まあだだよ 映画
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2025.11.24
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まあだだよに関するポスト数は前日に比べ76%減少しました。男性の比率は11%増加し、前日に変わり30代男性の皆さんからのポストが最も多いです。前日は「もののけ姫」に関する評判が話題でしたが、本日話題になっているキーワードは「黒澤明」です。
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以下は、個人的雑感です。
1993年4月、黒澤明監督と対談した宮崎駿監督は「シェイクスピアをやったらどうですか」と勧められていました。
「黒澤 よくイギリスの人なんかが、シェイクスピアをうまく翻案してる。マクベスみたいな人は倭国にもいたんですよ。ほんとうにそうなの。だからわりとすんなり、倭国の話がシェイクスピアなんかになりますね。
シェイクスピアやったらどうですか、倭国の時代劇にして、たくさんありますよ、面白いのが。どう?
宮崎 いや、これは……、うーん。
まずその時代、何を食べていたのか、何を着ていたのか、というところから入らないと。」
(『何が映画か 「七人の侍」と「まあだだよ」をめぐって』に収録)
周知のように黒澤監督は『蜘蛛巣城』『乱』で『マクベス』『リア王』翻案(一部)を実践してます。余談ですが、ディズニーの『ライオン・キング』も(非公式ですが)『ハムレット』翻案説があります。
対談の当時、宮崎監督は52歳。細田監督が本作を企画したという5年前とほぼ同じ年齢。この黒澤案を、以降30年間倭国映画で試みた例は(私が知らないだけかも知れませんが)なかったような。
宮崎監督が当時構想し始めた『もののけ姫』を完成させたのが56歳。細田監督が本作を完成させたのが58歳。奇しくも各劇場では11月20日まで『もののけ姫』4Kデジタルリマスター版、21日から『果てしなきスカーレット』を上映(あえて組んでいるのかも知れませんが)。どちらも「生きろ」という台詞があります。
宮崎監督は『ルパン三世 カリオストロの城』から『もののけ姫』まで長編7作品、細田監督は『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』から本作まで長編8作品。数字の近似値で比較する気は毛頭ありませんが、どちらも過酷なオリジナル長編アニメーション制作を追求して来た稀有な存在であることは、間違いありません。
「年齢を重ねた大人として次世代の若者に何を語るべきか」それぞれに到達した地平というものを感じました。 November 11, 2025
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【黒澤明】黒澤明が証明した真実|人生に遅すぎるはない|諦めなければ何度でも頂点に立てる
世界の偉人達 #AI要約 #AIまとめ
黒沢明が証明した学び続ける人生
🔳年齢と成長に対する思い込み
多くの人は50代以降を「下り坂」、60代で「ほぼ終わり」と捉え、新しい挑戦や学びを諦めてしまうと語りかける。だがその常識を疑い、年齢を理由に挑戦を止めることこそが真の老いであると問題提起している。
🔳黒沢明という存在と絶望からの生還
世界の黒沢と呼ばれた映画監督・黒沢明は、61歳で自殺未遂にまで追い込まれるが、一命を取り留める。その後70代・80代で代表作を次々と生み出し、「人生に遅すぎるはない」ことを自らの人生で証明していく。
🔳自殺未遂に至るまでの背景
カラー作品の興行的失敗と多額の借金、倭国映画界全体の衰退、東宝の経営危機などが重なり、黒沢は自分の力不足を責め追い詰められていった。映画界を背負う責任感の強さゆえに心が折れ、風呂場での自殺未遂に至ったと説明される。
🔳海外でのオファーと『デルス・ウザーラ』による復活
自殺未遂前から海外映画祭で声がかかっており、外国の製作会社が「芸術的自由を保障する」とオファーした。黒沢は倭国では映画が作れない現実を受け止めつつ海外での制作を決断し、困難なロケと妥協なき姿勢で『デルス・ウザーラ』を完成させ、アカデミー外国語映画賞受賞で世界の頂点に返り咲く。
🔳若い監督たちの支援と『影武者』
国内では依然として「制作費が高くリスクが大きい」として出資が集まらなかったが、黒沢を敬愛する二人の若いハリウッド監督が大手スタジオに働きかけ、製作を後押しする。こうして70歳の黒沢は『影武者』を完成させ、3年をかけた大作でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞する快挙を成し遂げた。
🔳人生の集大成『乱』と完璧主義
『影武者』以前から構想していた『乱』は、西洋の古典劇と倭国の戦国物語を融合させた壮大な悲劇で、制作費は当時の倭国映画史上最大規模に達した。75歳にして炎上する城のシーンや膨大なエキストラなど極限の映像表現を追求し、妥協なき完璧主義で世界的評価を得た代表作の一つとなる。
🔳晩年の作品と創作への執念
80歳で自らの夢を映像化した『夢』を完成させ、賛否両論の中でも「撮りたいものを撮った」と意に介さない姿勢を貫いた。83歳で老教師と教え子を描く『まあだだよ』を撮り上げ、興行的には振るわなくとも、人生を肯定する優しい作品として高い評価を受ける。
🔳80歳スピーチと「まだ映画が分かっていない」
1990年のアカデミー名誉賞授賞式で、80歳の黒沢は「私はまだ映画がよく分かっていない」と真顔で語り、会場を静まり返らせる。半世紀にわたり30本以上の名作を生み世界的賞賛を受けながらも、なお映画の本質を探求し続ける謙虚さが、世界の映画人の胸を打った。
🔳88歳まで続いた探求心と最期
転倒による大怪我で車椅子生活になってからも、黒沢は次回作・次々回作の脚本や絵コンテを緻密に描き続けた。88歳で逝去した時も枕元には脚本と絵コンテがあり、弟子たちによって死後に映画化されるなど、学びと創作の成果は亡くなった後も生き続けたと語られる。
🔳学びを止めた瞬間に人は老いるという教訓
黒沢明が88歳まで現役でいられた理由は「学びを止めなかったからだ」と強調される。肉体の老いは避けられないが、学びと成長を続ける限り心は老いず、精神は若さを保てるというメッセージが、彼の生き方から導き出されている。
🔳視聴者へのメッセージと行動の呼びかけ
50代でも60代でも70代でも「遅すぎることはない」と繰り返し強調し、年齢を言い訳にせず学びと挑戦を再開するよう促している。黒沢明の「まだ分かっていない」という謙虚さを真似し、自分自身の最高傑作をこれから生み出す覚悟を持てば、人生は今からでも何度でも頂点に立てると締めくくっている。 November 11, 2025
実は自分は黒澤明 ってカラー 作品から入って好きになったんですよ。
日曜洋画劇場で淀川さんの解説で見た夢がもう大好きで。
遺作のまあだだよなんか、今まで見た中で一番好きな邦画ですから。
普通は晩年になるとつまらなくなるのに逆に面白くなっていくというのが 黒澤さんのすごいところですね November 11, 2025
黒澤明監督の後期は、かなりの作品が批判されるのが多かった。黒澤明監督はもう駄目だとの声もあった。「七人の侍」「生きる」の時期と比べたら、嘆く理由は理解できる。それでも私は「影武者」「乱」は名作だと思うし、「まあだだよ」「八月のラプソディ」も好きだ。素晴らしい倭国映画だ。 November 11, 2025
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