西野亮廣 芸能人
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2025.11.23 14:00
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2026年3月27日公開の『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のムビチケ前売券の一般販売がスタートしました。
#詳しくは公式HPまで
「え? ムビチケって前から売っていなかった?」と疑問を持たれた方もいらっしゃると思うので、この点について、あらためて経緯をご説明させていただきます。
一年ほど前でしょうか。
「前売券の一般販売はいつからスタートできますか?」とお聞きしたところ、「一般的には映画公開の3〜4ヶ月前です」との回答をいただきました。
僕らは大手スタジオでもなく、テレビで毎週作品を露出しているわけでもなく、漫画を毎週連載しているわけでもありません。
潤沢な宣伝費があるわけでもない。
映画業界からすると、まだまだヨソ者の小さな会社です。
20代のビジネスパーソンが提供できる価値が「体力」しかないように、僕らが映画を届けるために差し出せるものは「時間」しかありませんでした。
というわけで、東宝さんをはじめ関係各所に頭を下げ、「ムビチケ前売券をこちらで買い取るので、一般販売が始まるまで(そして始まってからも)自社で販売させてほしい」とお願いしてまわりました。
その結果、このたびの「一般販売」を迎えるまでに、すでに8万7000枚を超える前売券が動いています。
まだ何者でもない僕は華やかな武器を持っていません。
できることは、時間を差し出し、地道に積み上げ、仲間を増やしていくという…ただそれだけ。
というわけで、「今のお前には何が差し出せる?」と自分の心に聞いてみた結果がコレでした。
信用も、お金もない自分には、全国各地を巡ってムビチケ前売兼を毎日毎日手売りする「時間」しか差し出せなかった。
昔も今も僕は「仕事がなけりゃ時間がある。金がなけりゃ覚悟がある。美貌がなけりゃ笑いがある。とにかくあたしにゃ何かある」という考えで、自分が持っているものを探すところから挑戦を始めるようにしています。
やっぱり隣の芝は青く見えちゃうし、真似したくもなる。
ですが、
資金力の無いチームが資金力で戦ったところで、
中小企業が大企業のやり方を真似たところで、ロクなことがない。
それで上手くいった試しなど、ただの一度もありません。
やっぱり今の自分が差し出せるもの(今の自分が差し出すべきもの)を差し出すしかない。
この記事をご覧の方の中には、
僕よりも名前が小さくて、
僕よりもまだ信用がない、
だけど僕よりも時間のある映画屋や、舞台屋、絵本作家、その他、エンターテイメントの仕事(集客ビジネス)に就いている人がいると思います。
その方に対して僕は「なんで西野亮廣より手売りをしていないの?」と思っています。
「枚数」じゃありません。
手売りに充てる「時間」です。
時間ある人間が…いや、まだ時間しかない人間が、時間を差し出さなかったら、どこで勝つのよ?と。
僕らはまだ勝ってないので、持ち合わせいません。
大きな信用も、
大きな予算も、
コネもツテも、
一声で風向きを変える人気も影響力も、
コケた時に全ての面倒を見てくれる後ろ盾も。
そんな僕らが、戦場に「時間」という剣を持っていかなかったら、何を持って戦う?
どうやって家族を守る?
どうやってスタッフを守る?
どうやって、自分のことを応援してくれる数少ない人の夢や期待を守る?
まだまだ全然足りていませんが、僕は毎日全国各地を飛びまわって『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』のムビチケ前売券を届けています。
もちろん一番は自分の為だと思いますが、同時に「僕も頑張るから、お前も頑張れよ」とエールを贈っているつもりです。
僕らはまだ勝ってもないけど、まだ負けてもいない。
勝負はここからです。
自分が差し出せるものを正しく選んで、頑張っていきましょう…という言葉を自分に言い聞かせながら書いてみました。
▼チケット情報はコチラから↓
https://t.co/nE3d311h8G November 11, 2025
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