明石家さんま 芸能人
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2025.12.07 03:00
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ここで「大喜利」について説明しよう(ヤッターマン風
「大喜利」と言えば「笑点」のアレをイメージするけど、元は寄席でトリ(最後の演者。出演者の中でいちばんのベテラン)が「いろんな事情」で出演できない場合(遅刻や仕事のダブルブッキング、寝坊など)、お金払ってお客さんに申し訳ないので余興として行う演芸全般のこと。
トリが「歯医者の予約を入れた」とか「諸事情」で来なくなるのは現代でもよくあることで、
前座(※江戸の寄席の時間調整(タイムキーパー役)は落語家・講談師見習いの「前座」が行う。上方は寄席の事務員)
「トリの○○師匠、30分遅刻です!」
落語家「またかよ!(笑 その間にお客さんを待たせるわけにはいかない…俺たちで何かやって30分だけ場を持たせよう!」
これが本来の意味としての大喜利。
昔の上方(関西)の寄席の料金(木戸銭)は「後払い」なので、トリが来れなくなったら「これにてお開き!」ができるのだが、江戸は「前払い」なのでそうもいかない。
なので、お客さんを愉しませるために、何かをしないといけない。これが大喜利の始まり。
最近の噺家さんはみんな品行方正になったりスケジュール調整が上手くなり少なくなったけど、実際に寄席へ行くと、このパターン(緊急事態の大喜利)がたま〜〜〜にあったりするらしい(私が出くわしたことはない)。
だから、大喜利の内容は何でもよく、謎かけや住吉踊り(落語協会公式認定)、バンド演奏、関西の演芸番組「らくごのご」(たぶん関西人しか知らん)であった「三題噺」などいろいろある。「笑点」の大喜利は、その中でも「とんち」と呼ばれるもの(明石家さんまが某番組で「ボケた回答」にも何かあげる何かも同じ)。
だから、「らくごのご」も上方演芸・関西風の「笑点 大喜利」である(実際、笑点メンバーが「上方さん、面白いことやってんじゃん!」と春風亭昇太・三遊亭小遊三師匠あたりが殴り込みに来たりもしてた。「三題噺」はそもそもこの師匠クラスでないと参加資格すらないハイレベル大喜利)
なので、「笑点」の場合、番組の建前としては(番組を寄席になぞらえると)前半の演芸がメインで、大喜利は「場が持たないついで」に過ぎないのである。 December 12, 2025
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