子ども食堂 トレンド
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2025.12.09 05:00
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【立場2:父親の視点】
残業で帰りが遅くなるたび、子どもに「ひとりで食べたよ」と言われるたびに胸が痛む。本当は毎日、できたてのご飯を食べさせたい。話も聞いてあげたい。だけど仕事を抜けられず、背中越しに“父親として足りていない”ような気がして、申し訳なさと情けなさが入り混じる。
多くの家庭では共働きが当たり前になり、仕事か子育てか、どちらかを犠牲にするような状況が続いている。家事と育児の分担は進んだようで、実際には「子どもをひとりにしてしまう時間」が増えている。親が努力しても埋められない隙間が生まれ、子どもの孤食や孤立が広がってしまう。
だからこそ、子ども食堂の存在は父親にとっても救いだ。親ができないことを代わりに担ってほしいのではなく、「家庭だけでは支えきれない時間」を地域が一緒に支えてくれることが、大きな助けになる。
子ども食堂は、①栄養の確保、②大人の見守り、③学習や交流の機会、④孤食の防止という複数の役割を果たす。父親がどれだけ頑張っても、仕事の制約がある以上、すべてを家庭内で完結させるのは難しい。だから家庭・地域・学校・行政が連携して子どもを支える仕組みが必要で、その核になり得るのが子ども食堂だ。
子ども食堂は、親の「できない」を責めるのではなく、家族をそっと支えてくれる場所だ。父親が安心して働けること、子どもが安心して過ごせること。その両方を叶えてくれる社会の支えとして、これからも拡がっていくべき存在だ。 December 12, 2025
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