the heavy 芸能人
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2025.12.01〜(49週)
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JazzTokyoにディスク・レビューを寄稿しました。
地下音楽は命に火を灯す~~異端シンガーの復帰作
ぜひご一読ください。
#宮西計三
#2414 『宮西計三 & THE HEAVY FRIENDS / 異端教祖』『Miyanishi Keizo & THE HEAVY FRIENDS / Itan Kyōso』 https://t.co/6cZ6fpELK7 December 12, 2025
4RP
柿が鈴生りです。近所の柿を見て回りました。どこも鈴生り放置。食べる人はいません。戦後の貧しい村では、柿は宝ものでした。お世話になった人に母は毎年送っていました。ところがある日・・・そこで倭国語と英語で一句、Noー、Noー、・・・一詩・・?
家のたからもの
家の裏には、柿の大木があった
戦後の貧しい時代 我が家の宝だった
子どもたちは枝に群がり、近所と分け合い
母は お世話になった人たちへ送った。
庭のコスモスがそよ風に揺れる朝
東京から段ボール箱が返ってきた。
開けると 大半の柿が熟して潰れているー
滲み出る茶色い果汁 漂う饐(すえ)た悪臭
母には見せることができず
密かに畑の片隅に埋めた
小粒で たまに渋みが残る木練柿(きねりかき)は
我が家だけの宝だったのかもしれない
晩秋の空に浮かぶ鈴なりの柿を見ていると
遠い痛みが蘇ってくる
Treasure of Our Family
Behind the house stood a towering persimmon tree,
In the lean years after war, it was our shining wealth.
Children clung to its branches, sharing with neighbors,
While Mother sent gifts to those who had cared for us.
One morning, as cosmos swayed in the gentle wind,
A box returned from Tokyo.
Inside—persimmons, crushed in their ripeness,
Brown nectar seeping, a sour odor rising.
I hid them from Mother’s eyes,
And buried them quietly in the corner of the field.
The small, sometimes astringent kineri-kaki—
Perhaps they were treasures meant only for us.
Now, when I gaze at the heavy clusters
Glowing against the late autumn sky,
That distant ache stirs again within me. December 12, 2025
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