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サラバ!
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2025.11.22
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サラバ!に関するポスト数は前日に比べ50%減少しました。男性の比率は67%増加し、前日に変わり40代男性の皆さんからのポストが最も多いです。本日話題になっているキーワードは「ペンライト」です。
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菊池良さん『本読むふたり』読了です。いやもう、これは完全に読書アカウントのための小説ではないでしょうか?😍 読書アカを始めた時のあの独特のドキドキ感を久しぶりに思い出して、胸がじんわり温かくなりました。
【あらすじ】
大学に入るまでほとんど本を読んだことがなかったタツヤは、授業の課題で村上春樹の短編を読んだことをきっかけに読書の面白さに目覚める。他の人の感想を調べるためにネットを巡るうちに、Twitterには本の感想だけをつぶやく「読書アカウント」の世界があることを知り、自分も真似して感想を投稿し始める。自由で楽しげな読書アカの中でも、特に心を惹かれたのがフミカという同年代の大学生の投稿だった。互いにいいねを送り合い、リプを交わし、距離が少しずつ縮まっていく。そしてついに二人は会うことに。待ち合わせ場所は神保町、目印は『ノルウェイの森』──。
【こんな人におススメ】
・読書アカウントの文化や空気が好きな人
・初めて読書にハマった時のワクワクを追体験したい人
・本を読むことが日常の一部であるすべての人
(ただ、村上春樹作品が重要な役割を果たすので、アレルギーをお持ちの方は入り込めないかもしれません😅)
【私の感想】
読書アカ活動をやっている人たちをまるごと肯定してくれるような、そんな物語でした。
わざわざTwitterで読書アカウントなんていうものを作り、本の感想を投稿し、気の合う誰かのつぶやきにいいねし、リプで会話をし、時には読書会やオフ会で実際に会ってみたり……。そんな読書アカの日々の営みを見つめ直し、「私たちはとても素敵なことをしているじゃないか」としみじみ思ってしまいました😊
物語は2016年から始まるため、まだ「X」ではなく「Twitter」と呼んでいる世界。タイムラインには見覚えのある数々の作品がこれでもか! というほど登場します。
『サラバ!』『火花』『鹿の王』『君の膵臓をたべたい』『イニシエーション・ラブ』『世界から猫が消えたなら』『舟を編む』『夜は短し歩けよ乙女』『罪の声』『コンビニ人間』『カラフル』……読書アカ民なら必ずどこかで見たラインナップに、思わずニヤッとしてしまいます。
「名刺代わりの小説10選」などとという読書アカ文化が自然に出てくるのも嬉しいポイント。
読書初心者のタツヤと、ずっと本を読んできたフミカがTwitterをきっかけに初々しく距離を縮めていく過程が、本当に微笑ましくて身悶えします。「いいね返ってくるかな?」「リプってどこまでOKなのかな?」みたいな、あの繊細でどこか甘酸っぱいやり取りに、読書アカ民のDNAがざわざわします。笑
二人が決めた、待ち合わせの方法も何と素敵なこと……✨ 読書アカにとって、これ以上の待ち合わせはありませんね。やってみたいなあ。
期待を持たせるラストの終わり方もよかった。読み終わった後は、繋がっている読書アカウントのお仲間が愛おしくなります。これからも自分のペースで気ままに読書アカ活動をしていこうと思いました。
みなさん、今後ともよろしくお願いします☺️
「世界のあちこちに散らばった本好きが、ツイッターを通して点が線となって繫がっているのだ。まるで星座のように。」
「ツイッターがなかったら絶対出会わなかったんだよ。そう考えると不思議じゃない?」 November 11, 2025
5RP
僕はこの世界に左足から登場した――って、サラバ! 上 の掴みが最高すぎる。松坂桃李さんの朗読は優しくて、直木賞受賞作の重いテーマもすんなり入ってくるの。直木賞受賞作、聴いてよかった November 11, 2025
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オーディブルが30日無料✨
ねぇ、Audibleで松坂桃李CVの『サラバ!上』聴いてみてほしい!
Amazon ▶ https://t.co/4pfLL4UjvB
これマジで傑作✨「一気に読み切った」ってレビューあるくらい夢中になるよ。松坂さんの声も素敵すぎて、聴き終わった後も余韻がすごい😍
AD November 11, 2025
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