「他人が嫌だと言うことはやめましょう」というのは、道徳レベルでは正しいんですが、実社会においてはどうしても他者と意見が食い違うことはあり、「身動き取れないバスの中で不快な宣伝広告を流すのはやめろ」とバス会社を訴えた乗客に対して、最高裁は「聞きたくないものを聞かない権利というのはプライバシー権の一種としてあるにはあるけれども、公共の場においては他の権利とのバランスを考慮する必要があり、商業宣伝という経済的自由権等との兼ね合いも考慮しないといけない」と、この件においては乗客のプライバシー権よりバス会社の車内宣伝の権利を優先させているわけです。

権利や自由の侵害みたいな話をするときは、一方的な侵害と決めつけるのではなく、別の権利や自由とコンフリクトを起こしているのではないかという可能性を考慮するのは、一般的には必要なステップと思う次第です。
あらゆる権利の一切の侵害が許されないということはなく、社会の構成員がそれぞれ「受忍の限度内」において譲り合う＝お互いにある程度の権利を侵害し合うことを前提に制度設計されているので、権利の侵害を受けたと感じたときに、それが受忍の限度内かどうかという視点はあった方がよくて、その受忍の限度は主観のみで決まるのではなく（先の車内宣伝を訴えた乗客も自分の受忍の限度は超えている、堪忍袋の緒が切れたと思ったから訴訟したのでしょうし）、社会通念上みたいなところでバランスされるのだと思います。

https://t.co/PXyQRtXwE9 December 12, 2025

@azabu_food @atsuji_yamamoto 表現の自由に限らず、ポリコレ棒で自由権を「自由に殴りつける」のが「自称リベラル」の正義と思う様なので…
(リベラルとは何なのか、基礎から「お勉強」やり直して欲しいですね)
紅い党など、「みんしゅしゅうちゅうせい」の名の下に、党規約で好き放題制限した上、それが憲法より優先するらしい… December 12, 2025

難しい単語を並べても、クチャラーが迷惑行為で、表現規制が自由権の侵害になり得るという現実の法体系は変わりません。

抽象化は“議論を煙に巻く”ための手段であって、問題の本質には一切触れていません。

「全部同じ現象」という主張こそ、
具体的分析を避けた形而上の逃避では？

眠いのでもう無理です……おやすみ。 December 12, 2025

@PunkPantherMDA @kuzukago_4 同性愛の西洋の歴史は、①問題無し②宗教的な罪③法的な罪④精神病ないし発育不良⑤自由権（内心の自由、自己決定権、幸福追求権とも）の範疇として変遷してきて、
③④⑤で他者を侵害していなければ認めるのがリベラルな現代社会だからね。
同じロジックで無害な子供が好きな人を受容は可能でしょう。 December 12, 2025

主に一次創作の話なんですが犯罪・不正を利用して盗んだ情報で行う創作を経済的自由権で正当化するのは難しいですよね。権利の濫用に相当すると考えられるので。 https://t.co/LngShKfMAm December 12, 2025

公共の福祉が人権同士矛盾衝突を解消するための調整役と考える一元的内在制約説では
ある人権を制約する法律の合憲性が問われた時にそれに対峙する相手はそれと同程度に人権を用意して衝突させざるを得ず
例えば「街の美観を守るためビラ貼りを止めさせる表現規制」の合憲性が問われた場合
ビラ貼りの表現の自由精神的自由権と対峙する相手は「美しい街に住む人権」という憲法に明文化されていない人権を持ち出して衝突させざるを得ない
このにように一元的内在制約説では
人権の「インフレ化」が進み本来憲法が保障する人権がインフレについていけず置いてきぼりになってしまう問題が生じることを芦部憲法に記述されていますね（芦部信喜　高橋和之補訂『憲法』第八版１０４頁参照） December 12, 2025

🟥 Sランク（最難関）
【憲法】
憲法は常に最難関科目の一つとされます。その理由は、条文に要件や効果がほとんど書かれていないためです。
例えば二十一条一項の「表現の自由はこれを保障する」という規定には、どのような制約が許されるのか、違憲か合憲かを判断する基準が明記されていません。そのため、受験生は審査基準や判断枠組みを答案の中で構築しなければならず、高度な抽象思考力と論理的展開が必要になります。人権論の中でも自由権だけでなく生存権や社会権のように判断が難しいものも含まれており、深い理解がなければ高得点を取ることは困難です。 December 12, 2025

元々、民主主義と人権の関係は深く、
古代ローマにしろ、フランスにしろ、
参政権は徴兵制と表裏一体で、
だからこそ、徴兵の対象であった男に
参政権が与えられた

参政権以外にも国民に国家が保障すべき権利が
他にもあるという事で、参政権から
派生する形で自由権や生命権なども生まれ、
まとめて人権と呼ばれた

で、それが「理性優位で身体に無頓着」
となる理由がわからないし、
「女の人権を尊重しよう」という発言の
意味は、女版の新しい人権を作ろうではなく、
ただ単に、社会は女に奉仕しろくらいの
意味しかないのではないか？

被害妄想的に捏造された女性差別、
それを是正するという名目で
行われる女性優遇,男性差別があり、
その女性優遇,男性差別の事を、
「女の人権に配慮しよう」という発言と
共に行われているというだけだと思うが December 12, 2025