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ハムレット
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2025.11.24〜(48週)
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「果てしなきスカーレット」、ハムレットを始めとしたシェイクスピア作品に造詣のある友人が観に行ったところ、「新興宗教が信者のお布施を惜しみなく注ぎ込んで制作した宗教映画みたいだった」という身も蓋もない評価をしていたので、ハムレットを理解している云々は関係ない模様(ぉ December 12, 2025
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『果てしなきスカーレット』2回目
前回は、事前の酷評との落差に戸惑った部分があったので、もう少し冷静な目で見てみようと思って再見したのだが…
これ、やっぽりすごく面白い。
基本がファンタジーであり、ほぼ夢オチであり、細田守の思い描く心象風景と人類の古典『ハムレット』『神曲』の世界が混ざり合う破天荒な構成なので、まったく乗れない人もいるのはよく理解できる。しかしその破天荒さにはきちんと一定のルールがあるし、メッセージは真摯だし、人物の行動の動機も大きな破綻はない。意余って力足りずな部分は随所に見られるものの、そこまで非難されるような脚本だとは思えない。
そして何よりも魅力的なのは、その凄まじい絵力だ。予告編を見た時は、人物は作画/背景はCGという絵作りに、何だか紙芝居のような気持ち悪さを感じて興味を削いだのだが、本編を見ると、その違和感こそがこの異世界を説得力をもって成立させていることが分かる。
この「脚本の緻密さはイマイチだが、圧倒的な絵力で物語上の隙間を豊かな〈余白〉に変えてしまっている」という点は、やはり黒澤の『影武者』『乱』『夢』に通じるものだ。そんな絵の説得力を無視して、物語上の整合性だけを見ていったら、つまらないと感じるに決まっている。
強いて言うなら、本作を徹底して16世紀ヨーロッパが舞台のファンタジーとせず、そこに現代の倭国人を1人紛れ込ませたのが、これほど賛否を分けた最大の理由だろう。
本作のテーマを考えれば、現代の価値観と、復讐の連鎖が2025年の今も続く問題であることを描くため、どうしても必要な設定だったのだろうが、何ぶん細かいツメは甘い作風なので、聖の存在に従来の細田アニメ的なものを期待した観客は裏切られることになる。その匙加減に関しては、上出来とは言えないものだったように思える。
ただ最初に見た時はドン引きした渋谷のダンスシーン、あれは何故渋谷だったのか、2回目でやっと分かった。聖が入院している病院が渋谷(多分宮益坂の方)にあるのだ。だから人がいない渋谷も全て聖の夢?心象風景?であり、そこにスカーレットの意識が迷い込んだものがあれなのだ。
何にせよ、いろいろと綻びの多い作品なので、減点主義で見れば文句も出るだろうが、加点主義で見れば、その綻びを補って余りある魅力に満ちた作品だ。現在は、興行的な失敗も含め、従来の細田アニメとのギャップから厳しい声が多いが、10年もすれば、必ず高い評価を受けることになるだろう。
#果てしなきスカーレット
#細田守 December 12, 2025
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あわれヨリック…『果てしなきスカーレット』、全然面白くなかったですが、まあ下には下がいるもんで、キャシャーンの監督がやったハムレットと数年前に池袋で地下アイドルみたいな人たちがやってたハムレットよりはまあなんぼかマシだったよ。 December 12, 2025
141RP
問題は、この声優キャストを雇ってそのまんま舞台で『ハムレット』をやったら100倍は面白いと思うので、なんか壮大な資源の無駄遣いみたいな気がしてくるということです。 December 12, 2025
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━━キービジュアル解禁━━
舞台『ハムレット』
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ファッションデザイナー中里唯馬氏が
キービジュアルのためだけにデザインし制作した
唯一無二のクチュールを市川染五郎が身に纏う─
✎𓈒𓂂𓏸中里唯馬氏 𝐂𝐨𝐦𝐦𝐞𝐧𝐭
デンマーク発祥の西洋の物語であるハムレットを、歌舞伎役者である市川染五郎さんが演じる時、そこにはどんな衣服と背景が必要かを考えた先に見えたものは、西洋的でも東洋的でもない衣服を纏い、沈みゆく太陽を背に海に立ちすくむ姿でした。 絶え間なく続く人類の戦いの歴史。しかし、染五郎さん演じるハムレットは、どこか違う道を示してくれるのではないか、そんな希望をカメラのファインダーを覗きながら感じました。
✎𓈒𓂂𓏸市川染五郎 𝐂𝐨𝐦𝐦𝐞𝐧𝐭
衣裳とロケーションとが見事に調和しており、身につけていても、海や自然と一体化していくような感覚を覚えました。
波の動きや天気の移り変わりが、さまざまな葛藤を抱えめまぐるしく揺れ動いていくハムレットの心情と重なり、本番に向けてインスピレーションをいただいた、刺激的な時間でした。
※キービジュアル衣裳デザイン・フォトグラフィー(市川染五郎):中里唯馬
#ハムレット2026 December 12, 2025
130RP
果てしなきスカーレット、ハムレットは復讐に向かう過程で壊滅的な悲劇が巻き起こる話だが、その悲劇をオミットし、登場人物を単純化した末に安っぽい言葉で片付ける点からしてハムレットに対する理解が皆無。ハムレットをスカッとする復讐物だと思ってそうで困惑。マジでハムレット的な視点でも最悪 December 12, 2025
126RP
#果てしなきスカーレット
『ハムレット』がベースですがハムレットを描いたわけではないので“スカーレット”として観て欲しい
こんなに美しいのにこんなにがむしゃらな王女はなかなか描かれないと思う
父の最後の言葉、聖との対比や二人の変化、芦田さん、岡田さんも適役、エンディングも心に響きました https://t.co/0nLNLieTF2 December 12, 2025
80RP
厳密には「ハムレットの主人公の行動と、それがかつて受けていた批判」ですね。ハムレットそのものとの関係は薄いから、読んでも得るものは乏しそうな。なのに「ハムレット読んでないといけないんだって?」とか友人まわりにも誤読されてて、難しいもんだなあとも。 https://t.co/tIdla9bM8f December 12, 2025
78RP
いや、それがですね、なんか地下アイドルっぽい人たちのハムレットはチケットを通常ルートで販売しておらず(出演者ノルマで売ってたと思う)、舞台監督かなんかに直接電話しないとチケット買えなくて、さらに電話しても全く出ないので、もう運営が演劇として成り立ってるのかも怪しい感じでした… https://t.co/w4fvCn3r3S December 12, 2025
78RP
私はこの増田ではありません。今日初めて見て、レビューをあげました。 https://t.co/HszMkiMK2I / “細田守は『ハムレット』を一行も読んでいない。” https://t.co/GrLlKXrW52 December 12, 2025
73RP
細田守は『ハムレット』を一行も読んでいない。 https://t.co/NHJMzSn9sZ これは納得できる指摘で、『果てしなきスカーレット』はハムレットを反転させているんだけど、やり方が安易すぎてスカスカになってしまっている。 December 12, 2025
57RP
『#果てしなきスカーレット』鑑賞。
引き絵の圧倒的な美しさや、緊張感のある絵(イメージ)のつなぎ方等、OPからEDまでたっぷり楽しめました。
時折入る舞台演劇を意識したカット割や、戯曲的な台詞回し·会話の組み立てに関しては、題材的な面や後述する個人的推測からそれ程気になりませんでした。キャストに関しても、初々しさが残る主演お二人と重厚な弟王陣営のコントラストがとても良かったと思います。
個人的には、聖にはハムレットや神曲の知識があり、刺した相手への気持ちの一端が「変形した戯曲」と「スカーレット」に仮託され、瀕死の中で見た夢として現れたのかな?と(=極端な行動を含む演劇性や、構成が唐突という意見も見られる映画全編が彼の夢)
善性の塊の様な夢の中の聖も、もしかしたら現実で眠る「彼」の一端であり、「聖」という名は「彼」の名前ではないのかも…なんて考えてしまいました。
「天罰」が下される事で復讐が代理執行されてしまい、表面的な幕引とは裏腹に本質的な答えは出されないまま終わりましたが、このいびつさも人の持つ葛藤であり、答えに果てはないのではないでしょうか。
#果てしなきスカーレット
#果てしなき感想を届けようキャンペーン December 12, 2025
41RP
「果てしなきスカーレット」だんだん好感想も見えだした。いいことだと思う。私はアニメは分からない。いつもの評価をつければ「悪くない」だろうか。今回は「ハムレット」はじめとする作品をあえて踏まえた。シェイクスピア劇団の人によると、「ハムレット」を読んでいないと歯が立たないとのこと。 December 12, 2025
24RP
果てしなきスカーレットは、聖を半ズボンの少年にして、主人公にして、内面世界でハムレットに巻き込まれる話のほうが細田守の得意な題材で映画を作れたと思うんだよなぁ…まぁバケモノの子と被るんですけどね。 https://t.co/dIZT8wmKdN December 12, 2025
24RP
実写版の白雪姫にも劣る最悪な再解釈となっているため、ハムレットを知っている方がより腹立つ。ハムレットを気分爽快な復讐劇だと解釈してないと出てこない再解釈。ふざけているのかと疑うレベル。 December 12, 2025
21RP
水戸の映画館の変遷は激しく、ほとんど覚えていないです。
この、水戸セントラル劇場は黒羽町にあったが、1954年の火災で焼失した。
水戸で初めての欧米映画封切館で、このチラシはローレンス・オリヴィエの「ハムレット」。
1949年9月27日が倭国公開。ほとんど同じ時期に上映しているのはすごい。 https://t.co/IeGgkBUTTn December 12, 2025
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やっと買った「スタジオ地図15周年『果てしなきスカーレット』で挑む世界」の『果てしなきスカーレット』の宣伝戦略に後付だけどやっぱりシェイクスピアとか『ハムレット』は出しつつ歌舞伎と同様の古典への関心を誘いつつ黒澤明も挑んだシェイクスピアに挑戦めいた宣伝した方が良かったかもと思った。 https://t.co/Of37KVG8gP December 12, 2025
14RP
𓃠『#果てしなきスカーレット』ホントに言わんとすることは凄くわかるのに、感想でも書いたよう映画の文法、脚本の法則がやけにヘン(特殊)で…
なんか頭の中で8周くらいして細田監督自身が“狂ったフリ”をして毒の剣で現代の風潮を刺しにきている“ハムレット”に見えて来つつあるのよね…
イマココw😂 https://t.co/8yuzazkDgU December 12, 2025
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『果てしなきスカーレット』鑑賞。
映像は素晴らしい。だが、人間の欲や葛藤の宝庫であるハムレットがベースにあるとは思えないほど人物描写が甘く、多弁すぎて不自然な台詞も多い。現代パートもメッセージとの繋がりが弱いし、全体的に詰め込みすぎな印象を受けた。嫌いじゃないが人には勧めづらい。 https://t.co/ofDi2HmazL December 12, 2025
12RP
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