9年前の個展「IN RED/EAT IT」で「食」をフィルターに「現代社会における生存」を可視化した作品を展示しました。
生存について考えると結局「戦争」というワードが頭から離れず、全ての作品に何かしらの要素が含まれています。

Tittle:
『私たちの食物は高い所にある』(2017年)
キャンパス、アクリル、カラーインク、B2パネル

超高層タワーから溢れ出すパスタを貪る子どもたち。未来の塊である子供達の尊厳は、この街よりも高く、大きい。鳩とカラスの足はフォーク状に描かれている。意図して食べ物だけを赤系のみで着彩している。

　「パスタの赤が火に見えて」と戦火に見えると個展当時は言われていた。意図して描いたが、予測して描いてた訳ではない。今の世界の現状が、その先が思いやられる。平和の象徴と持て囃された挙句、個を増やし害獣とされる鳩と古来から不穏の象徴といわれ続ける烏、小さな社会で燻り続ける大人と、可能性の分だけ大きくなった子供。ケチャップをかけた具のないパスタに群がる平和と秩序、そして未来。どれほどこの世界がおざなりにして来たものが尊いか。世界が目指すその先に一体何があると云うのか。　　
　豊かな社会の隙間に落ちる。制度が手を差し伸べきれない人を誰かが様々な形で救ってくれる。でも救えない家族もいる。ゴミだらけの部屋。餓死をする子。進学出来ない子。自分を売る子。そこだけフォーカスを当てるとまるで戦後のようで。

そういえば、展示中「絵が陰湿で狂ってるね。」といわれた事がある。褒められたものではない、ただ嫌いな絵だと。それは良かった。そのように描いてるから。でも初老の彼は気づかない。
そりゃそうだろ、今の世の中が陰湿で狂ってるから。その様を描いてるんだからね。分かってんのかな？あなたもそこの住人ですよ？鈍感？
表現にいつまで「お花畑」だけを求めていくつもりかね？それともこんな社会にした世代なのだと思い当たる節があるのかな？
そうですよ。こんな陰湿で狂ってる絵を私に描かせているのは、他でもないこの陰湿で狂った現実世界ですよ？私達もその渦中にいる当事者です。加害者でもあり被害者でもある…
嫌いのその先の考えを私は聞きたかった、
という話でした。

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ちなみにトレバー役の人はその後何の映画やドラマに(それぞれ真剣に役作りして)出演してもファンボにトレバーだトレバーだ！と騒がれる12年を過ごし、今はGTAをcartoon shitと呼ぶくらいには嫌っています　お前らのせいです　あ〜あ December 12, 2025

同人作業を今はPicartoでやってるけど、他によきところってあるのかしら…
エッチな原稿を配信できる場所…オススメがあれば…教えてほしい…！！ December 12, 2025

ゼルダのcartoon系統の3Dは
何故か酔わない

最高や……目に優しい December 12, 2025