笠木泉 芸能人
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2025.12.01〜(49週)
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横浜の旭公会堂で「あっぱれフェスタ」。旭区の26もの事業所が何らかの形で参加しての、ステージ、販売、展示で彩られた年の一度のお祭り。舞台や音楽や映像作家といった、色んなアーティストが事業所のメンバーと協働してのステージ、盛り上がってたなあ。
個人的な偏愛は、詩と愛とユーモア(と少しの食欲)のシンガー、スワッチさんと、今年の岸田戯曲賞受賞作家の笠木泉さんによるユニット、ヌードルズですよ。今年は普段お弁当を作っている就労継続支援B型事業所「マインド葦」のメンバーを2名加えて「スワッチwithチームエビカツ」として登壇、異様に美しいイマジネーションで詩情溢るるエビカツの歌を熱唱…。弁当のためのエビを2000尾誤発注したことからエビ人間になってしまったメンバー2人を歌で救い出していて、相変わらず最高だった。
スワッチさん、どの歌も歌詞が良くて「前衛的なレコード聴くのにあきたら/またぼくの部屋においでよ/あの頃笑った/バカらしいナンバー/まだ大事にとってあるよ」(true true)なんて、ふたりの関係性とか、歌ってる人の心の質感とか、体温なんかがしみじみ感じられて素敵なのよね。もう大好き。
他にもコントあり、ダンスあり、バンドあり、客席も自由な雰囲気が横溢していて、ずっと楽しかった。旭区のこうした取り組み、横の連携がすごいなあと思う。事業所同士が、手に手を携えて、この大掛かりなイベントをもう12回も成功させている。それらを繋げているのはアートだったり、もっと単純に「表現したい」という意欲だったり。
このカルチャーを定着させたのは、前にもちょっと書いたけど、「そうしよう」と思う人がいて、そこに参加したいと思ったアーティストたちがいたから。ねえ、「一緒に表現をやる」ってすごく豊かなことなんよ。人間同士の営みのもっとも美しいもののひとつなんよ。アートや表現のもつ、あまりにも広大な可能性に、今日もまた深い深い感銘を受けた。 December 12, 2025
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