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スコットランド
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2025.11.26 13:00
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2013年11月3日ブログ過去記事再掲
アルバム『NEW』 独断的レビュー その1
2025年11月20日追記
発売直後の盲目的な偏愛状態から脱して、少し冷静になったレビューがこちら。
発売から2週間以上が経過し、ようやく熱も冷めてきたので、ここで一度包括的なレビューを書いておこうと思う。
けっして言い訳をするわけではないが『NEW(ニュー)』というアルバムは非常に評価の難しい作品である。
なぜならこのアルバムは聴く側に何度も何度も繰り返し聴き込むことを要求する、ある意味ではポールらしくない特殊な作品だからである。
しかも困ったことに気に入った曲だけではなく、ボーナストラックを含む全体を細部まで聴き込むことを強制する(笑)(ただ、それは僕のように30年以上もひたすらポールの音楽を聴き続けてきたようなファンだからこそ起こる現象なのかも、なんて思ったりする自分もいる)。
ひょっとしたら、多くの人は『ジェット』や『心のラヴソング』ような売れ筋の曲がないという理由からこの段階まで行かずにアルバムの評価を決めてしまい、それ以上先に進むことをやめてしまうかもしれない。アルバムはそのままCDラックの中で厚いホコリをかぶることになるかもしれない。
だがポールの音楽を本当に好きな人ならば、2、3回通しで聴いた時点でまちがいなくこの作品のすばらしさに気が付くはずである。
すばらしいとは思わなくても、少なくともその特殊性には気が付くはずである。
そしてしばらくは僕のように毎日このアルバムからは離れられなくなるはずだ。
そういう意味では、このアルバムはこれまでのポールのどの作品にも増してとっつきにくいアルバムといえるかもしれない。
言い方が適切かどうかはわからないが、たとえば「ほうら、この曲いいでしょ?聴いてね~」というような大衆迎合的ないやらしさが全くないのである。
もっともこのあたりについては今始まったわけではなく、『ケイオス』以降のポールの作品全般について言えることなのだが、今回はさらにきっぱりとした潔さを感じてしまう。
いい意味でファンを突き放している。この作品の本当の良さを理解するには、聴き手は自ら意識的にアルバム細部まで深く聴き込まなくてはならないのだ。そして、それができた人はまちがいなくこのアルバムから大きな恩恵を得ることになるだろう。
今ひとつ別の見方をすれば、このアルバムは天才ポール・マッカートニーの音楽的手法の宝庫ともいえる。
特に今回はビートルズ時代に彼とメンバーが編み出した様々な手法の封印が解かれたことでサウンドにより大きな広がりと厚み(深み)がもたらされている。
例としては楽器メロトロンの使用、テープループ・逆回転などの使用が挙げられる。
各楽器の使い方も秀逸である。ヘッドフォンで聴くと、数えきれないほど様々な小技、遊びが各楽曲の要所要所に散りばめられているのがわかるだろう。特に各曲におけるギター、ベース、ドラムスの使い方には耳を傾けるに十分なだけの面白さがある。
若手の人気プロデューサー4人と組んだことで、ポールの個性が損なわれない範囲で当世風のサウンドが導入されたという事実も見逃せない。
当世風音楽を全く聴かない僕が言っても全く説得力はないのだが(笑)、とにかくこれまでのポールの音楽にはないテイストが加味されていることだけはまちがいない。
他にも曲の展開、アレンジ、ヴォーカル、コーラスワーク、効果音、プロデュースの妙など、各曲ごとに注目すべき点は多い。
要はポールが曲によって全く異なったアプローチで1曲1曲を仕上げていったということである。それを知った上で曲を探索したならば、以前には気付かなかった新しい発見がきっとあるに違いない。
チャート成績はアメリカ3位、イギリス3位、倭国2位(いずれも最高位)という結果となった。
その他の国ではノルウェーで1位になったのを始め、フランス2位、デンマーク2位、スコットランド3位、イタリア4位など世界各国でチャートの上位に食い込む健闘を見せた。
個人的にはアルバムの出来と比較すれば、これらの成績には全く不満であるが、これもまた現実であり致し方ない。あとは各国の音楽賞等でこのアルバムが再評価されることを期待したい。
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