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2025.11.24〜(48週)
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礒崎純一『幻想文学怪人偉人列伝 国書刊行会編集長の回想』(筑摩書房、1月予定)「澁澤龍彦、種村季弘、橋本治から元国書刊行会社長まで。摩訶不思議な12人たちと共に数多くの書籍を世に出した編集者が綴る舞台裏からみた幻想文学の黄金時代」 December 12, 2025
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「澁澤龍彦、種村季弘、橋本治から元国書刊行会社長まで。摩訶不思議な12人たちと共に数多くの書籍を世に出した編集者が綴る舞台裏からみた幻想文学の黄金時代。」
⇒礒崎純一
『幻想文学怪人偉人列伝 国書刊行会編集長の回想』
筑摩書房 https://t.co/CpRw8iaUDp December 12, 2025
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↑この話は明日夜、ジュンク堂池袋店での@finalventさんとのトークの論点にもなると思う。手短にいえば倭国の近代的な出版は知識人主導、トップダウンで効率的に知識を「配給」させてきた。1940年体制と呼ばれる総動員体制(=日配から東日販へ)と私のいう重出版は起源が重なっており(岩波新書は1937年創刊)、東大と結びついた岩波文化は成熟した市民社会から生まれたものではない。
知識人主導=トップダウンからグラスルーツへの転換点(天動説から地動説へ)がいわゆる1968年で、finalventさんは吉本隆明を、私は橋本治をその代表的な論客だと考えている。文学フリマ的なものはその非政治性にも関わらず、1968年の転回の帰結であり、今回の文フリに「全学連」が出店していたことは、あのときの橋本治が正しかったことを証明してる(『橋本治「再読」ノート』『一九八三年の廃墟と橋本治』を参照)。つまり文学フリマが活況を呈することそのものが、どんなに非政治的に思えても、この間に市民社会が獲得してきた自由と成熟の証なのだ。
倭国の出版界は、この成熟を土台にして、あらためてrebootすべきだと私は考えている。 December 12, 2025
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今夜(になりました)のイベントには、1970年代という時代を知らない世代の人にもぜひ来てほしい。そこにはいまの読書界とはまったく違う風景があった。いわば「浅田彰」以前、私の本でいうなら「1983年」以前の世界。1968年の転回を経つつもポストモダンには至らない過渡期といってもいいし、プラザ合意前の「あり得たはずのもう一つの倭国の可能性」といってもいい。私は倭国の様々なこと(政治、文学、その他)の行き詰まりは、いったん1983年まで戻ってやり直すのがよいと考えている。それには自分自身も成人以前、まだ19歳だった頃に戻って世界を眺め直す態度が必要で、『橋本治「再読」ノート』もそんな気持ちで書いた。@finalventさんと私には多くの共通した世代的経験があり、それは我々より若い世代にとってはもう必要のない過去の遺物かもしれないが、案外そんなことはないのかもしれない。そのことを確認するためだけでも、ぜひ足を運んでいただきたい。よろしくお願いいたします。 December 12, 2025
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明日は別に重たい話をするわけでないのです。たとえば@finalventさんの『新しい「古典」を読む』のこの章などは、私が法政の大学院(編集理論)で話している中身そのもの。昭和軽薄体の二大スターは椎名誠と橋本治で、私は椎名誠や『本の雑誌』のノリが苦手でずいぶん長く読まなかったけれど、革命として先行したのは椎名だった。『本の雑誌』自体が、今でいうジンの先駆けであった。 December 12, 2025
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【聞く連続読書会「昭和50年代文芸を読む」】2026/1/23(金)19:30〜第5回・橋本治『桃尻娘』(スピーカー:円堂都司昭&仲俣暁生) https://t.co/6jptQsNEOf @PeatixJPより December 12, 2025
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私からもあらためて。この連続読書会もついに橋本治の回になります。最後から二番目が橋本治で、最後は村上春樹(『風の歌を聴け』)です。橋本治の『桃尻娘』シリーズはポプラ文庫版が途中で途絶えていますが、講談社文庫版は電子書籍ですべて揃います(橋本治の主著はだいたい電子化されている)。いつか『桃尻娘』シリーズ全話が1冊の厚い本(『人工島戦記』のような)で出ることを夢見つつ、この日は円堂さんと、とことん話します!
https://t.co/h33OGmGkDl December 12, 2025
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2026/1/23(金)19:30〜第5回・橋本治『桃尻娘』(スピーカー:円堂都司昭&仲俣暁生)聞く連続読書会「昭和50年代文芸を読む」By 双子のライオン堂 https://t.co/i3oSiDFcHO #life954 #s_info #tbsradio December 12, 2025
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#橋本治『橋本治の明星的大青春』
#仲俣暁生『鍵のかかった部屋はいかに解体されたか?』
最近、青春について考えるようになりました。現代ってまさに、青春への未練と、青春の延長が内混ぜになった状態のような気がしています。みんな、青春の迷宮から抜け出せずにいる。
#読書好きな人と繋がりたい https://t.co/SB13aHla4E December 12, 2025
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明日のこのイベントのために@finalventさんの本を読んでます。とくに第4巻の吉本隆明論、第2巻の橋本治『恋愛論』(再読ノートに含めなかったことは痛恨事)、そして第1巻の村上春樹と高橋留美子の話はぜひ深く話してみたい。なお、事前予約が必要とのことなので、これから申し込む方はお早めに。(詳細は以下) December 12, 2025
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今年の三大名作は河出文庫から出てる古典新訳シリーズが手頃だし読みやすくて予習には良いですよね。他のものでも南北とか黙阿弥なら全集にあったりするので、図書館で探せば資料読めるよ。あとお家の形とか、舞台演出の話は吉右衛門さん、仁左衛門さんの本、渡辺保、橋本治両先生の本で確認してます。 https://t.co/ua54Ifw0aH December 12, 2025
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売ることがいちばんの目的ではないけれど、売れた本の理由を考えることは重要。破船房のベストセラー、『橋本治「再読」ノート』をケーススタディにしてみる。
まず、単純に「橋本治」で売れた。知名度もあり、ファンもいて、しかも橋本治を論じた本は少ない。神奈川近代文学館の橋本治展で売れたことも大きかった。
でもそれだけであの部数には行かなかったはず。なぜなら続編の『一九八三年の廃墟と橋本治』はあんまり売れない。値段はこちらのほうが安いのに。
というわけで、なにか別の理由があるはず。私が思うに、やはり「再読」と「ノート」は大きかったのではないか。とくに「ノート」のほうが。
大江健三郎の『ヒロシマ・ノート』、アドルノの『文学ノート』など、ノートと称した本は多い。このネーミングだけで「試論」としてのエッセイっぽさがでて、読む気持ちのハードルも下がる。自分が参与できる部分があるように思えるからだろうか。
というわけで、破船房からは、ノートとつく本をもう一つ、いずれ『下北沢ノート』を出します。ご期待ください。 December 12, 2025
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国書刊行会時代に可愛がってくださった礒崎編集長の回想録が筑摩書房より刊行。2026/1/15 OUT!!!
礒崎純一『幻想文学怪人偉人列伝──国書刊行会編集長の回想』筑摩書房 https://t.co/aWeSFy119F
澁澤龍彦、種村季弘、橋本治から元国書刊行会社長まで。摩訶不思議な12人たちと共に数多くの書籍を世に出した編集者が綴る舞台裏からみた幻想文学の黄金時代。 December 12, 2025
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NHKBSで映画「黒蜥蜴」を観た。
橋本治の三島由紀夫論で確か「(美学としての?)意地悪」という言葉が使われていたことを思い出した。
橋本氏も好きだったらしいが。 December 12, 2025
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【聞く連続読書会「昭和50年代文芸を読む」】2026/1/23(金)19:30〜第5回・橋本治『桃尻娘』(スピーカー:円堂都司昭&仲俣暁生) https://t.co/SnKGAUPR4G @PeatixJPより December 12, 2025
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とはいえ橋本治が『月刊MYOJYO』に連載していたころは、アイドルブームが去ったあとだったように記憶しています。つまり、青春の終わり。雑誌の名前だって、子供の頃は、『明星』だったんですから。そんな時期に、なぜ、橋本治は、青春について語っていたのでしょう。橋本節全開の前書きが面白いです。 December 12, 2025
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@tundokuhan つんどくさん、この本をご存知ですよね?『明星』の表紙が全部載っていて、しかも橋本治のスター/アイドル論も載っている名著です。この2冊は合わせて読みたい!
https://t.co/TjeMBMYzq0 December 12, 2025
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橋本治著「『三島由紀夫』とはなにものだったのか」を読む。優れた評論ではあると思うが、ここには「異性愛者の視点」が決定的なまでに欠落している。ロミオはジュリエットになりたかったわけではなく、女装したロミオの姿を見て彼の母親が嘆くのは、そこに息子の孤独を見たからではない。仰天した。 December 12, 2025
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『江戸にフランス革命を!』(橋本治、青土社)。たまたま書店書棚に新装版があった。再読したくなり再購入。昨晩、ブクロジュンク堂で。 https://t.co/D4996jDTzj December 12, 2025
橋本治の『アメリカ』って小説で「関西に産まれてしまった哀しみってわかるかな?周りはみんな関西弁なんだ」みたいな文章があって、それを読んだ時に笑いと納得をしたのを思い出した。 https://t.co/csNIjVBoIm December 12, 2025
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