ノーベル化学賞 トレンド
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2025.12.05
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「母語でサイエンスができるありがたさ」を、我々は決して忘れてはならないと思います。
ノーベル化学賞を受賞された白川英樹先生は倭国のノーベル賞が多い理由として、
「母語でサイエンスができることではないか」と発言されています。
世界には母語でサイエンスを学べない国が少なくありません。 https://t.co/Be2C9Y0y7e December 12, 2025
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\6~12日はノーベルウィーク🎖️/
ノーベル化学賞を受賞された #北川進 博士は、ナノの世界の研究成果が評価されました。
ナノ="10億分の1"
博士はどのようにナノの世界を見たのでしょう👀
兵庫にある研究施設 SPring-8 がその舞台となりました。
▶️https://t.co/7NAQRPXoSW
#SPring8 December 12, 2025
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【NEDO Web Magazine新着記事💡】
🌏 第47回『CO₂分離回収 ― 脱炭素の“現実解”』
再エネだけでは難しいカーボンニュートラル鍵との鍵となる、排出ガスからCO₂を分離・回収する技術🏭
🏆 今年のノーベル化学賞・京都大学 北川進先生の研究成果
「金属有機構造体 (MOF) 」もCO₂分離回収に活用されています。
📚記事には北川先生の熱いお言葉も👉 https://t.co/jTlINckLp0
#日刊工業新聞 水曜連載「NEDO未来展望~イノベーションを社会へ~」
📰2025年10月29日紙面
#カーボンニュートラル December 12, 2025
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アメリカ・ニューメキシコ州ロスアラモスに本社を構えるUbiQD, Inc.は、2025年現在、世界で唯一「重金属ゼロの量子ドット」を完全に産業規模で量産・商用化している企業である。
量子ドットとは直径わずか2~10ナノメートルの半導体粒子で、光を吸収して別の波長の光を極めて効率よく放出できる性質を持つ。
テレビやスマホの鮮やかなディスプレイで使われているQDもほとんどがカドミウム(発がん性物質)を含むが、UbiQDは銅・インジウム・セレン・硫黄をベースにした独自の組成(CuInSeₓS₂₋ₓ / ZnSコアシェル構造)を開発。これにより毒性をゼロにしつつ、量子利得90%超という世界トップクラスの発光効率を達成した。
2023年のノーベル化学賞を受賞した量子ドットの共同発明者(Moungi Bawendi教授)の特許もライセンスしており、技術の正統性は折り紙付きだ。
農業を変える「UbiGro」
同社の看板製品「UbiGro」は、温室の屋根や壁に貼るだけの薄い蛍光フィルム。
太陽光中の植物があまり使えない紫外線・青色光を、クロロフィルa/bが最も強く吸収する橙~赤い光に変換する。
2025年12月時点で、世界7カ国(オランダ、カナダ、アメリカ、オーストラリア、倭国、UAE、メキシコ)の700以上の商業温室に導入済み。第三者機関による長期試験の平均値は以下の通り
- トマト:+26%
- イチゴ:+22%
- レタス/ベビーリーフ:+18~28%
- バジル・ハーブ類:+28%
- キュウリ:+21%
農家にとっては「売上が一気に二桁%増える」レベルのインパクトであり、しかも追加の電気代はほぼゼロ。
オランダの巨大温室企業や倭国の大手植物工場からも続々受注が入っている。
太陽光発電のゲームチェンジャー
2024年7月、世界最大級の薄膜太陽電池メーカーFirst Solar(NASDAQ: FSLR、時価総額約5兆円)と長期独占供給契約を締結。
UbiQDの量子ドットをパネルの封止材に混ぜ込むことで、従来ほとんど活用できなかった紫外線と近赤外線を可視光に変換し、発電量を大幅に増加させる。
First Solarは「これは量子ドットがユーティリティスケール太陽光に本格採用される歴史的な瞬間だ」とコメント。
Wall Street Journalも一面で報じられた。
資金と組織の成長
- 総調達額:4,140万ドル超(2025年12月時点)
- 2023年:シリーズBで20億円以上
- 2025年4月:追加20億円規模増資
- 2025年11月:Silicon Valley Bankから即日600万ドルの成長債務(銀行が「確実に返せる」と判断した証)
- 2025年11月:農業テック大手AppHarvestやPlentyでCFOを務めたTony Beams氏が新CFO就任
- 2025年2月:カナダのペロブスカイトQD企業Blue Dot Photonicsを買収し技術ポートフォリオ拡大
現在、ニューメキシコ州に世界最大級の量子ドット専用製造工場を建設中で、2026年には年産100トン体制へ。
コストは従来QDの数分の1まで下がる見込みだ。
創業者でCEOのハンター・マクダニエル博士(ロスアラモス国立研究所出身)はこう語る。
「量子ドットはもう“未来の技術”ではない”。
今まさに、世界中の温室と太陽光発電所で使われ始めている現実の技術だ。
私たちは食糧とエネルギーの両方を同時に、より持続可能にするための基盤を築いている。」
2050年までに世界の食料を70%増やし、CO₂排出を実質ゼロにしなければならない時代。
その二大課題を、たった一つのナノ素材で同時に解決しようとしているUbiQDは、まさに「2020年代を象徴するディープテック企業」として、世界中から最も注目される存在となっている。 December 12, 2025
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