保育器 トレンド
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2025.11.27 23:00
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*サーミフ・アフマド記者の投稿
サマという、シファ病院が襲撃された日に行方不明になった三つ子の一人の捜索は、2年たった今も続いている。
マフムードとアビールの夫妻にとって人生で最もつらい瞬間は、2023年9月10日に訪れた。イスラエル軍に包囲されたシファ病院を生まれたばかりの娘サマを残して去らなければならなかったのだ。そのとき二人は未熟児の保育器から娘を出し、ほぼ確実に死なせるか、それとも運を天に任せ娘を置き去りにするかの選択を迫られた。
12年におよぶ不妊治療が実を結び、サマ、サバ、イスラムの三つ子が生まれたのは、シファ病院が襲撃されるわずか1日前だった。
その日からサマは行方不明だ。二人の心は3分の1が欠けたままになっている。母親はサマをひと目見ることもかなわなかった。2年間探し続けるあいだ、20人の未熟児のその後についてさまざまな話が流布した。脱水でみんな死んだという者もあれば、エジプトや近隣諸国に移送されたという者もいたし、親切な家族が迎え入れたという人もいた。
今日までアブ=イスラム(イスラムの父)は、再会できる希望にすがり、おもちゃや服を3人分買い続けている。
「あの子がどうなったか知りたいだけなんです。
もし殉教したのなら、他の亡くなった人たちと大切さは変わりません。でももし生きているなら…あの子は私の娘、私の命です。
あの子を抱いて謝りたい。『どうしようもなかったんだ…おまえを助けてやれなかったんだ』と言って」
#ガザ翻訳
画像:(左)シファ病院と破壊された救急車。
(右)三つ子のうち二人をそれぞれ抱くマフムードさんとアビールさん。 November 11, 2025
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