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シティライツ
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2025.12.16 20:00
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あの万博閉幕前日「こみゃくDAY」と呼ばれたあの日、万博デザイン展で伝説的なトークセッションをご存知でしょうか?万博のソフトレガシーについての開かれた議論として「オープンデザインの未来―こみゃくはどこに行くのか?」と題されたこのセッション。今回の万博のデザインはグッズなどの売り上げにおける「経済的成功」、二次創作的などの市民文化が生まれた「文化的成功」、赤青グレーを見ると大阪を想起するほど強い認知を確立した「都市ブランド的成功」など多くの成功を残した事例となったと思います。みんなで育てた万博のデザイン文化を「みんなのもの」として愛され続ける形で生かし続けていけないか?そのいのちを死蔵させることなく、どう未来に向けて活用していけるのか?その問いに対して、具体的なアイデアを元に社会に開かれた場で議論するという試みとなりました。
一言で言うならば、万博のデザインを「大阪・関西のデザイン資産」として公共に活かし続けることができないか?そういった可能性について、知財の専門家や都市の専門家たちと議論するという内容でした。シティライツ法律事務所の弁護士・水野祐氏 @TasukuMizuno
建築家の豊田啓介氏 @toyoda_noiz (東大生産研/NOIZ)、知財図鑑の荒井亮氏 @ryo77331 と共にデザインシステムから生まれた「こみゃく」と呼ばれる二次創作の事例を元に、未来社会の知財の在り方について熱い議論が起こりました。なぜこのメンバーかといえば、荒井さんはこみゃくのムーブメントについて非常に興味を持ってくれ知財図鑑でインタビューを受けた縁から羽島まりました。そして、水野さんと豊田さんはかつて五輪の時に野老さんの作ったエンブレムをテーマに「幾何学は誰のもの?」というトークセッションを行った過去があり、五輪と万博という二つの国家的祝祭空間で起こった二つの事例と共に語ることが可能なのではと、今回のセッションに参加していただくことになったのです。
議論は大きく①万博デザインシステムを大阪の都市ブランドとして継続活用する「資産化」、②こみゃくのCCライセンス等による段階的な「オープンライセンス」、③公共とクリエイターが協働する「コモニング的運用」の三つの方向性について議論が展開されました。ここで議論されたのはあくまで一つのアイデアにすぎませんが、ここから文化的社会的な開かれた議論が広がっていくことを皆願っています。
「ありがとう。またね」を実現するために
ぜひ、本文を読んでみてください。 December 12, 2025
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