活きる 映画
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2025.12.07 16:00
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ホラー作品に登場する霊能者が好きです。なかでも一番燃えるのは、霊能者が怪異に直面して 「……私の手には負えない」 とかを言う展開。
あの台詞には、怪異の禍々しさ際立たせる力がある。
そんな霊能者もテレビ番組やYouTubeに登場すると、なぜか一気に冷めてしまう。作品の中ではあんなに輝いていたのに。それはどうしてなのか?
理由としては、怪異の原因を断定して解説してしまうからだと思う。
「この霊は生前に●●があり、その憎しみでこの場所に囚われています」
こうした語り口は、怪異にひとつの答えを与える行為。しかし現実の世界には、創作のような唯一の答えなど存在しない。
怪異に見える現象は、心理、認知、記憶、文化、思い込み、バイアスなど。さまざまな要因が複雑に絡み、グラデーションのように成立している。
それなのに「視えるから」というだけの理由で、あまりに単純化されたストーリーを断定的に提示してしまう。
その瞬間に、怪異の持つ可能性や余白が削ぎ落とされてしまう。
ホラー作品の霊能者があれほど魅力的に映るのは、彼らが存在しているのが現実ではなく創作の世界だから。
創作の中の霊能者は、怪異の恐ろしさを増幅し、物語を牽引し、時には絶望を提示する演出装置として機能している。
彼らが語る言葉には、物語に神話性を宿らせる。だからこそ断定的な言い方が活きる。
現実の霊能者に冷めてしまうのは、創作で許される神話的役割を、現実でそのままやってしまうからだ。
多様な解釈の余白が必要な現実世界に、物語的な一本線の答えを持ち込むと、どうしても嘘っぽさが出てしまう。
結局のところ霊能者は、物語の中だからこそ輝く。現実は物語ではないからその輝きは持続しない。
そんなことを思いました。 December 12, 2025
企画自体の内容はどうでもいいけど、mookiさんの話は役立ちそうだから送った。歌に活きる身体の作りや使い方を勉強しても面白いかもよ。
【初レコーディング】プロの覚悟ある?厳しいレッスンがメンバー達を追い詰める…【MUSIC PRIDE】 https://t.co/O97xk4aojO @YouTubeより December 12, 2025
あべちゃんが学んできたことが活きる配信での演出が大好きだからめちゃくちゃ嬉しいぞー!現地ももちろんいいんだけどさ、配信ならではの演出って面白いよね!演出としてめちゃくちゃいいからオタク以外にも見て欲しいね☺️ December 12, 2025
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