東京の深大寺が人気になっているとのこと。訪日客はまだ少なく、若者を中心に倭国人ばかりと。訪日客人気で沸く東京の中心地からは西側のエリアでまだまだ認知度が低いところだが、訪日客が増えてリピーター比率が高まってくると、都内の穴場的なエリアにも訪日客の需要が出てくるはず。倭国人に魅力のエリアは訪日客にとっても魅力であることは間違い無いので、いま訪日客の恩恵を預かっていないと嘆くのではなく、倭国人向けの認知度や満足度の向上をすることで、近い将来に訪日客からの需要を掴むチャンスが来るはず

また、オーバーツーリズム対策という文脈で新しい観光地が語られることはあるが、既存の観光地でもまだまだやれることはあるはずだなと、一昨日浅草に訪れて感じた。仲見世通りなどは賑わっているが、道を1本２本外れれば人通りはかなり少なくなる

少し外れたところに立地している事業者だと、浅草でもインバウンドの影響は限定的ということで、いま混雑し過ぎていると騒がれているエリアは、それを番地や通り単位で明確化してあと一本道を逸れるような工夫を実現することで、混雑を解消しつつ地元の事業者にも恩恵が出てくる導線が作れるかもしれない December 12, 2025