英蘭 芸能人
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2025.11.17〜(47週)
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●参政党躍進をめぐって
――先の参院選では右翼の参政党が支持をのばしました。
高橋 まず歴史認識について言えば、参政党の神谷宗幣氏は高市氏と同じ危うさをもっていますね。
たとえば今年の6月23日、神谷氏は那覇での街頭演説で、「倭国軍が中国大陸に侵略していったというのは嘘です。違います。中国側がテロ工作をしてくるから、自衛戦争としてどんどんどんどん行くわけですよ」と発言しています。
現代史とくに20世紀前半の歴史を学んでいれば、こんな発言はできないはずです。倭国軍はまず中国東北地方を占拠してから華北に侵出し、上海、南京、重慶爆撃など中国の奥深くにまで進んでいったわけです。これが侵略でないとしたら、何を侵略と言うのでしょうか。満州事変が自衛措置だという倭国の主張は国際連盟からも否定され、事実上侵略だと認定されたのですし、それが契機となって倭国は国際連盟を脱退したのです。
中国の「テロ工作」といいますが、中国軍が倭国のどこかを侵略したのでしょうか。倭国軍が中国に侵略していくのに抵抗していただけであり、それを「テロ工作」というのは抵抗を弾圧するための当時の常套句です。神谷氏は、「大東亜戦争は倭国が仕掛けた戦争ではありません」とも言います。倭国は騙されて戦争に引きずり込まれ、やむを得ず「自存自衛」のために戦ったというのは一種の陰謀論でしょう。「対米英蘭戦争」は帝国主義国同士の戦争で、「自存自衛」と言うなら、植民地帝国を「自存自衛」するためだったわけです。
神谷氏は倭国外国特派員協会で会見した際に、「親近感を覚える海外の政党はあるか」との質問に対し、ドイツのための選択肢(AfD)、フランスの国民連合、イギリスのリフォームUK、この3つの極右政党を挙げました(2025年7月3日)。また、アメリカのMAGA運動活動家で講演中に銃撃されて亡くなったチャーリー・カーク氏とも、事件の直前に対談しています。これらは、神谷氏の政治信条が「極右」的であることを示唆する事実です。
参政党の憲法案には、その歴史認識、政治観、人間観がはっきり現れています。
まず天皇について、「天皇は、いにしえより国をしらすこと悠久であり、国民を慈しみ、その安寧と幸せを祈り、国民もまた天皇を敬慕し、国全体が家族のように助け合って暮らす。公権力のあるべき道を示し、国民を本とする政治の姿を不文の憲法秩序とする。これが今も続く倭国の國體である」(前文2段落目)。「しらす」は「統治する」を意味する古語ですね。倭国は悠久の昔から天皇が統治する国、その天皇を敬慕する家族のような国民の国だという、戦前の「國體」観そっくりのイメージをもっていることがわかります。
国民の要件については、「父または母が倭国人であり、倭国語を母国語とし、倭国を大切にする心を有することを基準として、法律で定める」(第2章、第5条)。「倭国を大切にする心を有する」とはあまりに曖昧で、これを基準に判断されたら、国家権力のやりたい放題に「非国民」が作り出されそうです。
他にも問題は多数あります。「国民主権」も「人権」も出てこないのです。
そして「倭国人ファースト」なるスローガンです。「倭国ファースト」であれば、倭国国籍を有するマイノリティの人びとも含めての「倭国国民ファースト」になるでしょうが、「倭国人ファースト」にはレイシャルなニュアンスがあります。アイヌや沖縄の人びと、在日コリアンの人びとなどに対する差別やヘイトの問題を神谷氏はどう考えているのか。いずれにせよ、「倭国人ファースト」が排外主義的ニュアンスをもつことは否定できません。
参政党のこうした国家観、倭国観には、いわばナショナリズム以前の「倭国人」ナルシシズムの匂いがします。倭国人に生まれてよかった、倭国人は世界の人から仰ぎ見られる特別の民族だ、「ニッポンすごい」、その伝統の中心には皇室があり、誰もがそこに倭国人ファミリーの理想を見る……そんなイメージです。
参政党の抬頭の背景にあるのは、やはりグローバル化による社会構造の激変でしょう。1990年代から急速に進んだグローバル化によって、新自由主義的な市場経済万能の価値観が倭国にも浸透しました。中間層が崩壊し、一部の富裕層とそれ以外の層、とくに貧困層との格差が拡大しました。その矛盾に対する不満はもとより、倭国の場合、国全体の国力が落ちて国際的地位が下がっているため、エリート層や非貧困層にも不安や不満が鬱積していると思われます。その不安や不満が、グローバル化の結果として増加した外国人に向かっているということでしょう。
一般に人間は、脅威は外から来ると考えがちです。自分たちとは違う「よそ者」によって倭国人の利益が損なわれている、そういう意識が強まっているのだろうと思います。神谷氏が「反グローバリズム」を唱えていることは象徴的です。欧米の極右と同じく、倭国でもグローバリズムに対する反動が起きているのです。 November 11, 2025
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@gerogeroR 事後に何を言っても「馬鹿の後知恵」だけど、ABCD包囲網下の危機を脱するなら蘭印占領、最悪でもシンガポール攻略と英東洋艦隊撃滅に止めておけば倭国は枯渇を免れた。ルーズベルトも選挙公約の手前、若者よ英蘭の植民地防衛のため戦場へなどと言えるわけもない。真珠湾攻撃など悪手中の最悪手だった。 November 11, 2025
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対米英蘭との戦争がはじまった日、真珠湾攻撃成功の報を受けた後、閣僚たちは中華料理を食って作戦成功を祝してるんだよな。そもそも中国との戦争が泥沼化して連合国とまでやり合うはめになったのに、そこでよりによって中華食うかアホかと思った。いま中華料理を食うのはその二の舞。 November 11, 2025
@Elias08192014 寄贈者先祖の重臣の末裔達が教会に沢山います。なかなか公に出来ないプライバシーもありますが、察するに寄贈者先祖が徳川(と英蘭による策略)に対抗すべく、文字通り墓まで持って行ったものですからね。
私自身は陸前高田にも重要な足跡を見つけました。
春になったら行こうと思っています。 November 11, 2025
昨日知ったんだけど、フランケンに出てくるウェリントン公爵って実在の人物なんやね……
でもこの人ワーテルローの戦いでは英蘭軍率いてたんよな?ビクターとアンリは何となく普軍っぽい感じするんやが… November 11, 2025
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