トップスピード トレンド
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2025.12.04 09:00
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ダートで「牡馬の一線級に勝てる牝馬」が圧倒的に少ない理由を、生物学・生理学・競走馬育成の現実・レース特性の複合的な視点から解説します。
### 1. 筋繊維タイプの性差がダートでより顕著に不利になる
- 競馬馬のスピード・パワーは速筋（タイプIIb、特にIIx）の割合に大きく依存します。
- 牡馬（特に去勢されていない牡馬）はテストステロンの影響で、速筋繊維の割合・筋断面積が牝馬より明確に優位。特に去勢されていない牡馬は生涯にわたって高いテストステロン濃度を維持。
- 芝のトップスピード戦（2400m前後）では、牝馬でも心肺能力＋瞬発力（遅筋＋タイプIIaの効率）でカバーできるケースがある（アーモンドアイ、ジェンティルドンナなど）。
- しかしダートは「純粋なパワー＋加速力」の比重が極めて高い。スタートから600mくらいまでの初期加速と、コーナーでごちゃついても押し切れる筋量・筋断面積がモノを言う→ここで牡馬の速筋優位が覆せない。
### 2. 骨格・腱・靭帯の絶対的差
- 牡馬の方が平均的に管囲（炮骨の太さ）が太く、腱・靭帯のコラーゲン量も多い。
- ダートは芝よりも衝撃吸収が少なく、脚元への負荷が段違い。同じスピードで走ると牝馬馬は腱・靭帯を痛めるリスクが急上昇→調教師が「無理させない」傾向になる。
- 結果として、牝馬はダートで本気で仕上げても故障リスクを恐れて「8〜9割の仕上げ」で終わることが多い。
### 3. ダート適性の遺伝子が「牡馬系血統」に偏っている現実
- 現代の世界的ダート名馬（Medaglia d'Oro, Curlin, Tapit, Into Mischiefなど）はほぼ全てNorthern Dancer系＋Mr. Prospector系の配合。
- これらの血統はテストステロンの影響を最大限に引き出す形質（筋量、骨量、闘争心）が強く発現しやすい。
- 牝馬でダートG1を勝つ馬（例：アメリカのBeholder, Songbird, Rachel Alexandra）は例外的に「牡馬並みのテストステロン応答性」を持っていた個体。つまり「超例外」。
### 4. 牝馬限定戦の不在（特にダート）と賞金構造
- 倭国では牝馬限定のダート重賞がほぼゼロ（地方に少しある程度）。
- 芝では桜花賞・オークス・秋華賞・エリザベス女王杯・ヴィクトリアマイルと「牝馬でも稼げるルート」が明確にあるため、素質ある牝馬は無理に牡馬と戦わなくてもいい。
- ダートでは牝馬が稼げる路線がほぼない→最初から「牡馬と混じって勝負するしかない」→早々に限界を見せられて繁殖に上がる。
### 5. 闘争心・支配行動の性差
- ダートは位置取りの争いが極めて激しい（特にJRAダートは枠の有利不利も大きい）。
- 牡馬（特にセン馬含む）は群れの中での序列争い本能が強く、ぶつかっても怯まない。
- 牝馬は生理的に「子を守るための回避行動」が優先されやすく、ガチンコの叩き合いになると一歩引くケースが多い（観察データとして米国の研究でも指摘されている）。
### 結論（私の予測）
将来的にも「アーモンドアイ級のダート牝馬」は極めて出現しづらいです。
理由は単純で、ダートで要求される形質（純粋パワー＋初期加速＋骨格強度＋闘争心）のほぼ全てが、テストステロン依存度が極めて高いからです。
芝2400m級なら牝馬でも心肺能力＋効率の良さで逆転できる余地が残るが、ダート1800m〜2000mの「パワーゴリ押し競馬」では、生物学的な壁がほぼ絶対的。
唯一の例外パターンは
- 超早熟＋筋量豊富な牝馬が3歳春〜夏にピークをもってきて、牡馬がまだ完成する前に勝ってしまう（アメリカのRachel Alexandraや倭国のホクトベガに近いパターン）
ですが、それも「一線級の古牡馬」を完膚なきまでに叩きのめすレベルにはまず到達しません。
つまり、ダートにおける性差の壁は、芝のそれよりも「生物学的に1〜2枚くらい厚い」のです。
だからこそ、たまに出たとき（ホクトベガ、ウマナラシ1990年代とか）は「怪物」と呼ばれるのです。 December 12, 2025
@_IKAham イカさん、引用リポストありがとうございます😂🙏✨✨
牛の時に、雪之新を全然描かなったのが心残りだったので、今回は最初からトップスピードで飛ばしました💪🤣
ああいう無双シーンは描いてても本当に気持ちよかったです😆✨✨✨ December 12, 2025
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