議事録 トレンド
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2025.12.05 03:00
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欧州の国家元首および政府首脳たちは、ロシアとウクライナの和平交渉に関して、米国に深い不信感を抱いているようだ。DER SPIEGELが入手したテレビ会議の議事録によれば、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領および複数の欧州高官との会話で、米国がウクライナと欧州を裏切る可能性があると警告するため、極めて強い表現を使っていた。
議事録の英語版によると、マクロン大統領は次のように述べた。
「米国が安全保障の保証が明確でないまま、領土問題でウクライナを裏切る可能性がある。」
彼はゼレンスキーに対し「大きな危険が迫っている」とも述べた。ロシアが要求する領土譲歩は、交渉で最も扱いが難しいポイントのひとつである。
議事録によれば、メルツ首相もゼレンスキーに「これから数日間は非常に慎重に行動すべきだ」と警告したという。
メルツはさらに次のように述べたとされる。
「あの連中(米国の特使たち)は、あなたとも我々とも“ゲーム”をしている。」
ここで言及されている「あの連中」とは、米国の交渉担当である不動産王スティーブ・ウィトコフと、ドナルド・トランプ大統領の義理の息子ジャレッド・クシュナーを指すと見られる。
このほか議事録に記された発言からも、トランプの側近であるこの2人に対する欧州側の深い不信感が浮き彫りになる。
欧州首脳たちは一貫してワシントンの新たな和平イニシアチブを表向き評価しているが、文書は、メルツやマクロンに加え、通話に参加した他の欧州指導者たちも、米国の特使たちを信用していないことを示している。
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要約(核心ポイント)
•DER SPIEGELが入手したEU首脳とゼレンスキーの会談メモから、
欧州が米国の和平交渉の進め方を深く疑っていることが判明。
•マクロンは
「米国が安全保障保証なしでウクライナを領土問題で裏切る可能性がある」
と警告し、「大きな危険」が迫っていると述べた。
•メルツも
「米交渉団はウクライナともEUとも“ゲームをしている”」
と発言し、数日間は慎重に行動するよう強く助言。
•欧州側は、トランプの側近である
スティーブ・ウィトコフとジャレッド・クシュナー
を全く信用していない。
•表向きは米国の和平案を称賛していても、EU内部では
「米国はウクライナをロシアに売り渡す可能性がある」
という危機感が共有されている。 December 12, 2025
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