1
都市計画
0post
2025.12.08〜(50週)
:0% :0% ( 40代 / 男性 )
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
【朝倉市は、この問題から逃げられない】
まず、この動画をぜひ見てください。
福岡市役所で30年以上、都市計画一筋で現場を知り尽くした“プロ中のプロ”
本村和也さんの説明をして頂きました。
その結果、私たちが知らされてこなかった衝撃の事実が次々と明らかになりました。
本村さんは、経験だけでなく、今の法律と制度に基づいて“どこに課題があり、何が問題なのか”を丁寧に、そして論理的に説明してくれる非常に貴重な専門家です。
これまで朝倉市役所は私たちに対し、
「これは県の問題で、市には権限がありません」
と繰り返してきました。
しかし、都市計画法に照らすと、このマンション計画にはどの許可が必要で、
そして朝倉市役所がどの段階で、どのように関わるべきものなのか。
その全体像が、本村さんの説明によってはっきりと浮かび上がりました。
これは、市が“関係ない”などと言える話ではありません。
朝倉市はもう、この問題から逃げることはできません。 December 12, 2025
598RP
最近、各地でミニ集会を開催しています。5,6名集まっていただき、私の政策を説明し、意見交換を重ねています。
私にとってもとても勉強になります。
先日は、かなり大人数の交流会を開いていただいたのですが、その際、福岡市から少し離れたベッドタウンに住む方から、保育所が満員で入れず、待機児童が何十人もいるが、行政が動いてくれないとのお話を聞きました。
また、その自治体では、保育所だけでなく、小学校や中学校の生徒数が急増していて教室が足りず、プレハブの教室を校庭に建てる予定であることや、運動会を午前と午後の二部に分けて行っていることなど深刻な状況を聞きました。
自治体が開発規制をかけなかったのかと思いましたが、都市計画の専門家によると、規制対象となる開発よりも面積の小さなミニ開発が多く、今の制度では止めようがないのではないかとのことでした。
この問題、何十年も前から指摘されていたと思いますが・・・
しかし、根本的な原因は福岡市の住宅やマンション価格の急騰にあります。
福岡市郊外の春日原駅近辺ですら、新築マンションの売り出し価格が6000万円を超えます。
福岡市の世帯収入の三分の二は年間500万円未満。
6000万円を超える価格のマンションを買えることができる世帯は限られます。
マンションの家賃も東京並みのところもあります。
以下のグラフは、この20年間の福岡市の住宅価格の推移です。この20年間で2倍となっていて、2016年頃から上昇が始まっています。
一体、何が原因でしょうか?
アベノミクスによる金融緩和でお金が実需に向かわず不動産投資に向かったから?
外国人の投資が増えたから?
福岡市役所は、不動産価格の上昇により固定資産税が増えたと言って喜んでいます。
しかし、給与所得がほぼ横ばいで推移していたにもかかわらず、住宅用地が上昇していれば、福岡市内で家を借りていた人が家を買おうとすれば、福岡市を離れて郊外に住むしかありません。
引っ越した人たちは、福岡市の会社まで、通勤に時間がかかります。
ベッドタウンの自治体は、一過性の需要のために数十億円かけて学校を建設せねばなりません。
ぎゅうぎゅう詰めの学校で過ごす子供たちは大変です。
福岡市役所は、住民の給与の上昇を上回る不動産価格の上昇は、住民を苦しめるだけだということを認識すべきだと思います。 December 12, 2025
130RP
【選書メチエ701】
電鉄は聖地をめざす 都市と鉄道の倭国近代史
鈴木勇一郎
「阪急や阪神、東急や西武といった”電鉄”が、衛生的で健全な”田園都市”を郊外につくりあげた」
──よく知られたこの私鉄をめぐる物語の深層には、「寺社仏閣」を舞台とする語られざる歴史があった。
初期の電鉄をめぐる世界では、神社仏閣とそれを取り巻く人々の、ある意味無軌道とも言える行動が郊外空間を作り出していった。
それは、近代的な都市計画といった無機質なものでも、経済的な功利性のみだけでも説明のつくものではなかった。
とくに、われわれが通常イメージするような鉄道が確立してくる以前の黎明期には、現在の視点からみると「怪しい」人々が蠢いていたのである。
そうした人々を突き動かしていたのは、寺院や神社を興隆させたいという熱情であった。
「わが門前に鉄道を」
そのすさまじいまでのパワーが、電鉄を、ひいては倭国の都市を作り出していったのである。
本書は、「電鉄」と社寺を取り巻く「怪しい人々」に光を当てることで、都市と鉄道という近代化の物語の陰に隠された歴史を明らかにしようというものである。
近代の荒波を生き抜く希望を鉄道に見いだした寺社と、そこに成功栄達の機を嗅ぎつける怪しくも逞しき人々が織りなす、情熱と欲望、野望と蹉跌のドラマ。鉄道誘致と都市開発をめぐる、ダイナミックで滑稽で、そして儚い、無二の倭国近代都市形成史。
(2019年刊)
[本書の内容]
序章 「電鉄」はいかにして生まれたか
第一章 凄腕住職たちの群像──新勝寺と成田の鉄道
第二章 寺門興隆と名所開発──川崎大師平間寺と京浜電鉄
第三章 「桁外れの奇漢」がつくった東京──穴守稲荷神社と京浜電鉄
第四章 金儲けは電車に限る──池上本門寺と池上電気鉄道
第五章 葬式電車出発進行──寺院墓地問題と電鉄
終章 倭国近代大都市と電鉄のゆくえ
◇全国の書店にてお求めください◇ December 12, 2025
101RP
「緑があり川が流れる東久留米
その景色を守りたい」
いま都市計画道路の建設が予定されていて、アユがのぼる川・黒日川に大きな橋が架けられる計画が…道路を通して、私たちが大好きな光景が守れるのでしょうか。
一旦ストップさせて、住民との話し合いの中で、決めていくべきではないでしょうか。 https://t.co/jgsIqH7YI6 December 12, 2025
61RP
この度、
私 山野由貴は
「南あわじ市都市計画審議会委員」
を拝命いたしました。
あわせて、
・産業厚生常任委員会
・議会広報広聴常任委員会
の委員としての任を預かることになりました。
【都市計画審議会とは】
都市計画法第77条の2に基づき設置され、
市が決定しようとする都市計画案を
事前に審議する重要な機関 です。
用途地域の変更、道路・下水道・公共施設の計画など、
市民生活に大きく影響する事項について、
・その計画は妥当か
・生活環境への影響はないか
・将来にわたり持続可能か
といった観点から、
専門的・客観的に議論します。
また、
計画規模によって
・市が決定するもの
・県が決定するもの
が分かれますが、
いずれにおいても市民目線での
審議が不可欠です。
都市計画は、
市の未来をつくる“まちの設計図”です。
その重要な判断に携わる責任を
しっかりと受け止め、
市民の皆さまの暮らしがより良くなるよう、
丁寧かつ誠実に役割を果たしてまいります。
引き続きご指導のほど、
よろしくお願いいたします。
#躍動の会
#山野よしたか
#毎日勉強勉強勉強 December 12, 2025
33RP
清瀬からも黒目川や落合川へ散策に行く方は多くて親しまれています。
豊かな自然は、本当に宝物。
一度失ったら取り戻せません。
都市計画道路建設は立ち止まり、市民との話し合いで緑豊かな東久留米を #北村のり子 #東久留米市議補選 #倭国共産党 #shorts https://t.co/zVYzZko0zh @YouTubeより December 12, 2025
32RP
戦後アメリカの郊外を模した都市計画をやってきた結果が今の倭国の郊外。アメリカの車が倭国で売れなかったのは誤算だったろうが。 https://t.co/JQsuGBBPtB December 12, 2025
30RP
【#はじまるA列車 Nintendo Switch 2 Edition 発売カウントダウン】
観光課長・瀬戸内と都市計画担当・道後はお仕事中✍
街の開発について相談をしているのかも……🔍
🔽公式サイトはこちら
https://t.co/Cruk4tklBi https://t.co/zGV8TJaJS1 December 12, 2025
22RP
LUUPの累計調達166億円。
投資家が賭けてるのは短期の利益やなくて、別のもんやった
2025年推定売上:60〜90億円
でも営業赤字
利用料金めちゃ安いんよ。
基本50円+1分15円
平均7分乗って155円
これで黒字化できるん?
LUUPが目指してる収益モデル
実は4本柱がある
【柱❶】B2B/B2Gビジネス
デベロッパーや自治体から「ポート設置料」もらう
「LUUPあります」が不動産の付加価値になる
2025年7月に大阪メトロ全109駅と資本業務提携済み
【柱❷】モビリティデータ販売
累計1億kmの移動データ
「この時間、この場所で、誰が、どう動いてる」
小売・不動産・都市計画に売れる
【柱❸】広告プラットフォーム
15,300ポート、500万DL
この接点、広告価値めちゃ高いやん
【柱❹】インフラ不可逆性
一度街に根付いたら、もう取り除けへん
鉄道も電気もそうやった
投資家が見てるのは
「シェア握ったら、あとで価格上げれる」
「データとB2Bで稼げるようになる」
「インフラになったら、誰も潰せへん」
実際、2021年に45億円調達した時
投資家は「このまま成長すれば黒字化できそう」って判断した
リピート率上がって、売上も伸びてるから
黒字化の見通しは?
公式発表はないけど、2025〜2026年が分岐点って言われてる
少なくとも特定エリアで単月黒字を実証できるかが勝負
もし黒字化できへんかったら?
買収されるか、追加調達できるかの瀬戸際
でも逆に言えば
「まだ黒字化してへんのに166億円集められる」ってことは
投資家が「インフラになる可能性」に本気で賭けてるってこと
これがビジネスモデル。
価値提供と利益モデルは分けて考えられる。 December 12, 2025
22RP
マンションを買えば、必ず管理費、修繕積立金、固定資産税、都市計画税、駐車場使用料等がかかります。これらを20年払い続けると1000万円を超えます。加えてローン返済と高騰し続ける光熱費。年収400万円、500万円でマンションを買っても苦しむだけなのです。 December 12, 2025
16RP
2025年12月9日午後3時過ぎ
神奈川県 伊勢原市 日向山 にて
火災が発生
5km圏内に
伊勢原大山インターチェンジ計画がある
伊勢原市都市計画で
・広域基幹道路ネットワーク計画がある
・大山地区は観光拠点整備の記載がある https://t.co/hRvhXTEvIW https://t.co/HptJdmTfMm December 12, 2025
15RP
#ふるたに高子 さんとともに、打ち上げ演説🎤
#北村のり子 市議候補のスピーチに続き、ふるたに市長候補は、東久留米の都市宣言を読み上げながら、憲法を語り、市民が主人公の市政のあり方を訴え。素晴らしい。
宮本徹前衆院議員、そしてわたしも応援スピーチ。
私は、おふたりの当選で、補聴器補助の実現と、都市計画道路の見直しの実現性が高まることを話し、党派を超えてのご支持を訴え。一致点を大事にして、共同して政治を変えよう! December 12, 2025
15RP
9/18の瀧波ユカリの赤沢・石破回きっかけで、読み始めた「存在しない女たち」読了。3ヶ月かかったけど、読み終われて良かった。
医療や都市計画、交通システム、公衆衛生など存在しないことにされている女性達。
洪水災害時の女性の死亡率の高さが印象的だった。
多くの人へ届いて欲しい。
#ポリタス https://t.co/wZz2NUFBqc December 12, 2025
14RP
/
G空間情報センターの登録ファイル数が10万件を超えました!
\
https://t.co/uTKQopv2A3
防災・都市計画・インフラ・観光など、多分野で活用できる地理空間データが着実に拡大しています。
これからも “社会に開かれた G空間データ基盤” を目指して進めていきます。 https://t.co/0MXOSTTVeW December 12, 2025
8RP
新しい訳書が出ました! 『火星移住計画』(ロバート・ズブリン著、講談社)です。著者のズブリン氏は宇宙工学者で火星協会の会長。1990年代から火星移住計画を提唱してきたこの分野の第一人者です。
本書は、火星への到達方法から、資源調達、テラフォーミング、住宅・都市計画、社会制度構築に → https://t.co/Y1lFfotUmZ December 12, 2025
7RP
【政府正式答弁】着工前許可、違反すれば停止命令。
【令和7年12月5日受領 / 答弁第86号】
盛土規制法の造成・盛土工事は
「着工前に許可が必須」。
許可を必要とする工事を
許可なく進めた場合は、
工事停止命令・是正命令の対象
と政府が明確に答弁。
一方で、渋谷区のこれまでの説明は、
・解体は許可の対象外
・完成形を見て判断する
という運用で、住民から見ると、
「とりあえず解体や仮設擁壁を先に進め、
許可は後からでいい」
と受け取れる状況でした。
しかし政府ははっきり言っています。
着工前に許可が必要。
許可前の造成行為は“停止命令の対象”。
つまり、
「先に崖を削っておいて、許可はあとでいい」
そんな運用は法律の想定外。
国の答弁と、渋谷区の現場運用。
この差、あまりにも大きすぎませんか?
#富ヶ谷 #富ヶ谷1丁目
#盛土規制法 #渋谷区 #渋谷区長
#モリモト #マンション建設 #違法建設
#行政の透明性 #住民の声 #都市計画
#中高層建築物 #擁壁 #造成 #盛土
#安全な街づくり #行政監視 #建築基準法
#無許可工事 #確認申請前着工 #行政訴訟
#政府見解 #高市早苗 #内閣総理大臣 #政府正式答弁 #答弁書 #答弁 December 12, 2025
7RP
横浜市の都市計画は見栄えの良さ最優先で利用者(通行人や公園利用者)の利便は完全無視という印象。
最近公園内での店舗営業を許す方針に変わったらしいが、どの店も客単価の高い観光客向けの店ばかり。市民のための公園ではない。 https://t.co/cudnuxa4IG December 12, 2025
6RP
名古屋は、歩いていて、じつにつまらない街だ。戦後の復興政策のなかで、トップダウンで道路拡幅の政策が施行され、都市が成立するために必須の複雑さを殺がれてしまった結果が、今の殺伐とした、人の気配が希薄な名古屋の街の姿である。
人と情報が高密度に集積し、自律的なサークルが多様に生成するカオスーこれが都市の定義だとすれば、名古屋は東京や大阪のような意味での都市ではない。名古屋は「外破のベクトルに乗って拡張していく産業地帯の連なり」なのである。
矢部史郎『夢みる名古屋 ユートピア空間の形成史』(現代書館)は、名古屋という「近代都市計画がもっとも徹底された都市」を形成してきた政治、都市計画の経緯を追いつつ、名古屋が、いかに現状のような「ユートピア」(もちろん反語)として秩序立てられてきたかを跡付けていく。
近代化、産業化の要請を受けて、トップダウンで「ユートピア」として秩序立てられるーこのことは何を意味するのか。人々の自然な生活感情、個々の人々の自由や多様性の抑圧である。名古屋は、近代、産業社会のあるべき姿をもっとも理想的な形で実現した街であり、それだけ抑圧的な、歩いていて、また暮らしていて「つまらない」街になった。
都市に暮らすことの自由と生活感情、都市が解放する欲望とは、どんな性質のものなのだろうか。「つまなくない」都市とは、どんな条件を備えた街区なのだろう。
ーそれは、巨大な資本をつかして整備された街区ではない。そんな価値や威信をひけらかそうとする商品化された空間に群がることは、欲望とは言い難い。
欲望とは、もっと細やかなものだ。たとえば、夏の夕涼みに、駅前の広場に友人と落ち合って缶ビールを飲むときの、ほっとする感覚。なんでもない中華料理店に入ったところで客席に構える不愛想な猫に一瞥されたときの、あの体温のあがる感覚。人間のなにげない生活の一場面が、とても愛おしいものと感じられる官能的な時間だ。
こうした細やかな欲望を都市は解放する。
そこにはトップダウンではなく、ボトムアップの秩序が多様に生まれ、相互に並び立ち、またシナジーや闘争を生む。いずれにせよ、そのような人間が人間と絡み合う高密度の集積様態が都市の都市たる所以なのだ。
都市開発は、こうした都市の持つ細やかな襞、その襞に実現する「小さなもの」を破壊していく。
少し長くなるが、私たちが都市を経験することの体験価値がどのようなものなのか、そしてその体験が失われることがいかに離人的な感覚をもたらすのか、という点について書かれた件があるので引用する。
都市が、人間の五感に浮かび上がるとても細やかな媒体であるということが、よくわかる。
ー道路、歩道の拡幅は、人間の知覚を衰弱させる。この空間は、軽度な感覚遮断の状態を生み出すことになる。東京や大阪から名古屋に来た人びとが、発狂しそうな感覚に陥るのは、この空間が与える軽度だが持続的な感覚遮断のためである。
まず損なわれるのは、触覚である。
ここで触覚とは、接触する触覚だけでなく、非接触的な触覚を含む。非接触的な触覚とは、両手を伸ばしてぐるりとまわした範囲、手の届く範囲のなかに、物があると感じることだ。接触はしてはいないけれども、物があると感じるのだ。たとえばバーのカウンターに座って飲んでいるときに、隣の席に見知らぬ人が座っていて、そこで二人は直接に接触することはないのだが、手の届く範囲に人があるという感触をお互いに感じとっている。それは非接触的な触覚だ。私たちが「人と人との触れあい」と言うときの”触れ”は、身体が直接に接触する状態と、直接に接触するのではない状態の両方を含んでいる。その「触れあい」の大部分は、接触するのではない”触れ”である。あるいは、街歩きを楽しむというときの”街に触れる”という表現は、街の建造物を直接べたべた触ってまわるということではなくて、手の届く距離まで接近して非接触的な触感を楽しむということである。街に触れるというのは、この非接触的な触感のなかに身体をひたすことだ。
街を歩くという行為のなかにも、この触覚は働いている。駅構内の通路を歩くとき、曲がり角の壁のコーナーに身体をぶつけないように曲がる。あるいは、コーナーにそっと身体をぶつけながら曲がる。ある種の昆虫類が触角をつかって壁面に触れながら歩くように、人間も、腕や肩や足を触角にして通路を歩く。それは直接に接触する場合もあれば、接触しないで感触を確かめるやりかたもある。そうやって感覚神経に刺激を与えながら、歩くことのリズムを構成しているのである。
こうした触角がもしも遮断されてしまったら人間はどうなるか。これは、かなりきびしい。この感覚は文章では伝えきれないので、ぜひ一度名古屋にきて街を散歩してみてほしい。歩くことが苦痛になる。本当に発狂しそうになる。拡幅された道路が人間にどれほどのダメージを与えるか、身をもって理解することになるだろう。(…)
触角の次にダメージを受けるのは視覚である。
この町では視線が焦点を結ばない。すべてがぼんやりと、ピントの甘い状態になる。ここには、自動車交通の効果が大きく作用している。まず、自動車交通は街の並びを虫食いにする。この虫食いは、都市計画者のあいだで通常使われる”虫食い(スプロール)”とは違う。都市計画用語の”虫食い”とは、開発と未開発が混在するヘテロトピーの状態を指して虫食いと言う(この用法自体がイデオロギー的な悪意を含んだものだが)が、ここで私が言う虫食いはそうではない。駐車場の問題である。名古屋の市街地は駐車場によって細かく浸食されている。建物の並びにスが入っている。この駐車場には、自動車が並んでいる場合もあれば、ガランとした空間になっている場合もある。この蚕食する駐車場空間が、建物を分散・孤立した状態にし、塊を構成できなくしている。
また、店の看板が自動車道路に向けて大型になっていて、人間のサイズから逸脱している。(…)名古屋では、都心部であっても看板が大きい。歩道ではなく車道に向けて看板を設置しているからだ。そうすると、建物を見るときの視点・視軸が分散することになる。視点が虫食いになっているのである。これは気持ち悪い。文章では伝えきれないので、ぜひ名古屋にきて歩いてみてほしい。視界がぼんやりして、もうろうとした感覚になるはずだ。(…)
人間のサイズを逸脱して拡張された空間が、触覚・視覚・聴覚をくるわせる。この空間におかれた者は、軽度だが持続的な感覚遮断の状態におかれる。このことが人間文化にとってどれだけ悪影響を与えるものか、考えてみよう。
この空間は人間の言語能力を低下させる。言語活動というものが、対象を対象化すること、事物に名称を与え、さらに細かく分節化することから始まるのだとすれば、そこでは、対象を捉える感覚器官が十分に働いていることが前提となる。雪原に暮らすイヌイットは、雪の状態を示す言葉を100種類以上持っているというが、そのことは同時に、彼らが雪の状態をこまかく感じとる繊細な感覚を保持していることを意味する。対象物である雪、対象物を感じ取る感覚器官、それを表現する言葉、この三つが循環しながら、言語活動が拡張していくのである。たとえば私のように比較的抽象度の高い概念作業を行う場合であっても、このことは変わらない。具体的な物質を離れて考えることはないし、感覚器官を鈍麻させていては、よい作業はできない。もちろん、抽象度を上げるということは、具体性の次元にべったりはりついていることをやめるということなのだが、だからといって、具体を忘れたところで概念を概念化することもできないのである。(…)
言語活動と物質とは密接に絡み合っていて、このふたつは私たちが考えている以上に近しい。このことをもっともっと丁寧に考えようよ、というのが私の主張だ。 December 12, 2025
6RP
市会定例会が昨日をもって閉会!
一般質問、常任委員会と様々ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!🙇♂️
本日は都市計画審議会、その後は部局とのディスカッション。
議会は閉会されましたが引き続き次年度予算に向けた協議に全力で努めます!
#大阪維新の会
#此花区
#たけち博幸 https://t.co/JWNaKIt2yo December 12, 2025
6RP
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



