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愛される価値
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2025.11.24 01:00
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頻繁な連絡を求めてしまう人は、相手を束縛したいわけでも、支配したいわけでもなくて、むしろ逆に 「この関係性は“連絡”という形を失った瞬間に消えてしまうほど脆いのではないか」 という恐怖に怯えている。
連絡が来ない時間に、心が削られるような痛みを覚えるのは、相手が好きだからではなく、自分自身が愛される価値のある存在だと信じ切れないから。
だから連絡を求める行為は愛の証明ではなく、自己価値の証明になっていて、そうなると、相手は「私ではその穴を埋められない」と疲弊していくことになる。
皮肉にも「埋めてほしい」「あなたの愛によって私の価値を証明してほしい」と願えば願うほど、その関係は愛を失っていき、脆弱になってゆく。
愛とは、本来、誰かに証明してもらうものではなく、自分自身の内側で静かに立ち上がる力なのだとしたら、本当に必要なのは、連絡の量ではなく、沈黙の時間に耐えられる強さ、つまり自己存在感なんだと思う。 November 11, 2025
最低限、自立していないと
愛することも、愛されることもできないよね。
例えば、自立してない時って、
相手に愛情を与えようと思っても、
純粋に与えることができない。
なぜなら無意識のうちに、
「相手の望みを叶えて愛されようとする」から。
相手を愛そうとしても、
それは見返りを求めたエゴに変わってしまう。
これやると確実に都合の良い存在になるんだよ。
この考えのスタートって
自分が愛されるには〇〇しなければならない
って、自分の価値を他人に委ねてるじゃん?
ここから始まる関係性はアンバランスだ。
仮にこれで
「ありがとう!大好きー!」
と、相手が表現してくれて
あなたの満足いく結果になったとしよう。
でもこの先にあるのは
永遠に相手を満足させ続けないといけない
という消耗戦だ。
しかも毎回相手が満足のいく反応を
してくれるなら良いけど
そうはならんやん?
相手のメンタルの状態によっては
反応が鈍くなることもあるし、
自分のやったことが外れることだってある。
この時、
「相手の望みを叶えて愛されようとする」
というやり方をしていると
期待と失望の落差が大きくなる。
だって全て「愛される」という見返りを求めて頑張るわけだから。
そして、そこで自分の愛される価値を
感じようとしているわけだから、
「相手から期待通りの反応が返ってこない
=私に愛される価値が無い」
って解釈になりやすい。
こりゃ拗れるよ!!
.
なんでこんなに拗れた関係ばかりに
なってしまうのか考えてみると
これは前提として
「愛し愛される関係はトレードオフ」
という価値観が根付いているのが問題。
「あなたから愛情をもらうには
私はこれを差し出さなきゃ」
という交換条件によって
成り立たせようとしている。
それはビジネス的な関係であって
心の通う関係ではないんだよね。
そして交換条件だからこそ
「私の交換条件としての価値」
みたいな考えが生まれやすい。
…
…
それはとても寂しいことだ。
おそらくだけど、
交換条件としての私の価値を高めても
心はずっと虚しいままだよね。
それで相手の望みを必死に叶えたところで
「条件が良いから一緒にいてくれるんでしょ?」
という疑念が永遠に拭えないから。
そして、
そういう疑念を持ちつつも、
踏み込んで深い関係になるわけではないから
自分がやったことに対して
「見返りとして相手がしてくれたこと」
で自分の「愛され度合い」を測るしかなくなる。
そうするとSNSを見て
周りの幸せそうなカップルを見て
自分の状況と比べて、
不安になったり、不満を抱いたり…
「本命の彼女に見せる態度5選!」
みたいな基準を当てはめて、
愛され度合いを測ろうとしたりする。
これは苦しい恋愛だ。
だから最低限、自立は必要ってこと。
▼▼ November 11, 2025
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