おおかみこどもの雨と雪 映画
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2025.11.28 12:00
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観た人が駄目というのは分かる(自分も細田守はおおかみこども〜が全く合わず酷い出来の駄作だと思ってる)
でも最近の観てもない、やってもない人が「これは叩いていいやつ」と叩くのは行き過ぎてると思う
「アサクリシャドウズ」の時もそう
シリーズ1作もやってないであろう知識の人が叩いてた https://t.co/OTxVP4tute November 11, 2025
「時をかける少女」を学生時代に見て、エンドロール終わって隣にいたオタ友とがっちり握手した思い出がある。初めて映画館で二度見た作品だった。サマーウォーズもちょこちょこジェンダーや家族観に「ん?」とはなるけど、全体に強く面白かった。
おおかみこどもはもう架空の社会、架空の家庭すぎて無理だった。未来のミライは架空の家庭、架空の育児…もういいですね。バケモノの子は役所広司さんらのパワフルパワーで何とかなった。ごちゃごちゃはしていたけど、サマーウォーズのような現代倭国×架空世界で織りなす青春のさわやかさがあった。
で、「竜とそばかすの姫」である。まあさんざんイジられているのでクライマックスのシーケンスなどなどはいいのだけど、これら全体に言えるのは細田監督の「現実エアプ感」が問題であるということ。細田監督に見えている現実は、我々が生きている現代倭国の社会や家庭とはかなり、いやだいぶズレている。なので、個人の選択で「そうはならんやろ」「それで感動はしないやろ」が頻発する。
例えばバケモノの子で瀕死になった熊徹の選択は、「えっそれでいいの?」「自殺じゃないそれ?」とモヤモヤする。主人公に大事なことを教えるのと、生体を永久に失うことが釣り合っていないからだ。でもそれは細田世界では感動ということにまとまる。竜とそば…いやもうやめておこう。
とまあ私も「騙されているなあ」と思っているひとりで、受忍限度を超えて今作は見に行っていない。同時に、SNSの評判をみていて昏い「ざまあ」感を共有している一人でもある。こういう感情が多くの人に共有されていて、実際「スカーレット」が駄作だったかどうかと直接関係なく、興行収入の大失敗につながったんだと思う。
「爆弾」も「国宝」も二時間を大きく超える作品だけど、興奮しっぱなしだった。アニメだけでなく面白い邦画はたくさんあるし、ちゃんと口コミでヒットする。スカーレットが本当は面白い作品だったら、ちゃんとあとからヒットするのだろう。そしたら見に行くかもしれないな、と思う。そしてそうではないだろう、という昏い期待を持っている。これもまたエンタメのひとつなのかもしれない。 November 11, 2025
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