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2025.11.28 08:00
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これも【情報戦】です。今回のこのポストは、法解釈ではなく 「立場の争い」を仕掛けています。なぜなら「台湾の地位は未確定」という国際法上の事実が世界の共通認識となることを最も恐れているからです。
それが広まった瞬間、これまで主張してきた「台湾は中国の一部」という物語の土台が崩れるから。だから法ではなく、感情と責任論へ議論を誘導します。今回の長文声明の構造は非常に単純でら典型的なフレーミングが仕込まれています。
①何が誤りかは言わない
②しかし「誤っている」と強く断定する
③「だから撤回せよ」と結論だけ突きつける
これは「説明を求められた側が負ける」立場の罠(Position Trap)です。相手に説明させ、論点を「相手の主張」として事実化させる情報戦の常套手段です。
声明の中心は誘導です。倭国は中国の主張に従え=それが国連加盟国として最低限の義務であると、議論を「国際秩序 vs 倭国の態度」の問題にすり替えています。
本来議論すべきは台湾の法的地位がどう定義されているかですが、この点には意図的に触れません。なぜならそこに踏み込めば、サンフランシスコ平和条約に行き着き、台湾の帰属未確定が露呈するから。だから「法」ではなく「道義」で圧力をかけるのです。
また、中国は都合の良い国際文書だけを引用します。カイロ宣言やポツダム宣言のように法的拘束力が弱いものは声高に叫び、戦後国際秩序の基盤となったサンフランシスコ平和条約は「無効」としてほぼ無視する。自分たちに有利な法だけを採用する中華的法観の典型です。
言葉選びにも心理戦が表れています。
reflect(反省しろ)
wrongdoing(過ち)
vigilance(警戒を怠るな)
こういった語を散りばめることで、「倭国はこんな危険な言動をしている」という印象を、第三国へ先に植え付けようとしています。真偽よりも、先に言い切ることが重要なのです。
このように仕掛けてくる情報戦で絶対にやってはいけない対応は、誤解を解こうと詳細を説明し始めることです。なぜなら、それこそが相手の狙いだからです。説明するほど相手が設定した土俵での議論が進み、「疑いを晴らすべき側」という構図が確立されてしまいます。
必要なのは説明ではなく、構造を暴いた上での徹底した拒否です。 November 11, 2025
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