今更だけど今年の阪神の選手の名場面を振り返る

【６人目/40人】背番号20　ジョン・デュプランティエ
～三振の山を築いた頭脳派神助っ人～

最速157kmの直球と大きく縦に割れるナックルカーブを武器に三振の山を築く助っ人投手。彼はアメリカの名門大学であるライス大学を卒業した頭脳派。配球の技術も優れていた。
　彼は何といっても奪三振率がすごい。一時はセリーグの奪三振数ランキングトップだった。その良さが最大限に発揮できた試合として6/19のロッテ戦。6者連続を含む12奪三振の快投。最後も三振に切って取りプロ初完投初完封。7/5のDeNA戦でも完封勝利を挙げており、前半戦はまさに「神助っ人」と呼ばれる活躍を見せた。
　ところが、8/18に下肢の張りで登録抹消。復帰となった倭国シリーズでは２回途中７失点大炎上と、１年を通してファンの期待に応えることはできなかった。
　来年こそは１年通してローテを守ってほしいとファンは願っていただろう。ところが阪神は今年、支配下で名簿登録されていた外国人全選手を自由契約に。ソフトバンクが獲得調査を行っていることから、残留の可能性は低い。デュプランティエはたびたびInstagramで阪神関連の投稿をしていたことから彼は阪神のことが大好きだったのだろう。まだ去就ははっきりとしていないので、阪神の残留を静かに願うだけだ。

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#阪神タイガース
#名場面 December 12, 2025