この映画よく分かんないんだけど、批判してる人の中に警察の捜査が邪魔された云々言ってる人がいて、それ理由にするんだと思った。

というのも有名なドキュメンタリー映画に「A」というのがあって、劇中で公安の転び公妨が最初から最後まで余す所なく映像で記録されてる。
こんなのも一応警察の捜査なんだが、もちろん監督の森達也さんは公安警察官に「君の転び公妨を使わせて欲しいんだけど？」なんて許可とってないだろうし、なのでブラック・ボックス・ダイアリーズで警察の許可云々言ってるのをみると「？？？」となる。

大体批判性のないドキュメンタリー映画なんてありえないわけで（ヨイショしたいクソみたいなのは別だが）批判先から抗議されたら映しませんとか改変しますとか、それどうなんだと思う。 December 12, 2025

#森達也 監督の初の劇映画「#福田村事件」は、関東大震災後に起きた虐殺事件を描いた傑作で、2023年の私の倭国映画ベストワン作品。
差別、偏見、恐怖心、憎悪、デマ、情報操作、同調圧力、集団心理等が招いた負の歴史を克明に描きながら、SNSの書きこみに踊らされ、罪のない人でも袋叩きに→ https://t.co/Hgh6fHeWBV December 12, 2025

『Black Box Diaries』論争凄いね。。
ここまで論争になった倭国のドキュメンタリー映画って、森達也監督の『A』以来じゃないかってくらい。
私の個人的な感想では、観てよかったって思ってる。 December 12, 2025

A撮影日誌という本の中で当時未成年で小学生だった麻原の子供が、地域の小学校に編入するかという話をオウムの人間と行政と警察で話し合う事があって、そこにちゃっかりカメラを持ち込んで森達也監督が同席してた事がある。

その時行政の担当者は麻原の子供をとても悪魔化して指弾するような物言いだったので、森達也監督はカメラを止めてその役人に抗議したんやけど、その時はちゃんと撮ってない事をプロデューサーと喧嘩になったんやけど、それから20年以上たって京都で死刑に関する映画を上映するという催しがあって、そこにモリタツさんが居たので引き合わせてもらって質問したんですよ。

あのシーン今ならカメラ回しますか？

って。
そしたらモリタツさん「回す」と言うてた、僕もあれは回していいと思ってる。
撮影時にはドキュメンタリーに撮影者が入り込む事の是非に葛藤を感じてたらしい。
でも撮るべきテーマがあるなら、そこに自分を除外するのは僕は無理だと思う。

今回の映画なんて監督が被写体そのもの、テーマそのものなんだから。 December 12, 2025

今日の授業の参考資料（映像）リスト。
メインの題材は映画『A』（森達也監督、1998年）。 https://t.co/8eGVqlFADN December 12, 2025