長野誠史 スポーツ
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2025.11.10〜(46週)
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今節はアルティーリ千葉 vs シーホース三河の解説で現地入りします。簡単に事前の見どころをまとめました(敬称略)。水曜のゲームは両チームともチェック済みで、さらに数試合を見てから本番に臨む予定です。
まずホームのアルティーリ千葉ですが、オールコートから仕掛けて相手のミスやタフショットを誘い、リバウンドを確実に押さえてボールプッシュにつなげるのが一つの強みです。その上で、レマニスHCの代名詞でもある「フローオフェンス」、人とボールを止めずにサイドチェンジを織り交ぜながら崩していくスタイルが特徴です。
ボールが詰まった場面では、ハンドラーにボールを託してビッグマンとのピック&ロールへ持ち込み、基本的にはインサイドでの合わせを主体にオフェンスを展開します。水曜の試合ではチームの要である前田怜緒、木田貴明が不在で、今節も欠場となる場合はローテーションがタイトになり厳しい状況が予想されます。そのなかで、チームのコントローラーである杉本慶はもちろん、途中出場から流れを変える力があり直近の試合で好調な黒川虎徹の活躍が非常に重要になってきます。また、前回4本の3Pを沈めた大塚裕土の得点力も今節不可欠でしょう。
一方の三河も、"フローオフェンス"と名称こそ付けてはいないものの同じく人とボールがよく動くモーションオフェンスをベースにした非常に組織的なチームです。アグレッシブなディフェンスから素早いトランジション、そこからクイックネスのあるガード陣によるボールプッシュは大きな脅威です。サイズのあるラインナップを持ちながらも、スターターはあえてサイズを落とし、機動力や戦術理解度を重視したメンバーで入ってきているところにリッチマンHCの意図や信頼が見えます。
オフェンス面では、ダバンテ・ガードナーというリーグ屈指のスコアラーが起点となり、倭国人選手では西田優大が一枚抜けた存在感を放っています。さらに、長野誠史・久保田義章のスピードとゲームコントロール、須田侑太郎・角野亮伍のシュート力や多彩なスコアリングなど、各ポジションに個の能力の高い選手が揃っており、まったく隙のないロスターと言えます。
両チームのスタイルは比較的似ているものの、大きな違いは外国籍選手のタイプであり、その結果として最終的なフィニッシュの形が異なります。三河はガードナーを筆頭に、レイマン、ケネディ、ホワイトと、外国籍・帰化選手が全員3Pを狙うことができ、4アウト、時には5アウト気味に広がることもあります。その分、小さな選手のバックカットやバスケットへのアタックも生まれやすい構造です。ガードナー、レイマン、ケネディは外から個の力で1on1を仕掛けることも出来ます。対するA千葉の外国籍は徹底したチームバスケタイプで、インサイドでの合わせやリム周りのフィニッシュが中心、かつ外から1on1を仕掛けるタイプもいません。
3P試投数で見ると、A千葉が平均20.8本に対し、三河は約30.2本。この約10本の差は両チームのスタイルの違いを端的に表しており、試合展開にも大きく影響してくるポイントです。その代わり、サイズ面ではA千葉が優位に立てる時間帯もあり、DFリバウンドとペイントの守りでどこまで三河の外角攻勢に耐えられるかが鍵になります。ガードナーはインサイドでのフィジカルに加え、アウトサイドの確率も非常に高い“超高効率”なスコアラーで、この試合でも最も異質であり、かつA千葉にとっては最も警戒すべき存在と言っていいでしょう。1on1では守り切ることが非常に困難なため、いかにチームディフェンスで対応するかが問われます。
また、三河はBOBやSOB(スローインからのセット)もよく練られているチームで、水曜の試合でもそこからの得点が見られました。A千葉もスカウティングを得意とするチームですから、三河の多彩なオフェンスパターンをどこまでプラン通りに守り切れるかもポイントに。
フローオフェンス(≒モーションオフェンス)という共通項を持ちつつ、外国籍のタイプと3Pボリュームの違い、そしてガードナーを中心とした三河の外角+ペイントの攻撃に対し、A千葉がサイズと守備でどう対抗するか――このあたりが今節の大きな見どころになると思います。 November 11, 2025
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今節はアルティーリ千葉 vs シーホース三河の解説で現地入りします。簡単に事前の見どころをまとめました(敬称略)。水曜のゲームは両チームともチェック済みで、さらに数試合を見てから本番に臨む予定です。
まずホームのアルティーリ千葉ですが、オールコートから仕掛けて相手のミスやタフショットを誘い、リバウンドを確実に押さえてボールプッシュにつなげるのが一つの強みです。その上で、レマニスHCの代名詞でもある「フローオフェンス」、人とボールを止めずにサイドチェンジを織り交ぜながら崩していくスタイルが特徴です。
ボールが詰まった場面では、ハンドラーにボールを託してビッグマンとのピック&ロールへ持ち込み、基本的にはインサイドでの合わせを主体にオフェンスを展開します。水曜の試合ではチームの要である前田怜緒、木田貴明が不在で、今節も欠場となる場合はローテーションがタイトになり厳しい状況が予想されます。そのなかで、チームのコントローラーである杉本慶はもちろん、途中出場から流れを変える力があり直近の試合で好調な黒川虎徹の活躍が非常に重要になってきます。また、前回4本の3Pを沈めた大塚裕土の得点力も今節不可欠でしょう。
一方の三河も、"フローオフェンス"と名称こそ付けてはいないものの同じく人とボールがよく動くモーションオフェンスをベースにした非常に組織的なチームです。アグレッシブなディフェンスから素早いトランジション、そこからクイックネスのあるガード陣によるボールプッシュは大きな脅威です。サイズのあるラインナップを持ちながらも、スターターはあえてサイズを落とし、機動力や戦術理解度を重視したメンバーで入ってきているところにリッチマンHCの意図や信頼が見えます。
オフェンス面では、ダバンテ・ガードナーというリーグ屈指のスコアラーが起点となり、倭国人選手では西田優大が一枚抜けた存在感を放っています。さらに、長野誠史・久保田義章のスピードとゲームコントロール、須田侑太郎・角野亮伍のシュート力や多彩なスコアリングなど、各ポジションに個の能力の高い選手が揃っており、まったく隙のないロスターと言えます。
両チームのスタイルは比較的似ているものの、大きな違いは外国籍選手のタイプであり、その結果として最終的なフィニッシュの形が異なります。三河はガードナーを筆頭に、レイマン、ケネディ、ホワイトと、外国籍・帰化選手が全員3Pを狙うことができ、4アウト、時には5アウト気味に広がることもあります。その分、小さな選手のバックカットやバスケットへのアタックも生まれやすい構造です。ガードナー、レイマン、ケネディは外から個の力で1on1を仕掛けることも出来ます。対するアルティーリ千葉の外国籍は徹底したチームバスケタイプで、インサイドでの合わせやリム周りのフィニッシュが中心、かつ外から1on1を仕掛けるタイプもいません。
3P試投数で見ると、A千葉が平均20.8本に対し、三河は約30.2本。この約10本の差は両チームのスタイルの違いを端的に表しており、試合展開にも大きく影響してくるポイントです。その代わり、サイズ面ではA千葉が優位に立てる時間帯もあり、DFリバウンドとペイントの守りでどこまで三河の外角攻勢に耐えられるかが鍵になります。ガードナーはインサイドでのフィジカルに加え、アウトサイドの確率も非常に高い“超高効率”なスコアラーで、この試合でも最も異質であり、かつA千葉にとっては最も警戒すべき存在と言っていいでしょう。1on1では守り切ることが非常に困難なため、いかにチームディフェンスで対応するかが問われます。
また、三河はBOBやSOB(スローインからのセット)もよく練られているチームで、水曜の試合でもそこからの得点が見られました。A千葉もスカウティングを得意とするチームですから、三河の多彩なオフェンスパターンをどこまでプラン通りに守り切れるかもポイントに。
フローオフェンス(≒モーションオフェンス)という共通項を持ちつつ、外国籍のタイプと3Pボリュームの違い、そしてガードナーを中心とした三河の外角+ペイントの攻撃に対し、A千葉がサイズと守備でどう対抗するか――このあたりが今節の大きな見どころになると思います。 November 11, 2025
4RP
定期的に聴きたくなる上手さ。
うちの長野も太鼓で参戦しよう!
#シーホース三河
#長野誠史
#茨城ロボッツ
#大庭圭太郎 選手 https://t.co/0SaDEBw9c3 November 11, 2025
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