細川俊夫 芸能人
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2025.12.08〜(50週)
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ブロムシュテット氏による2025年倭国公演のスケジュールを知り、10月24日に東京でNHK交響楽団を指揮する演奏会を観ることを即座に計画した。渡航前に合わせて、数日間の東京各会場におけるバレエ及びコンサート公演を調べたところ、新国立劇場の『シンデレラ』が時間的にも適合し、新国立劇場バレエ団の公演品質も定評がある。さらに、8月にすでにこの劇場で細川俊夫のオペラ『ナターシャ』の世界初演を観たが、東京フィルの生伴奏付きバレエ公演を観覧するのは初めてであったため、喜んでチケットを購入した。
バレエの観劇感想を記述するとなると、やや困惑を覚える。バレエに関する知識が乏しいためであり、実際のところ、バレエへの興味はクラシック音楽愛好家としてのバレエ音楽への関心に由来し、バレエ自体はむしろ付随的に観ているに過ぎない。しかし、以前operaactualでスペイン語の批評家が細川俊夫の『ナターシャ』が初演について言及した際、劇場を「東亜最も重要な演目及びコンサートの公演センター」と紹介していた。この評価は正当であると思われる。オペラパレスのの音響がコンサートホールに匹敵する点も、オペラ団とバレエ団の公演品質(演劇はこれまで倭国語能力不足のため未観覧)も、大連から飛行機でわざわざ観に来る価値がある。
『グリム童話』の『シンデレラ』は多くの人が子供の頃から知っている話だが、我々が読む『シンデレラ』はフランスの作家シャルル・ペローによって改編されたものである。具体的には、『グリム童話』にあった血腥さや皮肉的要素、例えばシンデレラの二人の姉がガラスの靴を履くために自らの足の指を切断するシーンや、結婚式で白鳩が二人の姉の目を啄む場面、最終的に姉たちが両足を切断し杖なしでは歩けなくなり、シンデレラが姉たちの報いを喜ぶなどが省かれた。こうして、皮肉と寓意に富んだ物語から、単純に善や美、正義の勝利を強調する物語へと変化した。さらに特筆すべきは、このバレエを観る主な動機がプロコフィエフの作曲したバレエ音楽であった点である。プロコフィエフの音楽はチャイコフスキーのような華麗で感動的な作風ではなく、構造的で風刺的なモダニズムの色彩が強く、抒情的で感動的なアンダンテの楽章も多い。『シンデレラ』の音楽は第二次世界大戦中に作曲されたため、「ガラスの靴」というイメージは、人間の善性への追求を表すと同時に、戦時中に前線でファシズムと戦う兵士たちの無事な帰還を願う英国民の切実な期待も込められている。
新国立劇場バレエ団の演出では、誇張されたスカートを着た男性二人がシンデレラをいじめる二人の姉役を演じ、動作も扮装も極めて誇張されており、コミカルで、本公演の独自の見所となっている。これは、同バレエ団がこの公演を全年齢層向けのユーモアあふれる軽妙なコメディーとして位置づけ、『グリム童話』のような深い風刺的寓意を持つ物話とは異なる方向性を意図していることを示唆する。第二幕の道化役は全公演のハイライトであり、バレエダンサーの技術と表現力に対する要求が極めて高い。木下義人氏はこの役見事に演じ切った。主役の池田理沙子氏と水井駿介氏の技術も非常に優れており、第三幕の春夏秋冬の四人の精霊、道化、二人の姉、そして二人の主役による群舞と華やかな舞台効果が織りなす優れた公演は、確かに東亜で他に類を見ない水準であると言える。
一点付言するなら、この公演の観客マナーは必ずしも良くなかったが、これは明らかに私が下調べを十分にしなかったことに起因する。当日は13:00開演の昼公演であったが、新国立劇場は昼公演で学校団体の観劇を募るのが通例であり、公式サイトの公演カレンダーには学校団体が来場する回が明記されている。今回はこのカレンダーを仔細に確認しなかった。当日は二階と三階が学校観劇に訪れた中学生で埋まっており、劇場マナーに疎い者も少なくなかった。オーケストラ席の上階からは常に複数人の囁き声が聞こえていた。もしこれが大人であれば、他の観客の観劇を妨げる私語は無作法と見なされただろう。しかし、無知ゆえの過ちは責められない。次回は学校団体観劇の回を避ければ良い。また、公演後になって知ったのだが、新国立劇場では19:00開演の夜公演が、主に退勤後の観劇経験豊富な専門的観客を対象としている。次回は夜公演を購入することとしたい。
#新国立劇場 #新国立劇場バレエ団 #シンデレラ #東京フィル December 12, 2025
家映画なう!
218 #告白的女優論 ★★
これはカルト映画である。有名女優が、過剰な振る舞いをする女優を演じる。基本、三部作で、浅丘ルリ子、 有馬稲子、岡田茉莉子が演じる。脇を三國連太郎、大地喜和子、赤座美代子、草野大吾、細川俊夫、原田芳雄と豪華。監督は、吉田喜重。内容意味わからん。 December 12, 2025
→ 西岡龍彦、中川俊郎、篠原眞、石島正博
、佐藤眞、阿部亮太郎、細川俊夫、八村義夫、鈴木輝昭、多田栄一
西岡龍彦と中川俊郎の作品は、民音の中でももっともアバンギャルド的響きだと思うけど、それが両曲ともに1988年という超バブリーな時期に作曲されてるのが面白い。
これは実際に観に行った。 https://t.co/AUq6YtPbSL December 12, 2025
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