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新国立劇場
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2025.12.04 21:00
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今日(12/4)から新国立劇場では「オルフェオとエウリディーチェ」の上演が始まりましたね。公演数が3回なのが残念ですが、園田隆一郎さんの指揮、勅使川原三郎さんの演出、再演ですがとても楽しみです!
https://t.co/YwxyhqPWvc December 12, 2025
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オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』が開幕しました。亡き妻を生き返らせようとするオルフェオの冥界への旅。決してその顔を見てはならないという掟と、エウリディーチェの嘆きの間で引き裂かれるオルフェオの運命は-。
ミンガルド、トーレ、杉山由紀3人の声、合唱、オーケストラ、ダンス、舞台美術が勅使川原三郎(演出・振付ほか)、園田隆一郎(指揮)のもとで一つとなり繊細かつドラマティックな世界が現出しました。
公演は残すところ12/6(土)、7(日)の2回のみ(どちらも14:00開演)。2022年の上演から印象も新たにお届けするグルックの傑作をお見逃しなく。
#新国立劇場オペラ #オルフェオとエウリディーチェ December 12, 2025
今日は新国立劇場で「スリー・キングダムス」を観て来ました!
出演されている竪山隼太さん、そして偶然同じ回を観劇されてた宝意紗友莉さん、ハリポタ舞台監督の西部守さんと一緒に📷
新国立劇場「スリー・キングダムス」は12/14まで。
ぜひお見逃しなく!
#新国立劇場
#スリー・キングダムス https://t.co/CWTd4QGXsJ December 12, 2025
『#スリー・キングダムス』
「キネマ旬報」映画評論家の荻野洋一さんの記事。
映画の切り口から、この作品に迫ってくださってます。これは、とっても興味深いです!😯
ぜひご一読ください!
https://t.co/v5uxyHmbls
#新国立劇場 https://t.co/z8CY1497Td December 12, 2025
「いろいろな『境目』を超えて」
今日は、 #新国立劇場 にオペラ『 #オルフェオとエウリディーチェ 』の初日を聴きに行く。2022年に振付家として著名な #勅使河原三郎 さんの演出によって初演された作品の再演。百合の花をモティーフにした舞台で、視覚的に美しいオペラとダンスを堪能する。
本作は、「決して振り向いてはならない」という掟のもと、亡き妻を連れ戻しに冥界へ下るというギリシャ神話の「オルフェウス伝説」を元にしたグルックの代表作。装飾歌唱など歌手の技巧を重視するあまり、ドラマ性は蔑ろにされたバロック・オペラに異を唱えた革新的な作品として有名。
彼はダ・カーポ・アリアやドラマと無関係な装飾歌唱を廃し、その結果、簡潔なアリアによる単純明快なオペラを生みだす。『オルフェオとエウリディーチェ』はその好例で、本作をもってグルックは「オペラ改革」を行った作曲家として音楽史に名を残す。
登場人物は、オルフェオとその妻エウリディーチェ、愛の神アモーレの3人のみ。2022年の初演時にも感じたが、変化に富んだオーケストラの演奏や力強い合唱と相まって、音楽と詩が一体となったような感動的な美しさに、改めて心を打たれる。
オルフェオ役はアルトのサラ・ミンガルド。前回はカウンターテナーのローレンス・ザッソが演じたが、ミンガルドも実力通り。ただ第3幕の有名なアリア「エウリディーチェなしにどうすればいいのか?」は、初日ゆえに少し声がかすれていた印象。
エウリディーチェ役は、ベネデッタ・トーレ。代役出演ながら、端正な歌唱でミンガルドとのコンビもいい。立ち姿が美しい若手ソプラノで、将来が楽しみ。アモーレは、『サンドリヨン』でシャルマン王子を演じた #杉山由紀 さん。今日も明瞭な発声と役柄に応じた演技力で、愛の神を熱演。
オーケストラは、新国立劇場デビューの #園田隆一郎 マエストロ率いる #東京フィルハーモニー交響楽団 。園田さんは内外でオペラ・シンフォニーの両分野で活躍する指揮者だけど、今日は古楽的な要素も含めて東フィルから美しい音楽を引き出し、bravi!
オルフェウス伝説は、倭国のイザナギ伝説同様、いわゆる冥界下り(カタバシス)の一類型であり、両者とも冥界から帰還するも妻の救出には失敗し、「死は不可逆である」という「境目」を確立する。これらの神話は、人間が古来抱き続けた問い「愛は死を超えられるのか」への答として語られる。
ただし、このオペラではオルフェオが掟を破ったため再び死んだエウリディーチェをアモーレが救い、2人は再び生きることになる。そういう意味で生と死の「境目(勅使河原さんは「隙間」と呼ぶ)」を超える物語であり、勅使河原さんはこういう「境目・隙間」が演出にも関わっているという。
そんなオペラを書いたグルックもバロック・オペラの「境目」を超えてオペラを改革し、勅使河原さんは晴らしいダンサーを起用して、オペラの「境目」を超えて美しい舞台を演出した。そんなことも考えながら演奏を楽しみました。 December 12, 2025
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