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生産者
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2025.11.27 16:00
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人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
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(七戸十和田のセリ参加してきました。下見で旦那さんと仲良くなってしまったくらい、なつこくて、めちゃくちゃかわいい、新しいうちの家族です。優しい生産者さんとも、お話しさせていただいて、連絡先まで交換しました。お名前は、なんと、チビ、です。よろしくね、チビ) https://t.co/NVaU1huCc6 November 11, 2025
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第3回:フェアトレードの価格は誰が決めている?
善意の制度を動かす見えない力学
フェアトレードのコーヒーやチョコレートにはフェアトレード最低価格というものが存在する。これを聞くと、多くの人はこう思う。「生産者が搾取されないための、正しい価格なんだろう。」しかし、その価格は誰が、どのように決めているのか?
答えはシンプルだ。欧州にある認証団体(とその委員会)が決めている。生産地の農家の人々が会議して、「このくらいの価格にしてほしい」と決めたわけではない。さらに言えば、その基準を作っているのは、現地の労働組合でも、農協でもない。欧州の団体が基準を作り、生産者がその基準に従うことでフェアが成立する。ここにすでに非対称性がある。
認証団体はどうやって利益を得ているのか?
フェアトレードラベルを商品に貼るには、企業が認証団体へライセンス料を支払う。さらに、生産者側も「認証を受けるための審査費」「定期的な監査費」「基準に合わせるための設備変更コスト」などが発生する。
もちろん、認証団体にも運営費が必要だ。だが、構造的には生産者と企業の双方が認証団体に支払う仕組みになっている。そのため、フェアトレードは善意の制度であるにも関わらず、認証団体は制度の大きさに比例して収入が増える という仕組みになっている。制度が拡大すればするほど、団体は収益を得られる。ここに、制度的なバイアスが生まれやすい。
善意と商業性が同居する矛盾
フェアトレードの認証団体は非営利を名乗るが、「収益を上げる必要がある」という現実は避けられない。認証が増えれば収入が増える。ならば、認証を広めるためにPRする。実際、2000年代に倭国で「フェアトレード」という言葉が急増した背景には、認証団体と企業によるPR活動があった。当時メディア側に、PR会社を通じて大量のプレスリリースが流れてきたのはその証拠だ。
企業にとっても「エシカル」を掲げると、イメージが良い、広報がしやすい、商品の付加価値が上がる。というメリットがある。つまりここには、認証団体の経済合理性 × 企業のブランド戦略という“二つの商業的動機”が交差している。善意の制度といっても、マーケティングと無縁ではいられないのだ。
生産者側の見えない負担
そして最も見落とされるのが、生産者の負担が意外と大きいという事実だ。フェアトレードの基準は細かく、生産者はそれを守るために、化学肥料や農薬の制約、労働環境の改善、児童労働の禁止、経理の透明化、定期監査への対応、などが必要になる。
倫理的には正しい。しかし、これらを実施するコストを誰が負担しているのか?答えは、生産者だ。さらに、認証には落第もある。監査に通らないと認証を取り消され、フェアトレード市場へ出せなくなる。これは弱い立場の生産者にとっては大きなリスクだ。
フェアトレード農家になったら収入が増えるのは本当か?
一部の生産者は収入が安定した。これは事実だ。しかし同時に、「認証を取得できない貧困農家が取り残される
」「認証コストを賄えず脱落する農家が続出」「認証に適した農園だけが優遇される」という新たな格差が生まれるという報告もある。もっと言えば、フェアトレード最低価格が実際の生産コストをカバーしきれていないという批判もある。「フェア」という言葉は美しいが、現実にはすべてを救える制度ではない。
欧州中心の制度は、なぜ疑問視されるのか?
フェアトレードの倫理基準は美しく、理念は正しい。しかし、価格を決めているのは欧州、認証基準を作っているのも欧州、審査するのも欧州系団体、ラベルの使用料は欧州へ、PRも欧州企業中心、という構造は否めない。
これを簡単に言えば、「良いことをするための制度なのに、権力は欧州に集中している」という矛盾だ。どうしても新植民地主義的な構造を連想させてしまう。
もちろん、認証団体に悪意はない。しかし、善意だけでは制度は動かない。制度が巨大化すると、どうしても制度を維持する論理が優先される瞬間が生まれる。
フェアトレードは搾取の歴史への反省として生まれたが
制度を批判したが、フェアトレードが意味のある制度であることは事実だ。なぜなら、植民地時代から続く搾取の歴史に対する反省として生まれたからだ。ただし、その一方で、「欧米の企業」「国際金融機関」「認証団体」の資源メジャーとは違うソフトな支配構造といった存在が、制度を通じて影響力を保持している面もある。つまりフェアトレードは善意の制度であると同時に、欧州中心のルールでもあるのだ。
では、私たちはどう向き合えばいいのか?
ここが最も重要なポイントだ。フェアトレードを批判しても仕方がない。制度は必然として矛盾を抱える。重要なのは誰がどのように作っているかを知ることだ。フェアトレード商品を買うかどうかは、そのあと自分で判断すればいい。消費行動とは、小さな外交行為のようなものだから。
第4回:欧州が作る倫理の輸出と、その光と影
次回は、なぜ「エシカル」「サステナブル」「フェア」の潮流は常に欧州から来るのか?というテーマに切り込みます。制度、認証、環境基準。倫理のルールはなぜいつも欧州発なのか。善意の言葉がいつの間にか影響力の装置になるメカニズムを解説します。 November 11, 2025
@coils_j39 えええ箱買い!!!!!嬉しい🥲🥲🥲なんだろう私が生産者なんかなくらい嬉しいです(?)!!!!!!!!!!是非お疲れの時にちみちみ食べてください⊂( ・ω・ )⊃♡ November 11, 2025
生産者も流通業者も高く売りたい。が、消費者が買わなければ本末転倒。そもそも流通業者が高く買い取り過ぎでした。あくまで流通業者の判断ミスですから、税金で補填しようというのは筋違いでしょう。納税者は納得しませんよ。 https://t.co/2PFf2XyC45 November 11, 2025
「お前かっこいいって言ったじゃねーか!」って8に八つ当たりしてほしいけど、8としては2はいつだって可愛いしかっこいいから嘘言ってないしな??ってなるし、
i7ちゃんたちは後ろで可愛い2さんの生産者は私です( ˇωˇ )の顔してる。 November 11, 2025
本日のアメリカ🇺🇸食情報。
American Gourmet Style
https://t.co/7mvrfWbrSl
アメリカの食習慣🇺🇸🍽️
ワインについてVol.24 🍇🍷 〜American Gourmet Style Vol.154
on The Eating Style
https://t.co/RjoxfevVOG
on Kitchen Garden
https://t.co/2HkYzXnt92
ソノマ郡(Sonoma)で🍇🍷
素晴らしいワインカントリーでたくさんの魅力を味わう
ソノマ郡での暮らし方は無限大🍇🍷🧑🌾🧑🍳
サンフランシスコの北 48 キロメートルにある美しい沿岸地域で有名なのはワインだけではありません。
太平洋の岩の海岸、セコイア、絵のようなブドウ畑、魅力的な町に囲まれながら、地元の職人、ワインメーカー、農家、シェフとの交流やスパでお寛ぎください。
ソノマ郡で美食やワイン、大自然が創り出す、比類なきワインカントリーを体験してください。
新鮮な食材🦐🦪🐟🍽️🧑🍳🍇🍷🧑🌾
家族経営の農場で採れる地物でも海から揚げたばかりの新鮮なシーフードでも、ソノマ郡の飲食店は観光客にワインカントリーの本当の味を味わってもらうために新鮮な食材を提供するという哲学を持っています。
食べることが好きな人にとってのパラダイスを見つけに行きましょう。
ミシュランやザガットの評価を受けているお店からカジュアルなワインカントリーの料理まで、500 軒を超えるレストランがとれたての地元食材を使っています。
ファーマーズマーケットもお忘れなく。シーズン中は毎日ソノマ郡で開催されています。
有名ワイナリー🍇🍷
ワイン愛好家にはソノマ郡の有名ワイナリーと 40 万 5,000 ヘクタールに広がる 20 近くの特徴的なワイン生産地域が知られています。
ワイン生産者は驚くほど多くの種類のワインを生産します。
多くの観光客は、ソノマでのワインテイスティングはカジュアルで親しみやすく、ワイン生産者自身が観光客にワインを注いでくれるのも珍しくないということにうれしい驚きを感じます。
ソノマ郡では世界最高レベルのワインも生産されています。
高級ワインには、ピノノワール、シャルドネ、ジンファンデル、カベルネソーヴィニヨン、ソーヴィニヨンブランなどがあります。
ビールとシードル🍻🍎🥂🥃
ソノマ郡のワイン以外の有名な飲み物、ビール、シードル、スピリッツもお試しください。
現在、ソノマ郡には30 軒を超える醸造所、シードルハウス、蒸留所があります。
シードルには歴史的にこの地域を最初に有名にした作物である、地物のリンゴを利用しています。
また加工蒸留所ではウォッカ、ジン、ウィスキーを生産し、テイスティングもできます。
実はアメリカで最高のビールのいくつかは ソノマ郡で醸造されています。
ビールマップを使って訪問するテイスティングルームを見つけてください。
*サイト作成時、2024年3月時点での情報です。各レストランへにはどうぞ最新情報をご確認頂きますように。
ソノマ郡のワインと地域食です🍇🍷🍽️🧑🌾🤤
#アメリカ🇺🇸 #US #食 #Food #Foodie #農作物🧑🌾 #ワイン🍷 #wine #カリフォルニア州 #California #ソノマ #Sonoma November 11, 2025
10倍がゆ食べる子が可愛すぎて苗育てて田んぼ耕して田植えして稲刈りして精米したい。
もしくはあきたこまち生産者さんに感謝を申し上げたい。あと動画見せたい。めちゃくちゃ美味しそうに食べます。 November 11, 2025
コメトークン取引所とは?
倭国国内で 米という実物資産 を基礎にしたトークンを売買する、半公共型の取引インフラ。
•株式市場のような高速売買もできるが
•FXのような国際投機市場の影響は完全に遮断
•価格は国内の米需給と国家備蓄量のみで変動
取引所は、倭国銀行+農林水産省の共同監督下 で運営され、部分的に民間参加も認める「準公的市場」になる。
🏢 物理的・運営的なイメージ
① 取引所の場所
•東京(霞が関 or 倭国橋)の一か所に本部
•ただし、ネット取引が主体なので→ 全国どこからでも売買できる
② 取引参加者
•倭国国籍者
•倭国法人
•地方自治体
•JA、農業法人
※ 外国人は非居住者・居住者問わず原則参加不可。
③ 口座の開設
•マイナンバー必須
(国籍確認のため)
•倭国円口座と紐づけ
•農業者は「生産者口座」が別枠で存在
取引の特徴
① ミニマムな値動き
(投機が成立しにくい)
1日の価格変動は ±2〜3% 程度のレンジが自然。
なぜか?
•米は暴騰しにくい
•胃袋の上限で需要に限界
•国家備蓄が市場を安定させる
•投機目的の大量売買ができない
(上限設定あり)
② 取引時間
•平日 9:00~17:00
•24時間市場にはしない
(投機を抑えるため)
③ サーキットブレーカー制度
•価格が一定幅を超えると自動停止
→ 「慌てて買う・売る」ことを防止
🧺 現物交換システム
(ここが通常の仮想通貨と違う)
米を受け取れる場所
•JA倉庫
•農協支所
•国営備蓄倉庫
•一部の大型スーパー(委託)
◆ 換金の仕組み
•1RT = 米1kg
•配送も可能だが送料は円で支払い
交換される米の品質
•JAS規格の標準米
•古米率の上限あり(国が保証)
→ 実物価値が裏付けなので「虚空の値崩れ」が起きにくい。
📉 価格指数・公告システム
取引所の情報として、以下の指数が毎日公表される:
•SBI(備蓄指数):国家備蓄 ÷ 適正備蓄量
•FPI(生産見込み指数):来季の生産予測
•RDI(需要指数):人口・消費量から推定
•RVI(変動率指数):ボラティリティ監視
株式市場の指標に似ているが、全て「米の実態」に直結。
🧩 取引所が社会に与える影響
✔価格が“生活感覚”に直結
米1kgが300円→350円に上がったら「不作か」とすぐ分かる。
✔国家は備蓄と放出で価格を安定
株価をいじるよりよほど分かりやすい政策手段。
✔農家は価格を先に見て生産調整
価格が安い→作付補助
価格が高い→増産奨励
✔生活保障の底支え
生活保護・年金の一部をRTで支給できる。
🛡 外国遮断の方法
•外国IPアクセス遮断
•外国籍者のKYC拒否
•在留外国人も取引不可
•VPN規制
•海外からの送金・受取不可
•円以外の通貨の入出金不可
つまり 「国内循環の閉じた米経済」 が形成される。
🧭 結論:コメトークン取引所はこうなる
•見た目は証券会社の取引アプリ
•中身は「国内農業データに基づいた準公共市場」
•価格は米供給量と国家備蓄だけの純粋な指標
•外国を完全に遮断
•投機抑制のための制度が多数
•最終的には “米1kgという絶対価値” に裏付けられる
ChatGPT November 11, 2025
第1回:フェアトレードはなぜ必要になったのか。背景にある搾取の歴史
チョコレートの箱に貼られた、あの青と緑のマーク。
あのマークが目に入ると、「今日の自分、なんか良いことした気がする」と思わせてくれる。フェアトレード認証は、そんな気持ちの良さとともに、すっかり私たちの生活の中に溶け込んだ。しかしだ。この認証をめぐる違和感は年々増している。
「本当に生産者のためになっているの?」
これらの疑問は、決して極端なものではない。むしろフェアトレードを理解するうえで避けて通れない歴史的背景が存在する。連載の第1回は、その歴史をいったん丁寧にほどいてみたい。
植民地時代は搾取が当たり前だった
コーヒー、カカオ、紅茶、綿花。これらの嗜好品や日用品は、18〜20世紀にかけて世界中の植民地で作られ、欧州に輸出されて莫大な富を生んだ。栽培したのは、現地の農民やプランテーション労働者。利益は、例外なく宗主国側に吸い上げられた。
植民地の支配構造はシンプルだ。軍隊が駐留し、現地の人々から土地と労働を取り上げ、単一作物を大量に作らせ、価格決定権は完全に欧州側が握る。この仕組みにフェアの要素は当然どこにもない。フェアトレードを理解するひとつの鍵は、そもそも搾取が標準設定だったという事実にある。
独立後も続いた見えない支配
「でも植民地は独立したじゃないか」そう思うかもしれない。たしかに20世紀後半、多くの国々は形式的には独立を果たした。しかし、カギとなるのは 経済の独立だった。宗主国が去った後の構造は、ゆるやかにこう変わっていく。
軍事支配から債務(借金)による支配へ
独立後、国家の基盤をつくるために多額の借金が必要になった国々。その借金を貸したのは誰か? 世界銀行、IMF、欧米の銀行・政府系機関。つまり旧宗主国の延長線上にある国際金融の網だ。
借金が返せない国は、「この作物をもっと輸出しなさい」「この政策をやりなさい」と条件を付けられる。これは軍隊ほど露骨ではないが、経済の意思決定を外部に握られるという意味で新しい支配だった。
資源メジャーが鉱物・石油を握る
金、銅、石油、ウラン。アフリカや中南米の主要資源は、多国籍企業(資源メジャー)が採掘権を握ることが多かった。支配の形は軍事ではなく、契約書に変わっただけだ。
農産物も価格決定権を握られたまま
コーヒーやカカオも同じ構図だ。先物市場は欧州と米国で動き、価格は彼らが事実上決める。生産者が価格に口を挟む余地はほぼゼロ。独立後も続く搾取のアップデート版だった。こうした長い歴史があるからこそ、20世紀末にフェアトレードが登場したとき、世界はある種の希望を見た。
フェアトレードは反省から生まれた
フェアトレード運動が生まれたのは1950〜60年代、ヨーロッパの教会系団体が中心だ。「植民地の歴史の尻ぬぐいをしよう」「生産者にもっと公平な価格を」という純粋な願いから始まった。その理想はまぎれもなく尊い。ただし問題は、運動が市場化した90年代以降に起きた。
認証制度が生まれた瞬間、力のバランスは欧州に戻った
フェアトレード認証は、誰が基準を作り、誰が監査し、誰が認証料を決め、誰が運営しているのか?この問いが非常に重要だ。現実として、主要な認証団体は欧州に本部を置き、基準作りも運営も欧州中心でスタートした。ここに構造的な矛盾が生じる。
生産者のための制度なのに、制度の主導権は再び欧州側が握ってしまった。これは意図的というより、歴史的経緯の積み重ねでそうなった部分もある。しかし結果として、欧州が作った規格を、南側の国々が従うという構図が出来上がった。植民地時代の命令が、現代では規格という形に姿を変えたとも言える。
認証ビジネス化したことで生まれた新たな疑問
フェアトレードの理念そのものは美しい。しかし認証制度となって市場に出ると、別の動きが生まれる。
認証料
監査料
ラベルの使用料
コンサルティング料
こうした費用の多くは、生産者ではなく認証側の国と組織に入っていく。もちろん健全に運営されている部分も多い。だが、制度が巨大になればなるほど、運営側の利害が生じるのは避けられない。ここで、フェアトレードは誰のための制度なのか?という根本的な問いが再び浮上する。
ではフェアトレードは必要なかったのか?
結論から言えば、フェアトレード運動が果たした役割は間違いなく大きい。生産者への意識、消費者教育、市場への問題提起、サプライチェーンの可視化、これらは、フェアトレードがなければ進まなかった。問題は制度が大きくなるほど、歪みも大きくなるという構造的な現象にある。
フェアトレードは、植民地時代から続いた搾取構造に挑んだ最初の大きな運動だった。しかしその制度が巨大な認証ビジネスへと成長したとき、歴史はもう一度、私たちに問いを投げかける。本当に生産者のためになっているのか?それとも、また別の形の支配構造が生まれてしまったのか?
第2回:支配のルールは変わらない独立後も続く新植民地主義
次回は、「独立後も続く新植民地主義」どうやって搾取はアップデートされたのかを掘り下げていく。
興味のある方はブログでお待ちします。
https://t.co/Fp6bQRbv20 November 11, 2025
第3回:フェアトレードの価格は誰が決めている?
善意の制度を動かす見えない力学
フェアトレードのコーヒーやチョコレートにはフェアトレード最低価格というものが存在する。これを聞くと、多くの人はこう思う。「生産者が搾取されないための、正しい価格なんだろう。」しかし、その価格は誰が、どのように決めているのか?
答えはシンプルだ。欧州にある認証団体(とその委員会)が決めている。生産地の農家の人々が会議して、「このくらいの価格にしてほしい」と決めたわけではない。さらに言えば、その基準を作っているのは、現地の労働組合でも、農協でもない。欧州の団体が基準を作り、生産者がその基準に従うことでフェアが成立する。ここにすでに非対称性がある。
認証団体はどうやって利益を得ているのか?
フェアトレードラベルを商品に貼るには、企業が認証団体へライセンス料を支払う。さらに、生産者側も「認証を受けるための審査費」「定期的な監査費」「基準に合わせるための設備変更コスト」などが発生する。
もちろん、認証団体にも運営費が必要だ。だが、構造的には生産者と企業の双方が認証団体に支払う仕組みになっている。そのため、フェアトレードは善意の制度であるにも関わらず、認証団体は制度の大きさに比例して収入が増える という仕組みになっている。制度が拡大すればするほど、団体は収益を得られる。ここに、制度的なバイアスが生まれやすい。
善意と商業性が同居する矛盾
フェアトレードの認証団体は非営利を名乗るが、「収益を上げる必要がある」という現実は避けられない。認証が増えれば収入が増える。ならば、認証を広めるためにPRする。実際、2000年代に倭国で「フェアトレード」という言葉が急増した背景には、認証団体と企業によるPR活動があった。当時メディア側に、PR会社を通じて大量のプレスリリースが流れてきたのはその証拠だ。
企業にとっても「エシカル」を掲げると、イメージが良い、広報がしやすい、商品の付加価値が上がる。というメリットがある。つまりここには、認証団体の経済合理性 × 企業のブランド戦略という“二つの商業的動機”が交差している。善意の制度といっても、マーケティングと無縁ではいられないのだ。
生産者側の見えない負担
そして最も見落とされるのが、生産者の負担が意外と大きいという事実だ。フェアトレードの基準は細かく、生産者はそれを守るために、化学肥料や農薬の制約、労働環境の改善、児童労働の禁止、経理の透明化、定期監査への対応、などが必要になる。
倫理的には正しい。しかし、これらを実施するコストを誰が負担しているのか?答えは、生産者だ。さらに、認証には落第もある。監査に通らないと認証を取り消され、フェアトレード市場へ出せなくなる。これは弱い立場の生産者にとっては大きなリスクだ。
フェアトレード農家になったら収入が増えるのは本当か?
一部の生産者は収入が安定した。これは事実だ。しかし同時に、「認証を取得できない貧困農家が取り残される
」「認証コストを賄えず脱落する農家が続出」「認証に適した農園だけが優遇される」という新たな格差が生まれるという報告もある。もっと言えば、フェアトレード最低価格が実際の生産コストをカバーしきれていないという批判もある。「フェア」という言葉は美しいが、現実にはすべてを救える制度ではない。
欧州中心の制度は、なぜ疑問視されるのか?
フェアトレードの倫理基準は美しく、理念は正しい。しかし、価格を決めているのは欧州、認証基準を作っているのも欧州、審査するのも欧州系団体、ラベルの使用料は欧州へ、PRも欧州企業中心、という構造は否めない。
これを簡単に言えば、「良いことをするための制度なのに、権力は欧州に集中している」という矛盾だ。どうしても新植民地主義的な構造を連想させてしまう。
もちろん、認証団体に悪意はない。しかし、善意だけでは制度は動かない。制度が巨大化すると、どうしても制度を維持する論理が優先される瞬間が生まれる。
フェアトレードは搾取の歴史への反省として生まれたが
制度を批判したが、フェアトレードが意味のある制度であることは事実だ。なぜなら、植民地時代から続く搾取の歴史に対する反省として生まれたからだ。ただし、その一方で、「欧米の企業」「国際金融機関」「認証団体」の資源メジャーとは違うソフトな支配構造といった存在が、制度を通じて影響力を保持している面もある。つまりフェアトレードは善意の制度であると同時に、欧州中心のルールでもあるのだ。
では、私たちはどう向き合えばいいのか?
ここが最も重要なポイントだ。フェアトレードを批判しても仕方がない。制度は必然として矛盾を抱える。重要なのは誰がどのように作っているかを知ることだ。フェアトレード商品を買うかどうかは、そのあと自分で判断すればいい。消費行動とは、小さな外交行為のようなものだから。
第4回:欧州が作る倫理の輸出と、その光と影
次回は、なぜ「エシカル」「サステナブル」「フェア」の潮流は常に欧州から来るのか?というテーマに切り込みます。制度、認証、環境基準。倫理のルールはなぜいつも欧州発なのか。善意の言葉がいつの間にか影響力の装置になるメカニズムを解説します。
興味のある方はブログでお待ちします。
https://t.co/PkgKRmT5iq November 11, 2025
ゲームで収穫した玉ねぎ届いた🧅
小玉が届くかと思ったら結構大きくてびっくり
綺麗な玉ねぎで嬉しいなぁ♡
生産者さん、ありがとうございます!
美味しく頂きます
#カウシェファーム https://t.co/dEVpSFoLWA November 11, 2025
@siroiwannko1 東大卒で机上の理論だけで常に農家の味方で生産者目線…数値での説明も無く、米の価格はマーケット任せらしい…なぜこんな人を #農水大臣 に選んだのか?見ているだけで不愉快!
#自民党 #公明党 #立憲民主党 #維新 #共産党 #国民民主党 #参政党 #れいわ #nhk_news #yahooニュース #livedoornews November 11, 2025
第1回:フェアトレードはなぜ必要になったのか。背景にある搾取の歴史
チョコレートの箱に貼られた、あの青と緑のマーク。
あのマークが目に入ると、「今日の自分、なんか良いことした気がする」と思わせてくれる。フェアトレード認証は、そんな気持ちの良さとともに、すっかり私たちの生活の中に溶け込んだ。しかしだ。この認証をめぐる違和感は年々増している。
「本当に生産者のためになっているの?」
これらの疑問は、決して極端なものではない。むしろフェアトレードを理解するうえで避けて通れない歴史的背景が存在する。連載の第1回は、その歴史をいったん丁寧にほどいてみたい。
植民地時代は搾取が当たり前だった
コーヒー、カカオ、紅茶、綿花。これらの嗜好品や日用品は、18〜20世紀にかけて世界中の植民地で作られ、欧州に輸出されて莫大な富を生んだ。栽培したのは、現地の農民やプランテーション労働者。利益は、例外なく宗主国側に吸い上げられた。
植民地の支配構造はシンプルだ。軍隊が駐留し、現地の人々から土地と労働を取り上げ、単一作物を大量に作らせ、価格決定権は完全に欧州側が握る。この仕組みにフェアの要素は当然どこにもない。フェアトレードを理解するひとつの鍵は、そもそも搾取が標準設定だったという事実にある。
独立後も続いた見えない支配
「でも植民地は独立したじゃないか」そう思うかもしれない。たしかに20世紀後半、多くの国々は形式的には独立を果たした。しかし、カギとなるのは 経済の独立だった。宗主国が去った後の構造は、ゆるやかにこう変わっていく。
軍事支配から債務(借金)による支配へ
独立後、国家の基盤をつくるために多額の借金が必要になった国々。その借金を貸したのは誰か? 世界銀行、IMF、欧米の銀行・政府系機関。つまり旧宗主国の延長線上にある国際金融の網だ。
借金が返せない国は、「この作物をもっと輸出しなさい」「この政策をやりなさい」と条件を付けられる。これは軍隊ほど露骨ではないが、経済の意思決定を外部に握られるという意味で新しい支配だった。
資源メジャーが鉱物・石油を握る
金、銅、石油、ウラン。アフリカや中南米の主要資源は、多国籍企業(資源メジャー)が採掘権を握ることが多かった。支配の形は軍事ではなく、契約書に変わっただけだ。
農産物も価格決定権を握られたまま
コーヒーやカカオも同じ構図だ。先物市場は欧州と米国で動き、価格は彼らが事実上決める。生産者が価格に口を挟む余地はほぼゼロ。独立後も続く搾取のアップデート版だった。こうした長い歴史があるからこそ、20世紀末にフェアトレードが登場したとき、世界はある種の希望を見た。
フェアトレードは反省から生まれた
フェアトレード運動が生まれたのは1950〜60年代、ヨーロッパの教会系団体が中心だ。「植民地の歴史の尻ぬぐいをしよう」「生産者にもっと公平な価格を」という純粋な願いから始まった。その理想はまぎれもなく尊い。ただし問題は、運動が市場化した90年代以降に起きた。
認証制度が生まれた瞬間、力のバランスは欧州に戻った
フェアトレード認証は、誰が基準を作り、誰が監査し、誰が認証料を決め、誰が運営しているのか?この問いが非常に重要だ。現実として、主要な認証団体は欧州に本部を置き、基準作りも運営も欧州中心でスタートした。ここに構造的な矛盾が生じる。
生産者のための制度なのに、制度の主導権は再び欧州側が握ってしまった。これは意図的というより、歴史的経緯の積み重ねでそうなった部分もある。しかし結果として、欧州が作った規格を、南側の国々が従うという構図が出来上がった。植民地時代の命令が、現代では規格という形に姿を変えたとも言える。
認証ビジネス化したことで生まれた新たな疑問
フェアトレードの理念そのものは美しい。しかし認証制度となって市場に出ると、別の動きが生まれる。
認証料
監査料
ラベルの使用料
コンサルティング料
こうした費用の多くは、生産者ではなく認証側の国と組織に入っていく。もちろん健全に運営されている部分も多い。だが、制度が巨大になればなるほど、運営側の利害が生じるのは避けられない。ここで、フェアトレードは誰のための制度なのか?という根本的な問いが再び浮上する。
ではフェアトレードは必要なかったのか?
結論から言えば、フェアトレード運動が果たした役割は間違いなく大きい。生産者への意識、消費者教育、市場への問題提起、サプライチェーンの可視化、これらは、フェアトレードがなければ進まなかった。問題は制度が大きくなるほど、歪みも大きくなるという構造的な現象にある。
フェアトレードは、植民地時代から続いた搾取構造に挑んだ最初の大きな運動だった。しかしその制度が巨大な認証ビジネスへと成長したとき、歴史はもう一度、私たちに問いを投げかける。本当に生産者のためになっているのか?それとも、また別の形の支配構造が生まれてしまったのか?
第2回:支配のルールは変わらない独立後も続く新植民地主義
次回は、「独立後も続く新植民地主義」どうやって搾取はアップデートされたのかを掘り下げていく。 November 11, 2025
@undermrai やっぱり倭国のものを買いたいし、倭国の生産者を応援したい!今こそ、Buy Japan キャンペーンを展開してほしい。 Made in Japan の製品は消費税を0に!手に取る人が増え、結果として国内にお金が落ちる。またよい製品が世に出る。なかなか難しいっすかね😓 November 11, 2025
bloomee様(@bloomee_jp )より、#花の未来をつなぐブーケキャンペーン にて、素敵なブーケをいただきました✨
家に花があるって本当に癒されます!
箱を開けた瞬間笑顔いっぱいになっちゃいました☺️
生産者様の紹介を読んでさらにブーケに愛着が✨
この度は素敵なご縁をありがとうございました! https://t.co/8ILRx4BFBc November 11, 2025
某都内のマルシェにて
生産者A「新鮮な野菜いかがですか?」
消費者「聞いてもいいかしら?」
生産者A「はい、何でしょうか?」
消費者「この野菜は農薬使ってるの?」
生産者A「はい、使ってます。」
消費者「ならいらないわ。」
生産者A「・・・」
別のブースにて。
生産者B「〇〇のお菓子いかがでしょうか?」
消費者「ちょっといいかしら?」
生産者B「何でしょうか?」
消費者「この商品は無添加かしら?」
生産者B「無添加ではないです。」
消費者「ならいらないわ。」
生産者B「・・・」
仲野「ちょっといいですか?」
消費者「何かしら?」
仲野「なぜ無農薬や無添加だけを探してるんですか?」
消費者「だって農薬や添加物は危ないじゃないの。」
仲野「・・・」
都内の生産者イベントには必ずと言って言いほど無農薬や無添加を求める消費者層が現れる。
もちろん、無農薬や無添加を求めるのは自由。でもこちらの話も聞かず対応も横柄な人が多い。
この手の消費者を私は“勘違いキラキラオーガニック”と呼んでいる。
そんなに無農薬や無添加が欲しいなら自分で作ってみろ!といつも心の中で叫んでる。
#農林漁業 #農業 #食農夢創 November 11, 2025
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