ベルカ トレンド
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2025.11.24〜(48週)
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今日は‼️スタジオベルカさんで‼️モニター撮影でした🙌✨桃源暗鬼の鬼國隊等々力颯でした✌️✨いろんなジャンルのレイヤーさんとご一緒できてめちゃくちゃ楽しかった🤩💕カメラマンさんに最推し撮ってもらえて幸せ〜🥰 https://t.co/e1obcHaEts https://t.co/z4PZ2KVMb6 December 12, 2025
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『この戦さが終わった時、トロアを戦功第一として天下に公表します』
「……なに?」
『危険を冒し、戦さの帰趨を決める情報を持ち帰ったトロアを、論功行賞の場で第一に推します。それが“目に見えない報酬”です』
『そして…そうなれば宮廷も、トロアに“目に見える形の報酬”を考えざるを得なくなるでしょう』
ちょっと待て──アスターは思わず左手で額を押さえ、右手を突き出した。
「東部で実際に戦ったカルファ大公家――アルベルトではなく、裏方のトロアを、闇仕事の俺を、“戦功第一”に据えるというのか!?」
アスターが驚くのも無理はない。
この時代
戦功として評価されるのは、陥した城。斃した将。
評されるのは、先駆け、一番槍、一番乗りといった華やかな武功者のみ。
「敵軍の位置を知らせた」などの“情報”を提供した者が行賞されたことはない──どころか論功の口にすらのぼらない。
知らせたその場で幾ばくかの金銀を与えられ、それで終わり。
その名が公表されることも、記録に残ることすら、ない。
そんな価値観の時代に──
ベルカは“情報を最も高い価値として扱う”と言っているのだ。
“情報提供を戦功として評する”と。
しかも満天下に知らしめると。
アスターは、我知らず体が震えてくるのを抑えられなかった。
この衝撃は、この時代のアスターの境遇に立たなくては分からない。
この時代の常識を生きる者にとって、ベルカの言葉はまさしく雷鳴のような衝撃だった。
己や配下をどれほど鍛え、どれほど確実に任務や依頼を果たしても、いや──こなせばこなすほど疎まれ、遠ざけられてきた。
失敗すれば路傍の骸になり、成功すれば忌避される。
それが“トロアの影”だった。
大声あげて大剣を振り回すだけの犬武者どもめ、誰のおかげで表舞台に立てると思っている。
我らが人知れず命を削り、血を流してきたからではないか──
そう唾を吐いてみても、犬武者は陽の当たる騎士として讃えられ、“影”は文字どおり影としてしか存在を許されなかった。
―しょせん、人は過去からしか今を見ないもの―
ならばそれでいい。黒薔薇はただ一輪、夜に咲き誇ってやる――そう思い、生きてきた。
それをこの皇女は──
影の仕事こそ尊いと言い
情報こそ戦さを制すと示し
それを天下に知らしめると……そう言っている。
アスターは思った。
論功行賞で認められなくともいい、と。
いや、おそらく認められないだろうと。
それでも、いい。
この世で、ひとりでもいい。
認め、理解する者があるならば。
それが── ベルカであるのならば。
震えを抑えながら、アスターは思う。
(ベルカの本心を……知りたい)
母に手を伸ばす赤子のように――だが真剣に、アスターは、尋ねた。
↓続 December 12, 2025
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「お前は、敵の恐慌の元凶が“暴王”だとしても、手を出すな、その情報だけを届けろと、そう言ったな」
『言いました。暗殺などで、あなたの手を汚したく――』
「お前はッ!!」
アスターは再び掌を、剣のようにベルカへ突きつけた。
言葉を遮るためでない。
――この手を見ろ、と言わんばかりに。
「お前は本気でそう思っているのか。俺の手をこれ以上汚したくないと? トロア家の歴史を知ってなお、そう思えるのか? だとしたら!」
「……だとしたらベルカ、お前は皇女に値せん」──俺の妻にも。
「僧院から出てくるな。ずっと神に祈っていろ」
ベルカは清濁あわせ呑むのではなく、清い水―光―だけを見ている。
それでは政治はできない。
そして闇を知らぬ者にトロアの相手も務まらん。
アスターが右手を戻そうとした時――
『私が皇女に値するか否か。それを決めるのはあなたではありません。民の方々です。アスター』
突きをかわさず、受け流すようなベルカの声。そして
『むしろアスター。その“注意力”ではあなたの方が向いていないのではありませんか?
――暗殺集団トロアの当主など』
真っすぐ突き出されたアスターの“剣”を、ベルカの“剣”がそっと下から受け上げた。
そして押し返す。
つばぜり合いが始まった。
「なんだと?」
『私は、“あなたの手を汚したくない”と言ったのです。
”これ以上汚したくない“とは、言っていません』
「同じことではないか」
『違います。これ以上も、これ以下もなく──
アスター。あなたの手は、汚れていません』
「──ッ!!」
『あなたがトロアを継いで以来、諸侯には不審死も失踪も起きていません。一件も。
神官にも、大商人にも、です。その代わり――』
『宮廷の機密、騎士団の内情、司教選の動向……情報漏洩は著しく増えました。これは偶然でしょうか?』
「……なにが言いたい」
『アスター……
あなたは、やめたいのではありませんか?
”暗殺“というトロアの生業を。
変えたいのではありませんか?
トロアを“刺客の集団”から“情報の集団”へと』
──ッ!?
ベルカの両手が伸び、突き出されたアスターの掌をそっと包んだ。
『あなたのこの手は――汚れていません。
出てくるのです、アスター。表舞台に。
あなたが出してあげるのです。トロアを、日の下に』
つばぜり合いから飛びのくように、アスターはその手を引いた。
そして自分の掌をじっと見つめる。
やがて――
アスターはすべての力を剣に込め、最後の一撃をベルカに放った。
それは
慟哭に、似ていた。
↓続 December 12, 2025
2RP
これは……どういうことだ。
茶は冷めきっていたはずだ。事実、湯気も立たない。
なのに──
口中で感じる、この“熱さ”はなんだ。
胃の腑から、いや、胸の奥から広がるこの熱は。
これではまるで──
火酒だ。
『熱い……? お茶が、ですか?』
「ああ……熱い。
体の芯が燃えるようだ。なんだこれは。
これがお前の、ベルカの――決意か!」
(受け取ってしまった……受け、取れた)
アスターはある予感を覚え、左手で両目を覆った。
「目を瞑れ、ベルカ。そして心の中で10数えろ」
『目を? 10を?』
「いいから! 10数えるまで絶対開けるなよ? 俺を見るな。
見たら……許さんからな」
ずいぶんかわいい命令ですこと――
ベルカは素直に目を閉じた。
ベルカの気配の静まると
部屋の空気が微かに、揺らいだ。
アスターの左手の隙間から
涙が一筋、そして二筋、頬を伝い落ちた。
(なんてことだ。涙まで……熱い)
それは
アスターが生まれて初めて知る、
熱く、そして甘い涙だった。
(ちくしょう……体が溶けるみたいだ。
泣くのがこんなに――気持ちいいなんて)
『アスター』
「目を開けるな!まだ10、経ってないだろ!」
『見てません!……でも、いいですか?』
「なんだ?」
『あなたがいま、冷めたお茶を“熱い”と感じたのなら』
『それは、私の“決意”がそうさせたのではないと……思うのです』
「では……なんだ?」
『アスターの中にある“火”が──“光”が、
外に出たいと、見つけて欲しいと……目を覚ましたのです。
あなた自身の“熱さ”なのです……きっと』
(俺の中の──光)
認めたくない。
だが否定も……できないアスターだった。
「もう、目を開けていいぞ」
左手で涙をぬぐい、アスターは声を静かに言った。
その表情には、いつもの冷静さとわずかな余裕が戻っている。
だがベルカの目には
その皮肉さは影を潜め、この日いちばん穏やかに映っていた。
アスターは立ち上がり、胸に手をあて深々と礼をとった。
「受けましょう。いや、皇女殿下の直々の命──謹んでお受けいたします」
『アスター!』
「トロアが受けましたからは、以後、御心安らかに。吉報をお待ちあれ。……報酬の件はお忘れなく」
『ありがとうございます、アスター!』
と、その時。
――?
アスターは、眉をわずかに曇らせた。
おそらく無意識の動作なのだろう。
ベルカが、両手を差し出している。
掌を上に向け、まるで──
大切な“何か”を載せて、そっと差し出すように。
自然とアスターの視線は、その掌に吸い寄せられた。すると……
なん、だ──?
アスターの目に、“それ”はぼんやりと浮かびあがり、
次の瞬間、眩いひとつの光となった。
なんてまぶしく……なんてあたたかい光だ。
これがベルカの──
まごころか。
アスターは恐る恐る右手をのばす。
ベルカの掌へ。光へ。まごころへ。
だが
その震える指先が光に触れようとした寸前
アスターは拳を握りしめ、引き戻した。
(俺は……闇のままでいい。
光には影が、添わねばならん)
その思いを宣言するように、アスターは言った。
↓続 December 12, 2025
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「少し……質問させてくれ。いや、二つだけでいい。虚心に問う。だからお前も正直に答えろ――答えてくれ、ベルカ」
どうぞ。まっすぐにアスターを見つめるベルカ。
その表情は、陣頭に立ち、今まさに号令を発しようとする将のそれだった。
「覚えているか? 今回の仕事の内容を俺が言い当てた時、お前は“なぜ知っているのか”と驚いたな。
俺は“侍女の誰かが盗み聞きしたのだろう”と言った。するとお前は――『まさか、そんな』と呟いた」
『はい。たしかにそう言いました。まさかあの方が、と』
「その時お前の頭に浮かんでいたのは誰だ?誰を疑った?」
『……大公。アルベルト叔父さまです』
「なに!侍女達ではないのか!?」
『侍女の方々を? まったく考えませんでした』
当事者であるアルベルトが、あの時点でトロアに知らせるはずがない。
だからこそもっとも自然な線として“侍女の仕業”にベルカの意識を誘導したのだ。
それを考えもしなかった、だと?
「……なぜ“アルベルトが”と思った?侍女の誰かが聞いていた、もしくはトロアの間者だと思うのが普通だろう」
『アスター。人間にはその気がなくても“うっかり”があります。これは責めても仕方ありません。人間ですもの。
アルベルトさまが“うっかり”誰かに相談した。口を滑らせた。
それとも、この私がどこかで独り言ででも言っていたのでは?そう思ったのです。ですが――』
『侍女の方々が“故意に”盗み聞きするとは思えません。私はそれを信じません』
「信、か。おめでたいなベルカ。だが、それではいつか寝首をかかれるぞ」
『かまいません』
「なに?」
『信じることを恐れるくらいなら──私は皇女などやめます』
──ッ!
「それは……侍女だけをか?
自分の身内は信じて疑わないということか?
それとも――」
“俺のこともか”
アスターが言外にこめた思い。
それは“祈り”に似ていた。
『すべての人を、です。人の心を信じます。
皇女とは、疑心の湖上にひとり立つことはできません。
“信”という大地が必要なのです。少なくとも、私には』
アスターは口を閉じた。
今の言葉は、本来なら帝国を総べる者が軽々しく口にしていいものではない。
そんな弱さ、甘さを見せれば、つけいられる。
だが
ベルカの”信“に触れた者は、つけいるどころか──駆け寄り、支えたくなるのではないか?
(まだだ……まだ信ぜぬぞ俺は。人の光なぞ信じられるか。)
「ふん。まったくもってめでたいな皇女。
では、もう一つの質問だ。
――いいか?」
『どうぞ』
短い。
ただの二言。
だが、そのやりとりの奥で、二人はもう──命を、自分をかけている。
“いいか”
”どうぞ“
その二言の間に、剣が抜かれた。
アスターは構えた。同じくベルカも。
分かっている。今から、自分たちは――
言葉で、心で、斬り結ぶのだ、と。
↓続 December 12, 2025
1RP
ACE COMBAT ZERO、半日経ったので裏話
公式設定で、ベルカは経済が困窮した際オーシアに土地を売りましたが、調査技術が未発達なベルカを騙して資源のある土地を、資源が無いと安値で買い叩きました。これがベルカ戦争の原因の一つで、実はオーシアもかなり悪い事やってたりします。 December 12, 2025
個人的に火の神フラン、これが今人の祖なのだろうと考えているというか、古い時代ダークソウルは全て儀式により輪の都の王や住人達に移されていたはずで、それ故にダークソウルを持たない神の世界の住人達では出現した深淵の存在に抗うことが出来なかったともあった訳で
その時に使節団により派遣された強いダークソウルを持っていたであろう武器の真の力も発揮できる、そんな深淵を屠った英雄がフランだったのだろうというか、滅びかけた国を救った英雄とグウィネヴィアが恋に落ちたのも想像に難くない訳で、人の側では恐れ多かったはずだから好いたはおそらくグウィネヴィアの方ではないかなと、或いはその力欲しさの打算もあったのか、竜同様に婚姻により神族に加えられたのが火の神フランというか、だから人間性は尊さ、高貴さだとも表現されていたというか、つまりロンドールのようなベルカのサイドからしてもそれは本来王族の血筋っていう、まぁその間に生まれた子供達が後の世にダークソウルが広まる、不死の使命のように貴族に多かったというつまり不死が出現する原因にもなってしまっていたっていう、ここでもトラブルメーカーというのか🫠笑 December 12, 2025
エレイン嬢の二つ名は何とか形になりましたが、セットで意味を持たせたいベルカさんが決まらん……漢字だけで読み方未了でも出すべきでしょうか。
そもそもタイムアップなら、大人しくリフォメーションします。 December 12, 2025
@toyou_andforme 忍びは人格否定して破壊してますからね😢お辛い過去の中ベルカ様との邂逅が本当に光だったんでしょう✨
私も風魔の小次郎ファンですぞ⚔️
車田作品らしい忍者バトル漫画(笑)
押しは霧風でした😊小竜と項羽兄弟も好き🪽
あと、ファイブスター物語に出て来る忍者(密偵)さん達もお気に入りです🥷 December 12, 2025
@fuse96045 ふせねこさんこんなによく読んでくださってありがとうございます(˃̣̣̥ ︿ ˂̣̣̥)
お言葉から、ベルカやアスターが生きて内面の揺れや緊張や赦しや救いをちゃんと伝える事ができたんだなって。受け取ってもらえたって(˃̣̣̥ ︿ ˂̣̣̥)
長くなるのが不安だったけどこのお言葉で書いてよかったって思えました December 12, 2025
@DemensionalRobo なんとなくレブナントナイトの時の魔法より槍が似合う感じがするんですよねぇ…
それでもって、謎に布が少ないのに重装ユニットなんですよね!
でもベルカちゃんといえば守備はあれど力は………🤔 December 12, 2025
🤍ネム ウルラ♀
ぽやぽやの不思議な女の子
ベルカの使い魔
🩵ミリク ビャッコ♂
子供の頃にベルカに救われて以来ベルカのことが好き
別の世界から来ているが大学に通いながら魔法の勉強中
激甘党 December 12, 2025
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