ジャン=リュック・ゴダール トレンド
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2025.11.24〜(48週)
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長文ごめんなさい。
どうせなら倭国のMVディレクターがこのMVを追いかけた背景や自分の考えも記録しておきます。
当時、めざといMVディレクターの多くが目指したこのMV、もちろん自分も目指したのですが、闇雲に真似るのではなくて、いくつかこれまでの演奏メインMVになかった要素を洗い出し、戦略的に作りました。
①逆光シルエットメインで、メンバーの全てを見せない。
②シールドが引っ張られる、エフェクターを踏む、途中で女性ベーシストが髪を結ぶ、水を飲む、Pro toolsの画面を差し込む、マイクなどを設置する、ハイヒールで演奏するなどまさに今音を出して演奏、録音をしているような臨場感を演出で見せる。
③フィルムライクなテイストを出すために、フィルムノイズを足す(このMV、実際はフィルムを使っているが、さらに足している)
④最初からボーカルが立ち位置にいなく、途中から歩いて参加させると言う展開を作る。
⑤ギターの中から弦を弾いている、普通には撮れない非現実的なカットをサラッと差し込む。
⑥メンバーが思い思いの方向を向いていて、ライブのような人に見せるためのフォーメーションにしていない。
他にもあったと思いますが、この辺りを再現し、パクリではなく、オマージュとして新たな解釈、要素を入れ、演奏メインMVを進化させられたらと思いました。
①、④、⑥などは従来のMVにもよく見られた手法で、やり方としては王道。
③はフィンチャーが「セブン」OPでOPムービーディレクターのカイル・クーパーと作り上げた手法(だと思う)で、それをうまく応用したんだと思います。これもフィルムノイズという現実をシュミレートしていますね。
⑥などは古くはビートルズ&J.L.ゴダール映画「ワンプラスワン」で見られたし、②もそれの現代版だったのかもしれません。
その進化版②が、僕らには新しかった。現実をシュミレーションして超現実を作る、これこそ演出だし、状況を作ることに長けている映画監督の手腕だなと感心しました。
⑤は余裕というか、非現実的な画を入れても破綻しないという自信の表れか、お茶目だなと思うとともに、そのフレシキブルさに震撼しました。
が、当時は邦楽MVはビデオ全盛で、フィルムを使うことは予算関係上少なく、今の一眼ムービーなどもなかった為に深度の浅い映像(ピントが合うところはシャープで合ってないところはボケる映像)を撮ることが難しく、解像度も低い為、このMVに追随することが難しかったと思います。
自分はCANON5Dmark2と言う一眼ムービー撮れるカメラが発売されたタイミングでできると思い、それ以降三度挑戦しています。
出来ているかどうかは・・・。
とにかく今でもこのMVは多くの人を惹きつける、MVの歴史に残るMVだと思います。 December 12, 2025
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まさに。ことさら難しがる必要もなく。
↓
「実に素直な感想として80年代のゴダールは画面が美しかった(…)最高の自然光の瞬間を狙う一番贅沢で最も絵画的なものなんです。『パッション』を観れば、それこそがこの映画の物語のテーマでもあるので、すぐ分かるんですけどね」
https://t.co/YXHtS8jjTE December 12, 2025
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🔸『ゴダールのリア王』𝐁𝐥𝐮-𝐫𝐚𝐲
「映画とは何かーー?」
鬼才J=L・ゴダールがシェイクスピアに挑む。芸術が失われた近未来、シェイクスピアの子孫が新たな物語を模索する。幻とされていたゴダール作品が最新HDで遂に復活。新訳版字幕を採用、特典に8頁折解説リーフレットを封入。
【12/5発売】 https://t.co/5Og83fiGvy December 12, 2025
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平田雄己監督×森直人さんトーク。ルノアール、ゴダール、メカス、ノーラン、団塚唯我…等々の作家を引き合いに挙げ語られる平田映画の「凄味」について。私も数々の上映に携わっていると新時代を感じることがあり平田映画はそんな予感も実に際立っている。海外の大きな映画祭より先に東中野で発掘を! https://t.co/tbNisFRPCw December 12, 2025
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🇧🇴明日から 東京|下高井戸シネマで上映!🇧🇴
ジャン=リュック・ゴダールが『コンドルの血』(1969)に寄せた言葉です。
“この映画は、人々を行動に動員する要因になりうるものだ”
11/29(土)〜12/5(金)連日18:30&20時台 https://t.co/gq1cbZcMto
上映作品解説→https://t.co/jG14RbJJDL December 12, 2025
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ブレッソン、ゴダール、ルイ・マル、ベルイマンの引用。林静一本を読んでから読むと影響が見えてくる。
そういえば昔働いてた映画館が閉館した日に、閉まった後の禁煙の劇場でタバコ吸って朝までバカ話してた記憶がフラッシュバックする。
たぶん悪魔が|亜蘭 @arantootika https://t.co/t794xH7chD December 12, 2025
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【原宿Jack's/30周年】をお祝いするR&Rパーティーの《スペシャルDance Show》に、1960s代表としてご一緒させていただく事になりました✨
アンナ・カリーナのゴダール映画「🇫🇷はなればなれに」と、John Waters映画「🇺🇸ヘアスプレー」のMadisonダンス2種類を披露します↓
https://t.co/i4VBYynni0 https://t.co/KaDzuiDMYy December 12, 2025
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【#星野奈菜美】#タワ渋クラシック #タワ渋イベント
フルート奏者の星野奈菜美さんのデビュー・アルバム『Relax Time』発売記念の
ミニライブ&サイン会、さきほど終了致しました。
日曜日の朝、爽やかで滑らかなフルートの音色が非常に心地よいイベントでした。アンコールも演奏してくださり充実の内容。
改めまして星野奈菜美さん、#安藤千紗都 さん、関係者の方々、そしてお集まりいただきましたお客様、ありがとうございました!
セットリスト
1.ドビュッシー:小舟にて
2.ゴダール:組曲op.116よりワルツ
3.芳賀傑:星の地図
4.ブリッチャルディ:ヴェニスの謝肉祭
5.山田耕筰:赤とんぼ
タワレコ渋谷店クラシックには、Instagramのアカウントもございます。
こちらとは違う写真を掲載していますので、併せてフォローお願い致します
https://t.co/9EnsMRafLZ
(富士)
@TOWER_Classic December 12, 2025
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ゴダールのシナリオ、途中でページ抜けに気づいて急遽作り直すところDIY感あってよかった 残りのページの解説が心なしか巻きになってるところも巨匠の人間味が垣間見えて不思議な気持ちになったわね December 12, 2025
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まったく独善的なギャグ(?)ばかりの映画を作っていた。それがゴダールの眼には、<自立>と見えたらしい。だが、これらの強引で独断的なデッチ上げ的<好評>が、当のジェリー・ルイスを狂わせたことは確かである。
(小林信彦「世界の喜劇人」) https://t.co/lqEmG5HnII December 12, 2025
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平田雄己監督特集「ロスト・イン・イメージズ」みた。「ピクニック」と打って変わって陽光を排除した探偵ノワール(ちょっとSF)。上映後のトークで監督さんがゴダール狂で「アルファヴィル」がお好きと聞いておぉ…!となった https://t.co/OEIDYI9VOK December 12, 2025
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ゴダール遺作観たよ
前半部はOKって感じだったけど後半の製作パートはゴダールの頭の中を覗くみたいで面白かった 映画や写真という一見明確なイメージの不確かさと、そこから真の想像力を喚起することの困難さに最期まで挑み続けようとしたのかな 正直よく分からなかったけど観て良かったです https://t.co/q66bnbF1mC December 12, 2025
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「シナリオ/シナリオ:予告篇の構想」鑑賞。
ゴダールが遺した"イメージの本"をめぐる想像力の冒険。映画や写真や詩のコラージュと、構想を語るゴダール本人の言葉から、巨匠が最期に我々へ伝えようとしたものを読み解く、追想と探究の映像体験でした。 https://t.co/8eDA15hq2e December 12, 2025
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「2つのゼロ年」パンフ稿をようやく書き上げた。明日朝読み直して入構しよう。ロッセリーニの神なきベルリンを見つめる容赦ない他者のまなざしに対して、ドイツの再出発を願う親愛の情と内側の視点を対置する。それは欺瞞なのか…意外とゴダールがこの両者をつなぐ鍵のようにも思える。 December 12, 2025
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R・W・ファスビンダー監督「第三世代」(1979)の実にクールでスタイリッシュなタイトル・シークエンス
点滅しながらキャスト名が次第に増えていくあたりには、明らかにゴダール映画のタイトルの影響が。そしてTV画面に映し出されるのは、ロベール・ブレッソン監督の映画「たぶん悪魔が」(1977) https://t.co/7ufkVHMQ9i December 12, 2025
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【映画紹介】「勝手に逃げろ/人生:Sauve qui peut (la vie) 」(1980)監督ジャン=リュック・ゴダール。ゴダールの商業復帰作。資本主義下の疎外された人間関係を描き、売春をメタファーとする。
https://t.co/nvKxUDGE3z https://t.co/tzKLVMeOeM December 12, 2025
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『旅と日々』鑑賞。鉛筆とノートを用いて脚本を書く主人公を正面やや左から捉えた慎ましくも雄弁な冒頭のショット(この構図は後の場面で反復される)から、雑居ビルが立ち並ぶ街を映したファーストカットと対を成す、米国の無声映画のようなラストまで、終始画面に引き込まれた。フォードやゴダール、 December 12, 2025
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まだツイッターを始めて間もない頃だったか、眠れない夜、フォローしていた方と『落下の王国』について話したことを覚えている。どんな話をしたかはまったく覚えていないのに、その方のことは懐かしく思い出す。確か、ゴダールの『アルファヴィル』を強く薦めてくださったのは、その方ではなかったか。 December 12, 2025
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当時、めざといMVディレクターの多くが目指したこのMV、もちろん自分も目指したのですが、闇雲に真似るのではなくて、いくつかこれまでの演奏メインMVになかった要素を洗い出し、戦略的に作りました。
①逆光シルエットメインで、メンバーの全てを見せない。
②シールドが引っ張られる、エフェクターを踏む、途中で女性ベーシストが髪を結ぶ、水を飲む、Pro toolsの画面を差し込む、マイクなどを設置する、ハイヒールで演奏するなどまさに今音を出して演奏、録音をしているような臨場感を演出で見せる。
③フィルムライクなテイストを出すために、フィルムノイズを足す(このMV、実際はフィルムを使っているが、さらに足している)
④最初からボーカルが立ち位置にいなく、途中から歩いて参加させると言う展開を作る。
⑤ギターの中から弦を弾いている、普通には撮れない非現実的なカットをサラッと差し込む。
⑥メンバーが思い思いの方向を向いていて、ライブのような人に見せるためのフォーメーションにしていない。
他にもあったと思いますが、この辺りを再現し、パクリではなく、オマージュとして新たな解釈、要素を入れ、演奏メインMVを進化させられたらと思いました。
①、④、⑥などは従来のMVにもよく見られた手法で、やり方としては王道。
③はフィンチャーが「セブン」OPでOPムービーディレクターのカイル・クーパーと作り上げた手法(だと思う)で、それをうまく応用したんだと思います。これもフィルムノイズという現実をシュミレートしていますね。
⑥などは古くはビートルズ&J.L.ゴダール映画「ワンプラスワン」で見られたし、②もそれの現代版だったのかもしれません。
その進化版②が、僕らには新しかった。現実をシュミレーションして超現実を作る、これこそ演出だし、状況を作ることに長けている映画監督の手腕だなと感心しました。
⑤は余裕というか、非現実的な画を入れても破綻しないという自信の表れか、お茶目だなと思うとともに、そのフレシキブルさに震撼しました。
が、当時は邦楽MVはビデオ全盛で、フィルムを使うことは予算関係上少なく、今の一眼ムービーなどもなかった為に深度の浅い映像(ピントが合うところはシャープで合ってないところはボケる映像)を撮ることが難しく、解像度も低い為、このMVに追随することが難しかったと思います。
自分はCANON5Dmark2と言う一眼ムービー撮れるカメラが発売されたタイミングでできると思い、それ以降三度挑戦しています。
出来ているかどうかは・・・。
とにかく今でもこのMVは多くの人を惹きつける、MVの歴史に残るMVだと思います。 December 12, 2025
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