パーカッション スポーツ
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2025.12.05 19:00
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2014年2月4日ブログ過去記事再掲
アルバム『NEW』 独断的レビュー その5
名作『NEW』のレビューもこれでとりあえずひと区切り。今日はボーナストラック4曲を取り上げる。
『ターンド・アウト』(マッカートニー)
プロデュース:イーサン・ジョンズ(&ジャイルズ・マーティン)
ポール・マッカートニー:ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムス、キーボード、シンセサイザー、チューブラーベル、パーカッション
イーサン・ジョンズ:ギター
ラスティ・アンダーソン:ギター
ブライアン・レイ:ギター
エイブ・ラボリエル・JR:ドラムス、コーラス
曲自体はポールらしい明るいポップチューンだが、楽器の使い方や特定のフレーズが強くジョージ(ハリスン)のそれを思い起こさせる。
ポールがそう言っているのを見聞きしたわけではないが、この曲はジョージの事を心に想い描きながら作った曲なのではないだろうか。
残念ながら最後まで実現はしなかったが、ビートルズ解散後にポールとジョージが共作・共演していればこんな感じの曲になったのかもしれない。
ジョージの存命中にこんな曲を発表したら(否定的な意味で)いろいろと言われたかもしれないが、今やそんな事をいう人は誰もいない(時代は変わり、ポールをバッシングする人もずいぶんと少数派になった)。
ポールが亡き友人を想い、明るい気持ちで作った曲が『ターンド・アウト』であり、「ジョージの事は忘れていないよ」というポールからファンへの熱きメッセージでもある。少なくとも僕自身はそう受け取っている。
ボーナス・トラックにしておくのはもったいない曲だし、ライヴでやってもきっと盛り上がるにちがいない。
いつもながらポールのボーナス曲はレベルが高い。僕自身このアルバムは『セイヴ・アス』から『スケアード』まで全16曲で完結していると思っている。プロデュースはイーサン・ジョンズ。ジャイルズが追加でプロデュースを行なっている。
『ゲット・ミー・アウト・オブ・ヒア』(マッカートニー)
プロデュース:ジャイルズ・マーティン
ポール・マッカートニー:ヴォーカル、ギター、ンゴニ、ウオッシュボード&シンブル
ラスティ・アンダーソン:水差し
ブライアン・レイ:コンガ・ドラム、コーラス
エイブ・ラボリエル・JR:ジャンベ・ドラム、バス・ドラム、コーラス
一番ボーナス曲っぽいといえばこの曲だろうか。ポールがバンドメンバー達と共にセッションを楽しむ様子が目に浮かぶ。単純な曲だが、楽器のかぶせ方、後半の盛り上げ方などポール一流の音楽センスが光る。「オレはセレブだぞ。ここから出してくれ」というラインが面白い。
『ストラグル』(ポール・マッカートニー&ポール・エプワース)
プロデュース:ポール・エプワース
ポール・マッカートニー:ヴォーカル、ギター、ドラムス、チェレスタ、メロトロン、シンセサイザー、テープ・ループ
倭国盤のみのボーナス・トラックで海外のファンからは非常に羨ましがられた。
この曲のみのためにわざわざ倭国盤を購入したファンも多かったようだ。
ただ結果的に国によってこのような差別(?)がなされてしまうのは個人的には賛成できない。
ポールの曲は国境を超えた人類の宝であるから、今後はすべての曲が公平に手に入るようにしてもらいたいものだ。(過去の曲にも入手困難なものがかなりある)
さて曲はポールとエプワース4曲目の共作であるが、これは他の3曲とは違い、例えて言えば『エレクトリック・アーギュメンツ』の作風を想起させる。
ポールにしては難解というか、実験的というか、取っつきにくい印象だが、アルバムの中に1~2曲はこの曲のように聴き手を突き放したようなアプローチがあってもいいと思う。それがまたこのアルバムの良さにもなっているわけだから。
この曲も他のエプワースの共作曲と同じくドラムスはエプワースとばかり思っていたのだが、クレジットを見るかぎり楽器はすべてポールが担当しているようだ。
『スケアード』(マッカートニー)
プロデュース:ジャイルズ・マーティン
いわゆるシークレット・トラックであり、海外盤では『ロード』の後に十数秒の間隔を空けて収録されているが、倭国盤では個別に収録されているのがありがたい。もちろん独立した曲としても十二分に成立するバラードの名品である。
それにしても過去ポールの曲でここまで暗く、時に痛々しいほどの印象を与える曲があったろうか。
ポール・マッカートニーという人はどんなにマイナー調の曲であってもけっして暗い曲にはならない、というのが僕個人の一貫した意見である。
実際ポールが書き、レコーディングした500曲近い曲の中で、暗い曲を挙げよと言われてもすぐには思い浮かばない。
『ユー・テル・ミー(You Tell Me)』か、はたまた『フロム・ア・ラヴァー・トゥ・ア・フレンド(From A Lover To A Friend)』か、『ディア・フレンド(Dear Friend)』か…。
いや違う。たしかに暗めの曲ではあるが、ポールの場合「暗さ」はいとも簡単にに叙情性に置き換えられてしまうからである。
だからポールのしゃがれたヴォーカルのせいも少しはあるとしても、今回『スケアード』で見せた一種独特の暗さは我々が知るポールとはかなり異質のものであると僕には感じられたのだった。
それは違和感とさえ呼べるほどのものである。
50年以上もやっている人だから、時々はこんな曲があっても不思議はないはずなのだが、驚くべきことに実際なかったのである。
だからポールはこの曲によってまたしても新しい一面を見せてくれたということになる。衝撃度という点ではこの曲が一番なのかもしれない。
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🎶本日は 津市立安東小学校 で《令和7年度 学校巡回公演事業》オーケストラ本公演を開催しました!✨
🎼指揮:井村誠貴さん
🎤司会:徳島理香子さん
身体いっぱいで音楽を感じてくれる児童のみなさんのおかげで、会場は終始あたたかな空気に包まれました🥰
ボディーパーカッションコーナーでは、津市出身のチェリスト 安田果穂 が大活躍!トロンボーンの 亀岡航紀 とともに、児童のみんなを熱狂の渦へ…!😆✨
また近い将来、三重でオーケストラを楽しんでもらえる日が訪れますように🎻🌟準備してくださった先生方にも感謝申し上げます!
#文化庁 #関西フィル #学校巡回公演 #三重県 December 12, 2025
毎日ひとつずつ、
凍ってたInstagramを更新しようと思ってたのに…
気づけばワンマンまであと4日💦
なので今日はなんと、
年に一度!? のInstagram2回更新記念日🎉笑
というわけで、午後は
パーカッション福長雅夫さんのご紹介をUPしました🥁
https://t.co/zXoyMhrsyk December 12, 2025
来る12/7、富山ミナミ吹奏楽団の定期演奏会
今年も代表が出演します。基本、鍵盤楽器をうろちょろ。今年は移動が多い😂
オペラ水筒やメトロポリスなど難易度の高い曲から、ミセスやジャパグラなどの楽しい曲まで楽しめます😁
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