急募します
3DCGに強い人やすぐご一緒できる人だと嬉しいです
ご連絡ください
https://t.co/DSXekC8o2V December 12, 2025
『ドラゴンクエストI&II - Switch』が登場!ロトの意志を継ぐ冒険が、ドット絵と3DCGが融合したHD-2Dの美しい世界で楽しめます。懐かしの名作を新たな形で体験しよう!
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https://t.co/XudgZ0U7Hx December 12, 2025
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