今日は『糖化の日』。

糖化は体内のタンパク質や脂質が余分な糖と結びつき、細胞や組織が劣化する現象で、「体のコゲ」とも呼ばれます。

この反応でAGEs（終末糖化産物）という老化物質が生成され、シミ・シワ、動脈硬化、白内障、アルツハイマー病、糖尿病など、様々な老化現象や生活習慣病のリスクを高めます。

空腹時に甘いモノやパンなどの炭水化物をドカッと食べて急激に血糖値を上昇させたり、日頃からのドカ食いなどがまず避けれることです！

いいですか。
空腹時の甘いモノやパン、お米などは避ける。
普段からドカ食いは避ける。

これだけで老化も生活習慣病の予防も少し出来るかもです。
#糖化の日 December 12, 2025

「タンパク質の立体構造を安定化させる作用を持つアルギニンが、アミロイドβの凝集も抑制する可能性について検討を行った」

「アルギニン」にアルツハイマー病の治療効果、モデル動物で確認－近畿大 - QLifePro 医療ニュース https://t.co/HUYErYo8YC December 12, 2025

解答・解説

【解説】
本例の中心症状は「歩行障害」「転倒」「情動失禁」であり、これは血管性認知症、とくに皮質下病変で典型的にみられる症状に合致する。一方アルツハイマー型認知症では初期は記憶障害が主体で、歩行障害は前景に出にくい。そのため最も考えにくいのはアルツハイマー型認知症である。

【各選択肢の根拠】
1. 血管性認知症：歩行障害・情動失禁が早期にみられる（12th-8）。
2. 皮質下血管性認知症：男性に多い・高血圧が危険因子・歩行障害が特徴（11th-7）。
3. アルツハイマー型認知症：初期は近時記憶障害中心で歩行障害は目立たない（12th-48）。
4. 仮性球麻痺：血管性病変で生じやすく、症例の情動失禁と一致（16th-42）。
5. 症状性歩行障害：皮質下性病変で典型的、症例と一致（11th-7）。

【作問意図】
・血管性認知症とアルツハイマー型認知症という2つの異なるカテゴリの特徴を統合し、臨床的鑑別能力を問うため
・症状の出現順序と優勢症状に基づく診断の考え方を評価するため

【関連して学ぶべき知識】
・アルツハイマー病：海馬萎縮、近時記憶障害、取り繕い反応（12th-48）
・血管性認知症：仮性球麻痺、情動失禁、歩行障害が早期からみられる（12th-8,16th-42）

正解：3. アルツハイマー型認知症 December 12, 2025