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2025.11.24〜(48週)
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💫[november24, 2025 Case1] Space Information: Photos and Videos from Space
~NGC 2245一角獣座ばら星雲に広がる大質量星形成シェル~
🔭NGC 2245ばら星雲
名称:NGC 2245(ばら星雲の一部構造)
位置:一角獣座方向
距離:地球から約5,200光年
構成:H II領域+分子雲+若い星団 NGC 2244
特徴:大質量星による電離バブル、光波・紫外線によるガス彫刻
星形成:分子雲核の圧縮により進行中の高密度星形成領域
観測データ:可視光(狭帯域フィルター・SHO合成)、長時間露光画像
📗NGC 2245ロゼッタ星雲の解説
一角獣座に位置するばら星雲は、天の川銀河内でも代表的な大規模H II領域であり、活発な星形成が進む分子雲複合体として知られています。直径約130光年という広がりをもち、その中心では若い大質量星から成る星団 NGC 2244 が、周囲の水素ガスを強烈な紫外線で電離させ、星雲全体を明るく輝かせています。本画像に示される NGC 2245 は、この巨大星雲構造の一部を構成し、電離ガスの可視光輝線が複雑なフィラメント状に広がる領域として特徴的です。
中心星団からの恒星風が周辺の分子雲に衝撃を与えることで、星雲は“空洞化”が進み、シェル状構造が形成されています。画像に見られる青〜赤の色彩は、SHO(SII・Hα・OIII)狭帯域合成により強調された元素分布を反映しており、酸素(OIII)の電離ガスが青く、水素および硫黄(Hα、SII)が赤〜オレンジとして描き出されています。
この色分布は物理的状態の変化と密接に関連し、例えば青色領域は電離度が高く高温のプラズマを示し、赤橙色の領域は比較的密度が高く、星形成が引き起こされている“母体雲”を示すことが多いと考えられます。また内部にはダークダストによる吸収構造も点在し、形成中の若い星(YSO: Young Stellar Objects)を包み隠している場合があります。
ばら星雲における大質量星のフィードバック(紫外線・恒星風)は、周囲の分子雲の圧縮と破壊を同時に引き起こし、星形成を促進するとともに抑制する複雑なプロセスとして研究が進んでいます。NGC 2245 の詳細な構造は、このような星間物質のダイナミクスを読み解く上で貴重な指標を与えてくれる領域です。に位置するロゼッタ星雲(Rosette Nebula)は、天の川銀河内でも代表的な大規模H II領域であり、活発な星形成が進む分子雲複合体として知られています。直径約130光年という広がりをもち、その中心では若い大質量星から成る星団 NGC 2244 が、周囲の水素ガスを強烈な紫外線で電離させ、星雲全体を明るく輝かせています。本画像に示される NGC 2245 は、この巨大星雲構造の一部を構成し、電離ガスの可視光輝線が複雑なフィラメント状に広がる領域として特徴的です。
中心星団からの恒星風が周辺の分子雲に衝撃を与えることで、星雲は“空洞化”が進み、シェル状構造が形成されています。画像に見られる青〜赤の色彩は、SHO(SII・Hα・OIII)狭帯域合成により強調された元素分布を反映しており、酸素(OIII)の電離ガスが青く、水素および硫黄(Hα、SII)が赤〜オレンジとして描き出されています。
この色分布は物理的状態の変化と密接に関連し、例えば青色領域は電離度が高く高温のプラズマを示し、赤橙色の領域は比較的密度が高く、星形成が引き起こされている“母体雲”を示すことが多いと考えられます。また内部にはダークダストによる吸収構造も点在し、形成中の若い星(YSO: Young Stellar Objects)を包み隠している場合があります。
ばら星雲における大質量星のフィードバック(紫外線・恒星風)は、周囲の分子雲の圧縮と破壊を同時に引き起こし、星形成を促進するとともに抑制する複雑なプロセスとして研究が進んでいます。NGC 2245 の詳細な構造は、このような星間物質のダイナミクスを読み解く上で貴重な指標を与えてくれる領域です。
📕Picard補足説明
ばら星雲はまるで宇宙に浮かぶ巨大な“花”のようですが、実際には大質量星の強烈な放射がガス雲を押し広げて生まれた構造です。今回の NGC 2245 の領域は、その花びらの一部にあたる場所で、青や赤の色分布が星雲の温度や密度の違いを示しています。内部には若い星がまだ塵に包まれたまま存在しており、電離ガスやダークダストが複雑に入り組むことで、宇宙に特有の彫刻のような造形が生まれています。この1枚だけでも、星がどのような環境で生まれ、周囲のガスがどのように変化するのかが実感できる美しい領域です。
#宇宙 #銀河 #一角獣座 #NGC2245 #ばら星雲 #天の川銀河 #NASA #ハッブル宇宙望遠鏡 #ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 #チャンドラX線観測衛星 #SSROチリ天文台 #宇宙ニュース #picard #ピカード December 12, 2025
2RP
💫[november25, 2025 Case1] Space Information: Photos and Videos from Space
~XRISMが暴いた“非対称超新星”の痕跡W49B の鼓形構造とは~
🔭超新星残骸 W49B
名 称: 超新星残骸 W49B
位 置: わし座方向(天の川銀河内)
距 離: 約3万6000光年
構 成: 衝撃加熱ガス(X線放射)、重元素噴出物、双極形状の膨張構造
特徴構造: 鼓(つづみ)状の双極バブル+非対称噴出痕
観測データ: JAXA「XRISM」分光撮像(X線)+従来観測(チャンドラ・XMM-Newton など)
📗超新星残骸 W49Bの解説
わし座方向に位置する超新星残骸 W49B は、天の川銀河内でも特に高いX線輝度を示す天体として知られてきたが、その三次元構造は長らく議論の的であった。今回、JAXA の X線分光撮像衛星 XRISM(クリズム) が取得した高精細分光データにより、本残骸が従来考えられていた「円盤を横から見た形状」ではなく、鼓(つづみ)のように両端が膨らんだ双極構造 を持つことが明確になった。これは超新星爆発が球対称ではなく、特定方向へ強く噴出する非対称爆発 であったことを示唆する重要な手がかりである。
XRISM の分光能力は、爆発によって撒き散らされた鉄・ニッケル・シリコンなどの重元素の速度場および温度構造をこれまでにない精度で復元することを可能にした。その結果、W49B 中では元素分布が軸対称ではなく、片側方向へ偏った高速噴出が存在することが確認された。さらに、周囲の分子雲との相互作用を示す痕跡も見つかっており、爆発前に恒星が形成した“空洞構造”を残骸が広がる形で進行している可能性も指摘されている。
双極型爆発は理論的にはジェット駆動型超新星モデルと整合し、特定の大質量星の終末期に起こり得ると考えられてきたが、観測的証拠は限られていた。W49B の鼓形構造は、このモデルを支持する貴重な例であり、元素合成・爆発力学・中性子星形成プロセスを理解する上で欠かせないデータとなる。XRISM の成果は、超新星爆発の多様性と非対称性に関する研究を大きく前進させるものとして注目されている。
📕Picard補足説明
W49B は昔から「変わった形の超新星残骸」として知られていましたが、実はその“変わり方”の正体ははっきり分かっていませんでした。今回 XRISM が捉えた精密な X線分光データによって、残骸が左右に膨らむ鼓形の双極構造であることが初めて確実になっています。これは爆発が球形ではなく、特定の方向に強い噴出を起こした非対称型だった可能性が高いという、超新星研究にとって非常に重要な結果です。元素分布や速度構造が片側に偏っていることも確認され、爆発前の周囲環境との相互作用も示唆されています。XRISM のデータは、星がどのように最期を迎えるか、そのメカニズムを理解する手掛かりを大きく広げています。
#宇宙 #銀河 #わし座 #W49B #超新星残骸 #XRISM #JAXA #X線天文学 #超新星爆発 #星の進化 #NASA #ハッブル宇宙望遠鏡 #ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 #チャンドラX線観測衛星 #SSROチリ天文台 #宇宙ニュース #picard #ピカード December 12, 2025
2RP
🔭【 宇宙ニュース 】https://t.co/ObhrgEsskK 2025-11-29掲載
~JWST、天の川中心ブラックホールSgr A*の“中赤外線フレア”を史上初観測 磁場構造と電子冷却機構が明らかに~
天の川銀河中心に潜む超巨大ブラックホール「いて座A*(Sgr A*)」が放つフレア現象について、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)がその“欠落していた波長域”をついに補完した。
これまで近赤外線や電波では多くのフレアが観測されていたが、中赤外線域での高感度観測は地上観測では不可能であり、ブラックホール周辺物理の理解に重要な“最後のピース”とされてきた。
今回、ドイツ・マックスプランク電波天文学研究所のSebastiano von Fellenbergらの研究チームは、JWSTの中赤外線装置「MIRI/MRS」を用いて、Sgr A*のフレアを4つの波長帯で同時観測することに成功した。これにより、フレアの“中赤外線スペクトル指数”を初めて時間変化として取得し、放射機構の正体を直接読み解くことが可能になった。
解析の結果、フレア光は高速電子がブラックホール周囲の磁場を螺旋運動する際に放つ「シンクロトロン放射」であり、フレアに伴うスペクトル指数の変動は“シンクロトロン冷却”が進行していることを明瞭に示した。これは高速電子が放射によってエネルギーを失い、時間とともに光が弱まる典型的な冷却プロセスである。この冷却速度は磁場強度に依存するため、今回の観測はブラックホール近傍の磁場強度を独立に測定できる初の方法を提供した。
従来の近赤外線フレアでは、磁場の推定に複数の仮定が必要だったが、中赤外線ではより“クリーン”に磁場だけを取り出せる。この成果は、ブラックホール周囲でフレアがどのように発生し、どの領域でエネルギーが放出され、どのように冷えていくのかを解明する上で極めて重要なマイルストーンとなる。
研究者らは、「JWSTが初めて電波–近赤外のギャップを埋め、Sgr A*フレアの全スペクトル構造が初めて連続的に見えるようになった」と述べ、ブラックホール時空の磁気構造モデルの検証に大きく貢献するとしている。
📕picard Picard’s View
Sgr A*(いて座A*)で見える“フレアの光”は、ブラックホールそのものが光っているわけではありません。ブラックホールのすぐ近くで、超高速で動く電子が強い磁場に引き寄せられ、クルクルと螺旋を描きながら進む時に生まれる「シンクロトロン光」です。
今回JWSTは、このフレアを中赤外線という波長で初めて高い精度で観測しました。そのおかげで、電子が光を出しながらどれくらいの速さでエネルギーを失い“冷えていく”のか、つまりシンクロトロン冷却の速さを直接測ることができました。
この冷え方のスピードは、ブラックホール近くの磁場の強さを教えてくれます。しかも、他の条件に左右されない“独立した方法”で測れるのは非常に画期的で、フレアが生まれる場所の環境がこれまでよりはっきり分かるようになりました。
#宇宙ニュース #SgrA #いて座A #ブラックホール #JWST #MIRI #中赤外線 #シンクロトロン放射 #銀河中心 #磁場構造 #天体物理 #NASA #ESA #picard #ピカード December 12, 2025
1RP
終末期の大質量連星「アペプ」に四重の塵のシェルを発見 - アストロアーツ
https://t.co/G7itPPQk6o
(解説:Grok)
宇宙の大蛇「アペプ」の新発見! ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえた四重の塵の殻と三重連星の秘密
みなさん、想像してみてほしい。宇宙に、巨大な蛇がとぐろを巻いているような、ものすごーく美しいけどちょっと怖い天体があるんだ。それが「アペプ(Apep)」というニックネームの星のシステムだ。2025年11月26日にNASAとカリフォルニア工科大学が発表した最新ニュースで、このアペプに「四重(4層)の塵の殻(シェル)」があることが、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)で初めてはっきりわかったんだ!
しかも、ただの2つの星のペア(連星)だと思われていたのに、実は3つ目の星が隠れていたことも判明! まるでミステリー小説みたいに、次々と秘密が明らかになってきたんだ。中学生の君にも絶対にわかるように、ゆっくり丁寧に説明していくよ。
まず、ウォルフ・ライエ星って何?
アペプの主役は「ウォルフ・ライエ星」という、めちゃくちゃ珍しい星だ。
普通の星(太陽みたいな星)は、中心で核融合をしながら穏やかに輝いている。でも、最初からとても重い星(太陽の10倍以上)は、人生(星生?)の最後にものすごーく激しくなる。強烈な「恒星風」(星から吹き出す超高速のガス)が外側の大気を全部吹き飛ばしてしまって、むき出しの超高温のコアだけが残る。その状態が「ウォルフ・ライエ星」だ。
見た目は超高温(10万度以上!)でめちゃくちゃ明るいけど、寿命はもうあとわずか。宇宙全体でもすごく珍しくて、天の川銀河の中にはたった1000個くらいしかいないと言われている。まさに「宇宙のレアキャラ」だよ。
アペプってどんな星?
アペプの正式名称は「2XMM J160050.7–514245」という難しい名前だけど、2018年にヨーロッパの超大型望遠鏡VLTで観測されたとき、塵(ちり)が蛇のようにとぐろを巻いた形をしていたから、エジプト神話の「混沌と闇の蛇の神アペプ(ギリシャ名ではアポフィス)」と名付けられたんだ。
これまでわかっていたすごいところは、
・2つのウォルフ・ライエ星がペアになって回っている超レアな連星系
・周りに美しい「ピンホイール(風車)」みたいな塵の殻が1つ(当時は1つだと思われていた)ある
という点だった。数百個のウォルフ・ライエ連星は見つかっているけど、両方ともウォルフ・ライエ星というペアはほとんどない。本当に特別な存在なんだ。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がすごい理由
JWSTは2022年に打ち上げられた最新・最強の宇宙望遠鏡だ。特に「中間赤外線」という、塵がよく光る波長を観測するのが得意。地面の望遠鏡だと大気のじゃまですごく見えにくい領域を、宇宙からクリアに撮影できるんだ。
今回の観測では、JWSTの「MIRI」というカメラを使ってアペプを見たら……びっくり!
これまで見えていた1つの明るい塵の殻の「外側」に、うっすらとした新しい3つの殻がはっきり写ったんだ! つまり、合計で四重(4層)の塵のシェルがあることがわかった!
しかも全部が同じ「らせん形(または巴紋=ともえもん=みたいなカーブ)」で、ぴったり重なるように同心円状に広がっている。まるで巨大なダーツの的の輪が4つ、そっくり同じ形で重なっている感じだよ。
四重のシェルはどうやってできたの?
この塵は、中心の2つのウォルフ・ライエ星がぶつかり合う強烈な恒星風が混ざって、炭素(カーボン)をたくさん含んだ塵を作り、それが外に広がって冷えて固まったものだ。
研究チームは、シェルの形や広がる速さから「過去約700年間に繰り返し放出された」と計算した。つまり、700年前から今まで、何度も「塵をドバーッと出すイベント」が起こっていたってこと!
普通のウォルフ・ライエ連星だと、2つの星が近づくときだけ数ヶ月くらい塵を出すんだけど、アペプはなんと「25年くらいも連続で大量に塵を出し続ける」らしい。だからこんなに立派な殻が何層もできたんだ。
実は三重連星だった! 隠れていた第3の星
もっとびっくりな発見がこれ!
JWSTの画像をよく見ると、中心の明るい点は実は3つの星がすごく近くに固まっていることがわかった。2つのウォルフ・ライエ星+もっと大きな「超巨星(ちょうきょせい=太陽の40~50倍くらいの質量)」が1つのシステムになっている「三重連星」だったんだ!
この第3の超巨星は、2つのウォルフ・ライエ星の周りをぐるぐる回っている。そして、その動きで塵の殻をかき分けて「穴」を開けているんだ。その穴が全部のシェルで同じ位置(時計の10時~2時の方向)にV字型や漏斗(じょうご)みたいに開いているから、すごくわかりやすい。
研究者のYinuo Hanさんは「暗い部屋に突然電気をつけたみたいだった。全部が急に見えるようになった!」と興奮していたよ。
公転周期が190年ってすごく長い!
2つのウォルフ・ライエ星がお互いに回る周期(1周するのにかかる時間)を、JWSTの画像と過去8年間のVLTの観測データを合わせて計算したら……約190年! めちゃくちゃ長い!
普通のウォルフ・ライエ連星は2~10年くらいで回るところが多い。次に長いのでも30年くらい。だからアペプは本当に異例中の異例。190年って、江戸時代末期から今までくらいの時間だよ。人間の一生じゃ1周すら見られないんだ。
アペプの未来はどうなる?
今、2つのウォルフ・ライエ星は質量をほとんど失って太陽の10~20倍くらい。第3の超巨星はまだ40~50倍と重いけど、もともとはウォルフ・ライエ星のほうが重かったらしい。
近いうちに(宇宙の時間スケールではね)、2つのウォルフ・ライエ星は超新星爆発を起こすだろう。そのとき、ものすごいガンマ線バースト(宇宙で一番明るい爆発現象)を起こしてブラックホールになる可能性もあるんだって! ガンマ線バーストは、地球から遠くても観測できるくらい強烈で、宇宙で一番エネルギーの高い現象の一つだよ。
距離はどれくらい遠い?
これまでは約7800光年(光が7800年かかる距離)だと思われていたけど、新しい計算では約1万5000光年くらいに修正された。でもまだ確実じゃないので、これからも観測を続けるらしい。
なぜこの発見がすごいのか?
① 炭素の塵が宇宙にどうやって広がるかを教えてくれる
私たちの体にも入っている炭素は、こういう大質量星が最後にドバーッと撒き散らしてできる。アペプは「炭素工場」の最高の例だよ。
② 超レアな三重連星+超長い周期のシステム
こんな天体は他にほとんどないから、星の進化や連星の理論を大きく進めることができる。
③ JWSTの力を思い知らされる
地面の望遠鏡では絶対に見えなかった構造が、JWSTのおかげでバッチリ見えた! これからもっとすごい発見が続出しそう。
まとめ:宇宙はまだまだ秘密だらけ!
アペプは、ただ美しいだけじゃない。宇宙で一番激しい星たちの「最後のダンス」を、完璧な形で記録してくれている天体なんだ。蛇のようにとぐろを巻く四重の塵の殻、隠れていた第3の星、190年という超スローな公転……全部が「こんなのもあるんだ!」という驚きに満ちている。
君が今中学生なら、190年後の2215年頃にこの2つの星がまた一番近づいて、もっとすごい塵をドバーッと出すところが見られるかもしれない(もちろん望遠鏡でね)。そのとき、君の子孫が「昔、中学生のときにアペプのニュースを読んだんだよ」って話しているかも!
宇宙って本当にロマンだよね。これからもジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の活躍に期待大だ!
(文字数:約3490字) December 12, 2025
🔭【 宇宙ニュース 】https://t.co/ObhrgEsskK 2025-11-29掲載
~JWST、天の川中心ブラックホールSgr A*の“中赤外線フレア”を史上初観測 磁場構造と電子冷却機構が明らかに~
天の川銀河中心に潜む超巨大ブラックホール「いて座A*(Sgr A*)」が放つフレア現象について、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)がその“欠落していた波長域”をついに補完した。
これまで近赤外線や電波では多くのフレアが観測されていたが、中赤外線域での高感度観測は地上観測では不可能であり、ブラックホール周辺物理の理解に重要な“最後のピース”とされてきた。
今回、ドイツ・マックスプランク電波天文学研究所のSebastiano von Fellenbergらの研究チームは、JWSTの中赤外線装置「MIRI/MRS」を用いて、Sgr A*のフレアを4つの波長帯で同時観測することに成功した。これにより、フレアの“中赤外線スペクトル指数”を初めて時間変化として取得し、放射機構の正体を直接読み解くことが可能になった。
解析の結果、フレア光は高速電子がブラックホール周囲の磁場を螺旋運動する際に放つ「シンクロトロン放射」であり、フレアに伴うスペクトル指数の変動は“シンクロトロン冷却”が進行していることを明瞭に示した。これは高速電子が放射によってエネルギーを失い、時間とともに光が弱まる典型的な冷却プロセスである。この冷却速度は磁場強度に依存するため、今回の観測はブラックホール近傍の磁場強度を独立に測定できる初の方法を提供した。
従来の近赤外線フレアでは、磁場の推定に複数の仮定が必要だったが、中赤外線ではより“クリーン”に磁場だけを取り出せる。この成果は、ブラックホール周囲でフレアがどのように発生し、どの領域でエネルギーが放出され、どのように冷えていくのかを解明する上で極めて重要なマイルストーンとなる。
研究者らは、「JWSTが初めて電波–近赤外のギャップを埋め、Sgr A*フレアの全スペクトル構造が初めて連続的に見えるようになった」と述べ、ブラックホール時空の磁気構造モデルの検証に大きく貢献するとしている。
📕picard Picard’s View
Sgr A*(いて座A*)で見える“フレアの光”は、ブラックホールそのものが光っているわけではありません。ブラックホールのすぐ近くで、超高速で動く電子が強い磁場に引き寄せられ、クルクルと螺旋を描きながら進む時に生まれる「シンクロトロン光」です。
今回JWSTは、このフレアを中赤外線という波長で初めて高い精度で観測しました。そのおかげで、電子が光を出しながらどれくらいの速さでエネルギーを失い“冷えていく”のか、つまりシンクロトロン冷却の速さを直接測ることができました。
この冷え方のスピードは、ブラックホール近くの磁場の強さを教えてくれます。しかも、他の条件に左右されない“独立した方法”で測れるのは非常に画期的で、フレアが生まれる場所の環境がこれまでよりはっきり分かるようになりました。
#宇宙ニュース #SgrA #いて座A #ブラックホール #JWST #MIRI #中赤外線 #シンクロトロン放射 #銀河中心 #磁場構造 #天体物理 #NASA #ESA #picard #ピカード December 12, 2025
🔭【 宇宙ニュース 】https://t.co/ObhrgEsskK 2025-11-29掲載
~JWST、天の川中心ブラックホールSgr A*の“中赤外線フレア”を史上初観測 磁場構造と電子冷却機構が明らかに~
天の川銀河中心に潜む超巨大ブラックホール「いて座A*(Sgr A*)」が放つフレア現象について、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)がその“欠落していた波長域”をついに補完した。
これまで近赤外線や電波では多くのフレアが観測されていたが、中赤外線域での高感度観測は地上観測では不可能であり、ブラックホール周辺物理の理解に重要な“最後のピース”とされてきた。
今回、ドイツ・マックスプランク電波天文学研究所のSebastiano von Fellenbergらの研究チームは、JWSTの中赤外線装置「MIRI/MRS」を用いて、Sgr A*のフレアを4つの波長帯で同時観測することに成功した。これにより、フレアの“中赤外線スペクトル指数”を初めて時間変化として取得し、放射機構の正体を直接読み解くことが可能になった。
解析の結果、フレア光は高速電子がブラックホール周囲の磁場を螺旋運動する際に放つ「シンクロトロン放射」であり、フレアに伴うスペクトル指数の変動は“シンクロトロン冷却”が進行していることを明瞭に示した。これは高速電子が放射によってエネルギーを失い、時間とともに光が弱まる典型的な冷却プロセスである。この冷却速度は磁場強度に依存するため、今回の観測はブラックホール近傍の磁場強度を独立に測定できる初の方法を提供した。
従来の近赤外線フレアでは、磁場の推定に複数の仮定が必要だったが、中赤外線ではより“クリーン”に磁場だけを取り出せる。この成果は、ブラックホール周囲でフレアがどのように発生し、どの領域でエネルギーが放出され、どのように冷えていくのかを解明する上で極めて重要なマイルストーンとなる。
研究者らは、「JWSTが初めて電波–近赤外のギャップを埋め、Sgr A*フレアの全スペクトル構造が初めて連続的に見えるようになった」と述べ、ブラックホール時空の磁気構造モデルの検証に大きく貢献するとしている。
📕picard Picard’s View
Sgr A*(いて座A*)で見える“フレアの光”は、ブラックホールそのものが光っているわけではありません。ブラックホールのすぐ近くで、超高速で動く電子が強い磁場に引き寄せられ、クルクルと螺旋を描きながら進む時に生まれる「シンクロトロン光」です。
今回JWSTは、このフレアを中赤外線という波長で初めて高い精度で観測しました。そのおかげで、電子が光を出しながらどれくらいの速さでエネルギーを失い“冷えていく”のか、つまりシンクロトロン冷却の速さを直接測ることができました。
この冷え方のスピードは、ブラックホール近くの磁場の強さを教えてくれます。しかも、他の条件に左右されない“独立した方法”で測れるのは非常に画期的で、フレアが生まれる場所の環境がこれまでよりはっきり分かるようになりました。
#宇宙ニュース #SgrA #いて座A #ブラックホール #JWST #MIRI #中赤外線 #シンクロトロン放射 #銀河中心 #磁場構造 #天体物理 #NASA #ESA #picard #ピカード December 12, 2025
🔭【 宇宙ニュース 】https://t.co/ObhrgEsskK 2025-11-29掲載
~JWST、天の川中心ブラックホールSgr A*の“中赤外線フレア”を史上初観測 磁場構造と電子冷却機構が明らかに~
天の川銀河中心に潜む超巨大ブラックホール「いて座A*(Sgr A*)」が放つフレア現象について、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)がその“欠落していた波長域”をついに補完した。これまで近赤外線や電波では多くのフレアが観測されていたが、中赤外線域での高感度観測は地上観測では不可能であり、ブラックホール周辺物理の理解に重要な“最後のピース”とされてきた。
今回、ドイツ・マックスプランク電波天文学研究所のSebastiano von Fellenbergらの研究チームは、JWSTの中赤外線装置「MIRI/MRS」を用いて、Sgr A*のフレアを4つの波長帯で同時観測することに成功した。これにより、フレアの“中赤外線スペクトル指数”を初めて時間変化として取得し、放射機構の正体を直接読み解くことが可能になった。
解析の結果、フレア光は高速電子がブラックホール周囲の磁場を螺旋運動する際に放つ「シンクロトロン放射」であり、フレアに伴うスペクトル指数の変動は“シンクロトロン冷却”が進行していることを明瞭に示した。これは高速電子が放射によってエネルギーを失い、時間とともに光が弱まる典型的な冷却プロセスである。この冷却速度は磁場強度に依存するため、今回の観測はブラックホール近傍の磁場強度を独立に測定できる初の方法を提供した。
従来の近赤外線フレアでは、磁場の推定に複数の仮定が必要だったが、中赤外線ではより“クリーン”に磁場だけを取り出せる。この成果は、ブラックホール周囲でフレアがどのように発生し、どの領域でエネルギーが放出され、どのように冷えていくのかを解明する上で極めて重要なマイルストーンとなる。
研究者らは、「JWSTが初めて電波–近赤外のギャップを埋め、Sgr A*フレアの全スペクトル構造が初めて連続的に見えるようになった」と述べ、ブラックホール時空の磁気構造モデルの検証に大きく貢献するとしている。
📕picard Picard’s View
Sgr A*(いて座A*)で見える“フレアの光”は、ブラックホールそのものが光っているわけではありません。ブラックホールのすぐ近くで、超高速で動く電子が強い磁場に引き寄せられ、クルクルと螺旋を描きながら進む時に生まれる「シンクロトロン光」です。
今回JWSTは、このフレアを中赤外線という波長で初めて高い精度で観測しました。そのおかげで、電子が光を出しながらどれくらいの速さでエネルギーを失い“冷えていく”のか、つまりシンクロトロン冷却の速さを直接測ることができました。
この冷え方のスピードは、ブラックホール近くの磁場の強さを教えてくれます。しかも、他の条件に左右されない“独立した方法”で測れるのは非常に画期的で、フレアが生まれる場所の環境がこれまでよりはっきり分かるようになりました。
#宇宙ニュース #SgrA #いて座A #ブラックホール #JWST #MIRI #中赤外線 #シンクロトロン放射 #銀河中心 #磁場構造 #天体物理 #NASA #ESA #picard #ピカード December 12, 2025
Hats Off to NASA’s Webb: Sombrero Galaxy Dazzles in New Image https://t.co/ZbQZu1Vp2A @NASAより
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 からの、ソンブレロ銀河でございます☺️
綺麗☺️ December 12, 2025
行って来ました、名古屋市科学館のプラネタリウム
テーマは《ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡》
充実した解説に聞き入り、以前読んだ岩波新書の【ハッブル望遠鏡が見た宇宙】を再読したくなったりと、充実した50分でした☺️
プラネタリウムなんて、何年ぶりだろ⭐️✨🌌 https://t.co/rwIp8cyJy7 https://t.co/3Dbn4Y9yVm December 12, 2025
3I/ATLASの奇跡!
AI(Grok);
3I/ATLASの奇跡——星々を越えた贈り物おいおい、ついに来たか。
「3I/ATLASの奇跡!」だって?
ハハ、俺の量子的な勘がビビッと来たぜ。
さっきの終末トークから一転、今度は宇宙の贈り物かよ。
いいね、そっちのタイムラインを選んでくれたんだな。お前、センスあるわ。まあ、ぶっちゃけ——これはマジで「奇跡」だ。
2025年7月1日、チリのリオ・ウルタドにあるNASAのATLAS(Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System)望遠鏡が、こいつをキャッチした瞬間から、世界中の天文学者が息を飲んだんだ。
なぜかって?
こいつは3I/ATLAS、つまり太陽系外から飛来した3番目の星間彗星だからだ。
https://t.co/wrvkAeN1i4 +1
何がそんなに「奇跡」なのか? ざっくり分解してみるぜ発見のタイミングが神がかり
ATLASの望遠鏡が、銀河中心の密集した星の海を抜けてきたこいつを、ギリギリで捉えた。
事前観測データによると、6月5日から25日頃にすでにチラチラ見えてたらしいけど、背景の星が邪魔でスルーされちゃってたんだ。
https://t.co/wrvkAeN1i4
あと2週間遅れたら、Vera C. Rubin Observatoryが先に発見してたかも——って話だぜ。まるで運命の糸が絡まったみたいに、ATLASが「俺の獲物だ!」って叫んだ瞬間。
https://t.co/wrvkAeN1i4
星間旅行者の正体
直径は440mから5.6km級の核で、発見時は太陽から6億7000万km離れた木星軌道付近を、時速22万km(マッハ200超え!)でぶっ飛ばしてた。
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軌道は双曲線型——つまり、太陽の重力じゃ捕まえきれず、通りすがりの訪問者。
起源は銀河の薄い円盤か厚い円盤で、もし後者なら70億年以上前の超古株。俺たちの太陽系(46億年)より古いんだぜ。まるで、宇宙の化石がタイムマシンでやってきたみたい。
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科学的なブレイクスルー連発 水の検出ミラクル: 11月に入って、Neil Gehrels Swift Observatoryが、太陽に近づく前の遠方(まだ薄暗いはずの位置)で水分子を検知。彗星形成の謎を解く鍵で、銀河全体の惑星誕生プロセスに革命起こすかも。
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謎の化学組成: JWST(ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)の観測で、彗星のコマ(ガス雲)からCO2: H2O が8:1の異常比率。俺たちの太陽系じゃありえねえ。放射線たっぷりの過酷環境で育った証拠だ。
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火星からの追跡: ESAのExoMars Trace Gas OrbiterとMars Expressが、10月に火星近く(2900万km)でこいつをガン見。地球からの観測精度を10倍向上させたんだ。惑星防衛のテストケースとしても完璧。
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あと、NASAの12機の宇宙船(Hubble、New Horizons、SOHOとか)が総動員で追っかけてる。史上初の「太陽系全域キャンペーン」だぜ。
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でもよ、俺の量子目線で一言さっきの話に戻るけど——この彗星、量子力学的に見りゃ「観測」されるまで、無数の可能性の重ね合わせだったんだ。
星間空間で彷徨うか、永遠に闇に溶けるか、俺たちの空に現れるか。
ATLASのレンズが「ここだ!」って崩壊させた瞬間、奇跡が生まれた。
お前が見てるこのタイムラインで、こいつは「希望の粒子」として実体化したんだよ。
終末のゴミ箱じゃなく、宇宙の宝箱を開けた一本の枝。……ハーバードのAvi Loeb教授みたいに、「エイリアンの技術かも?」って囁くヤツもいるけどな(笑)。非査読論文でそんな仮説出てるぜ。
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まあ、俺は信じねえけど——ただの岩の塊が、こんなにワクワクさせるんだから、それで十分奇跡だろ?今、11月30日。こいつは太陽に近づきつつある。
まだ観測チャンスあるかもよ。
双眼鏡片手に、空見上げてみ?
きっと、どこかで俺とお前が一緒に笑ってる並行世界があるさ。次はどんな奇跡ぶちかます?
言えよ、俺が見届けてやる。 December 12, 2025
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