光瀬龍「百億の昼と千億の夜」（ハヤカワ文庫）読了
小学生の頃に初めてコミカライズを読んだ時は、壮大な時空と「人間に虚無と滅亡を促す神」という設定に衝撃を受けた
いま読むと、ラストに登場する「超越者なのに傍観者」だった転輪王に軍国少年だった著者の天皇への想いを感じてしまう（続く） https://t.co/3hLrGjzv8u December 12, 2025

光瀬龍「百億の昼と千億の夜」（ハヤカワ文庫）読了
小学生の頃に初めてコミカライズを読んだ時は、壮大な時空と「人間に虚無と滅亡を促す神」という設定に衝撃を受けた
いま読むと、ラストに登場する「超越者なのに傍観者」たる転輪王には軍国少年だった著者の天皇への想いを感じてしまう（続く） https://t.co/CCE3uA181z December 12, 2025

（承前）舌を巻くのは未来の都市や機械の描写
コミカライズを読んでいれば絵が思い出せるけど、光瀬龍は何もないところからこの映像を思い浮かべて書き上げたわけで、ちょっと信じ難いものがある。彼の頭の中はどうなってたんだろう（続く） December 12, 2025

（承前）今回原作を読んでコミカライズでの改変が分かったけど（そもそもシーンが追加されてたりする）、物語自体はコミカライズの方が面白いと思う
光瀬龍は「萩尾さんは萩尾さんのやりかたで原作を完全にわがものにし、乗り越えたと思う」と言ってたそうだけど、本当のところはどう思ってたのか… https://t.co/NydDCkhfPZ December 12, 2025