裁判沙汰 トレンド
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2025.11.27 03:00
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明治36年7月4〜5日
https://t.co/L38NX7p6kF
7/4田中カツ宛:詳細がよくわからないが、野口春蔵の子ども(娘?)に間違いができたのを、自分の子どもの身の上のことだと思って世話してほしいと言っている様子。憎む心などないと思うが、いやいやながらと思われないように気を付けるものだという。和泉町に出す手紙は代筆ではいけない。野口殿本人に見せたとき、他人にも話したのかと恥じ入るかもしれない。憐れと思って、神のような心でくれぐれもやってほしい。
他者への愛の実践を通して神の心に近づくという思想も、背景に読み取れるところ。
耳学だが、野口氏の娘は左部彦次郎と不倫関係になり、身を投げたとか。しかし、今回、いろいろ調べたものの、どこに書いてあるか見つからず。
歌が三首。
道ちらしき道をたづねバよの中に気車の道ちほどすぐなるハなし
子を持たぬ人にも持てるものなるをまごゝろもたぬ人ぞかなしき
人の子も我身も同じ心せバ神のめぐみに叶ふものかな
一首目は前にも出て来たが、ここでは違う意味合いが出てくるかもしれない。曲がった人生を送ってしまう子どもも、その人なりに自分の道を生きようと思ってきたのだ。そのように真心をもって接するのが人の道だ。そうすれば、神の恵みに叶うようになるのではないか。
真心=神の心=愛、親心。たとえ子どもを持っていなくても、人間である以上、神が人間に対して持つような親心を、備えているはずだという考え。
7/5左部彦次郎様・大出喜平様・野口春蔵様
半病人の田中正造が書いた書状だと最初に括弧書き。岩崎佐十が窮乏中なのに、東京の運動に参加。その岩崎氏が百円の負債のために裁判沙汰。相手は早川忠吾派の小野寺栄太郎。小野寺はどのような人物か不明。早川は毛野村の人で、初期から水質検査や土壌検査を技師に依頼するなど動いており、県会議員になるが、木村半兵衛派になり、仲裁委員ともなる。手紙の後のほうに、村を亡ぼした忠吾の葬式とあるので、この時にはすでに故人。
正造から、おそらく同じ毛野村の小泉、安藤、上武に立て替えをお願いしたが、とき遅かったようで裁判沙汰に。宛先の左部、大出、野口らに協力を仰ぐ。
善人、義人である岩崎氏は生きているのに、死んだ忠吾に力が及ばないと嘆く。 November 11, 2025
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時代が時代とは言え、松本白鸚は高学歴でシャンソンや翻訳劇を理解する頭もあり、踊りや歌舞伎もできて、果ては海外公演まで成功させる(しかも外国語覚えて)という凄まじさだからな。それで裁判沙汰の醜聞がないんだからすごいですよ。芸界から畏怖されるってのはそういう事なんだろね November 11, 2025
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