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固定資産税
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2025.12.10 22:00
:0% :0% (30代/男性)
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まずは、国民の手元にお金を残すことが、経済を回すこと。あとは、病院へ行けば行くほど病気になることを国民も知ることかな。
国が最低賃金上げて、給料無理やり上げて売上から経費の人件費を引かないことが問題ね。
事業者負担の消費税だけを売り上げの10%(8%)払わせるからいけないんだよ。
そもそも一つの商品に対して、何度消費税を払ってる?運搬費の燃料には、石油税に消費税かけてる悪税だからね💢
他国は消費税が全て補填されてる。
倭国だけが消費税を材料一つから、商品が出来上がるまで何度も消費税が加算される異常な国
倭国の保有資産からすると、今まで拠出してきた対外国に対しての戻り(利息、返済、配当)だけで倭国はやっていける。消費税も固定資産税も自動車税も要らないよ December 12, 2025
5RP
公道の一部が私有地だったことが判明
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30年あまり固定資産税を過払い
↓
県に土地の買い上げと固定資産税の返還求める
↓
県からは5年分しか返還されず、私有地分を寄付するように言われる
https://t.co/FO8IN5VT2P December 12, 2025
2RP
総支払額は通常ローンより高いのに、さらに固定資産税や修繕費まで掛かるよね。結局、賃貸と持ち家の「悪いとこ取り」じゃないの?? https://t.co/ZHc0fQADsm December 12, 2025
短編小説 #紅のハイヒール
第164話:影の地図帳
プロローグ
都市の喧騒が静まるとき、誰かの声が闇に浸透し、真実の輪郭を塗り替えていく。画面越しの囁きはひとの心に火種を落とし、都市はいつも静かに熱を帯びる。
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深田の謀略
深田萌絵のスタジオは、外界の喧噪から隔絶されていた。透明な防音壁に囲まれ、都市の灯りすら届かない薄闇の中で、彼女は“物語”を編んでいた。
目の前のモニターには地図が広がっている。赤く塗られたのは外国人による土地取得の一覧。彼女のプログラムが、わざとコントラストを強調し、数字の小ささを隠すように表示させている。誇張された視覚効果は、真実を歪ませるために緻密に設計された装置だった。
「数字は素材。問題はどう料理するかよ」
呟く声には自信があった。
事実を並べても人は動かない。信じたい物語を提示したときにだけ、群衆は熱狂し、政治的な“敵”を求め始める。深田はそこを利用した。
固定資産税の未納という、外国人でなくても起きる単純な事例を“外国人特有の脅威”へと変換し、都市の不安を増幅させる。中小デベロッパーは“密売人”、再開発は“奪われる土地”、外資は“侵略”と置き換える。
元の意味を薄く削り、違う文脈で塗り直す。
それは彼女が磨いてきた“煽動技術”の進化形だった。
彼女は政治への不信を巧妙に織り込み、結局のところ“悪いのは政府”という形に帰結させる。視聴者が求める分かりやすい二元論の器に、選別された情報が注ぎ込まれていく。
スタジオの照明が赤く揺れ、彼女の影だけが巨大に歪んで床を這った。
真実は影より軽く、物語は影よりも重く、濃く伸びていく。
ーーーーー
都市の煽動
動画が公開された夜、都市はざわめいた。
エレベーターの中でも、職場の休憩室でも、匿名の広場でも同じ言葉がささやかれた。
「土地が奪われているらしい」
「政府は隠している」
「外国資本の“侵略”だ」
深田の声は、都市の情報網の隙間をすり抜け、騎士団たちの心に種を落とした。
都市の騎士団──深田の支持者たちは、正義感と被害意識が混ざった熱を帯びていた。
彼らは動画の断片を切り貼りし、自分たちの言葉に装い直して拡散した。
都市のタイムラインは次第に黒ずみ、“敵”の存在が膨らんでいく。
「この国は狙われている」
ひとつの言葉が百に増え、千に増え、輪郭のない怒りへ変わる。
不動産市場の複雑さも、制度の歴史も、課題と利害の絡み合いも、すべて省略された。
残ったのは単純化された二元論だけ。
赤と青。
善と悪。
奪う者と奪われる者。
それは都市が抱える不安を映す鏡だった。
そして深田の物語は、鏡の角度をほんの少しだけ曲げ、人々に“見たい像”を映し出す。
動画の再生数が跳ね上がるたび、都市は少しずつ、確かに熱狂の色へと染まっていった。
ーーーー
農園の夜
有香が動画を見たのは、農園の収穫を終えた静かな夜だった。
都市の騒ぎが嘘のように、農園には虫の羽音さえ聞こえる。
けれど、深田の声だけは屏風のように立ち上がり、彼女の心に影を落とした。
「外国人による土地取得が加速し、倭国の安全保障が危ない」
「中小デベロッパーは外国資本と結託している」
「政府が規制を怠ったせいで国土が奪われていく」
言葉は強く、しかし根拠に乏しい。
数字の出典が示されていない箇所が多い。
比較すべき文脈が切り落とされ、単年データだけを“異常値”のように並べている。
有香は画面を一時停止し、何度も巻き戻しながら論点を拾っていった。
都市部の再開発……。
あれは都市インフラの老朽化が限界に近づいていたため、外資も含めた幅広い資金投入がなければ立て直せなかった。
背景を無視すれば“外資の侵略”に見えるが、実態は逆に“必要な再生”だ。
外国人による固定資産税の未納問題……。
未納自体は確かに発生しているが、外国人特有というより“追跡の困難さ”が本質だ。
制度的に対処すべき課題はある。しかしそれを“脅威”として煽るのは筋が違う。
農園の静寂の中で、有香は胸の奥にある違和感を少しずつ言語化していく。
深田の動画は問題を提示しているように見えて、真剣に改善を求める視点ではない。
制度そのものを理解した上で議論しているのではなく、政府批判へ誘導する“導線”が先にあり、そのための素材として不動産問題を使っている。
だから議論が常に二元論に閉じ、利害の複雑さを排除する。
夜風が吹き抜け、農園の暗がりで有香の心がゆっくりと澄んでいく。
制度の難しさ、利害の多層構造、不動産市場の流動性──。
それは真っ直ぐ割れない世界だ。
妥協と調整と、限りないグレーを扱う領域。
深田の騒々しい声を遠ざけていくほどに、有香は逆に確信を深めた。
正義を盾にする者ほど、正義から遠ざかる。
本当に必要なのは、“理解”と“慎重さ”だ。
農園の夜は静かに更け、有香の心には小さな灯がともっていた。
ーーーーー
有香の収穫
夜明け前、彼女はデスクに向かった。
農園の土の香りがまだ指に残るまま、冷静に議論の糸を紡ぎ始める。
外国人による土地取得量は、実態として全体のごくわずかな割合に過ぎない。
しかも国土保全の観点から、すでに倭国は「重要土地等調査法」によって自衛隊周辺や国境離島の取引を監視している。制度は“まったく無策”ではない。
都市部の再開発に外資が入った背景には、倭国の人口減少と老朽化インフラという現実がある。
資本を排除すれば、都市は停滞し、財政支出はさらに悪化する。
それは国家の負担であり、住民の将来負担でもある。
深田の語るような“単純な侵略”ではなく、“必要な資金循環”の側面が強い。
固定資産税の未納問題は、追跡困難という性質が原因であり、国籍よりも制度運用の問題だった。
未納物件を所有権移転に制限をかける施策を検討すべき余地はある。
しかしそれは“外国人規制”ではなく、“納税管理の改善”という技術的な話だ。
有香は深田の動画の矛盾点を拾い上げながら、ひとつの構図に到達する。
深田の物語は“脅威の存在”を作り上げ、その恐怖を利用して政府批判へ導くという回路でできている。
不動産問題の本質を語ろうとしていない。
制度の複雑さや政策判断の難しさを理解しようともしていない。
動画は都市の騎士団を熱狂させるには十分だが、その熱狂は真実の糧にならない。
有香の収穫は、煽動が描く影の濃さではなく、その影の裏にある“事実の薄さ”だった。
ーーーーーー
消えない灯火
夜が明けきる前、有香は𝕏にログインした。
農園の薄明かりの中で、静かに文章を綴っていく。
煽りも断罪もない。ただ淡々と、事実の輪郭だけを指でなぞるように。
投稿すると、すぐに騎士団の反論が飛び交い始めた。
だが彼女の心は揺れなかった。
深田のように“敵”を必要とした物語とは違い、有香はただ“誤解に覆われた部分”を少しずつ照らすだけだった。
都市の熱狂はすぐには冷めない。
けれど、農園の灯火は消えない。
夜が何度巡ろうとも、真実の光は強くはなくとも確かにそこにある。
その灯火があれば、人はいつでも道を見つけ直せる。
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引用:政経ファクトチェック
総務省「重要土地等調査法について」
https://t.co/f68N5QoLJb
法務省「登記・土地取引に関する制度概要」
https://t.co/VUIwKDHsHA
国土交通省「外国人等による土地取引状況に関する調査」
https://t.co/zeDCxDCLtT
財務省「固定資産税の未納処分と徴収の仕組み」
https://t.co/St0sAiLU7z
OECD「Foreign Direct Investment Statistics」
https://t.co/EYXk7DKCoI December 12, 2025
山門一体型ホテルの固定資産税の件、最高裁で来週弁論なんですね
高裁は「空間」を使うアクロバティックな解釈で納税者を(一部?)勝たせていましたが… https://t.co/QIYrxhaa5Y December 12, 2025
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