微生物 トレンド
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2025.12.02 08:00
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【これは神動画!!倭国人なら絶対観て!】
へ〜!ボタンを100回押しまくったくらい、感動・感激したから、皆さんも是非是非保存して観て!!🥺🙏🥺🙏
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🌈食べ物が体を作ることは知られているが、
『食べ物が心も作っている』
ということは、あまり知られていない。古代の経典には、たくさんそのようなことが書かれている。
🌈倭国人は、伝統的な倭国食をしっかり食べていると、味覚の感覚が整ってくる。
整わないと、添加物の方に吸い寄せられていってしまう。味覚自体の土台が狂っていく。食事を正していくと、心が非常に整いやすくなる。
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🌈倭国は元々、油文化ではなかった。豊臣秀吉も徳川家康も、天ぷらを食べて下痢したという記録が残っている。素材そのものの味を活かして調理するのは、倭国食の文化。
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🌈お盆、お膳、お箸、お茶碗等の器、全て人間工学的に計算し尽くされて作られ、使われている。
お箸を横に置くのは、倭国人だけ。自分と神様から頂いた自然のものとの間に結界を作ってある。それを箸を取り結界を解いて、自分と自然を一体化する。
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🌈手を合わせる(アンジャリムドラ)
自分と創造神が一体化しやすい磁場を自分の肉体に作ることができる。
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🌈「いただきます」
動物、植物、鉱物、微生物、あらゆるものと交信する能力が、マナス(頭頂の真下)に備わっている。
今から頂く植物や動物に感謝の意を伝える為に、頭の頂きを使う。だから、「いただきます」
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🌈左清右濁
左側には尊いものを置く。だから、ご飯は左。
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🌈お新香(香の物)の役割
大根の漬物は、嗅覚をリセットする為のもの。食事時の香りは、鼻の外側から感じるより、鼻の中で感じた方が美味しくなる。
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🌈噛むことはとても重要。よく噛むと体が整う。
よく噛むと、腸で血糖値を上げないホルモンが分泌される。ちゃんと噛む人は、糖尿病になりにくい。
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🌈色んな細やかな気遣いから生まれたことを認識しながら、丁寧に感謝して頂くと、勝手に霊性が上がっていく。
美味しいものを食べる習慣が付くと、料理の腕が上がっていく。そうすると、食材を大切にすることを覚える。
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🌈家の中を宮中三殿化する
神殿=台所。体と心を作ってくれる台所を神殿にする。そうすると、意識的に綺麗にするようになる。
綺麗になると、食材の扱いが丁寧になる。料理方法も工夫するようになる。そうなると、肉体が整う。心も整う。
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マックのおまけ話は意外だった。ま、考えてみりゃそうかw
https://t.co/GhJRMt9TRs December 12, 2025
12RP
身体の数限りない体験はそれを濾過する思想性が必要だと思う。増やし続けれは良いのではなく、削って行くことが途中から必要になる。詳しくなり続けるのは、深海の微生物の全てを採集するようなもので、もともと不可能。最後はその人の思想がものをいう。 December 12, 2025
3RP
植物の驚異的な能力・光合成 / 二酸化炭素を吸う植物から酸素を吸う動物の誕生の歴史的推移2
勉強の成果2「植物と動物の歴史」
「光合成」の検討結果のひとつの結論として、
「植物は二酸化炭素を取り入れて生きており、植物が生成する酸素を動物が呼吸で取り入れて生きている」が分かった。
それから、
「古代の地球ではまず二酸化炭素が充満しておる、二酸化炭素を取り入れる植物が誕生し、植物の作る酸素を取り入れる動物が誕生した。植物や動物の数や働きによって地球上の二酸化炭素量や酸素量が変化する」と推定された。
ChatGTP-5 を用いて事実関係を調べました。
ーーー
結果は推定通りでしたが、他にも驚くべき事実があった。
植物と動物の歴史(ChatGTP-5 からの要約)
(全体の感想)
1.地球上に生物が生まれ、下等(単純)構造体から上等(複雑)なものに進化して行く過程には、
地球の大気中の二酸化炭素と酸素の量の比率が大きく関係していことが分かった。
⇒ 現在の人類による二酸化炭素増加による「温暖化」は、太古の昔より進捗速度が天文学的に早く、しかも大気中の増加した炭酸ガス量は簡単には戻りません。
ある閾値を超えた後の、恒常定な異常気象や、生物や生態系への影響が心配されます。
⇒ 「温暖化は人類絶滅の危機はない」という論調は、あまりに過小評価と思う。
化石燃料の使用の速やかなる低減と、大気中の酸素濃度向上&二酸化炭素濃度提言を、科学技術的に達成すべき必要性が高まっていると思われます。
2.地球の太古の最初の生物は、嫌気性(酸素を必要としない)の植物に類似したものでした。
生物には酸素が必要と言う固定観念は誤りであり、地球以外で酸素のない惑星にも生物が存在する可能性は高い。
⇒ 嫌気性生物から好気性の高等生物へは、地球では植物の酸素発生能力に基づいています。
地球以外で酸素のない惑星でも、好気性の高等生物の存在の可能性があると思った。
しかしそもそも、酸素がなければ高等生物に成れないものなのか?疑問に思った。
⇒ しかしながら、物質界であるこの世(小宇宙)は、人間を中心として神様が作られたと自分は考えており、整合性が不明です。
まだまだ、宇宙や人間の関する考察&研究が必要と思う。
⇒ 競争型、More and more、お金万能主義に陥った、西洋の物質文明から、共生・協創型の、東洋の精神文化(特に「植物の精神」「和の心」)への以降が必要と改めて思いました。
ーーー
(要約)
1. 太古の地球で二酸化炭素はどうやって作られた?
(1) 最初のCO₂の供給源:火山ガス。(約46億年前〜)
主な供給源は 火山活動 によるガス放出
マントル・地殻に含まれていた炭素が CO₂ として大気へ
その後もプレートの沈み込み・火山活動・有機物の分解などで出たり入ったりを繰り返し、
太古の地球では 今よりはるかに高いCO₂濃度 が続いていたと考えられる
👉 「火山ガス由来のCO₂」が、太古の膨大な二酸化炭素の大元です。
(2) 太古の地球はまだ陸上植物もいないし、石灰岩も今ほど多くないので、
CO₂を大量に「固定してしまう」仕組みが弱く、
結果として大気中のCO₂濃度が今よりずっと高い状態が続いていました。
2. 植物(正確には光合成生物)が誕生し、CO₂を減らしO₂を増やした
(1) 最初に現れたのは「植物」ではなく「シアノバクテリア」
陸上植物ではなく、海の中の シアノバクテリア(ラン藻)
約27〜35億年前。
(2)「出るそばから何かを酸化するのに使われてしまい、
大気中に『余り』として溜まってこなかった」
(3) 大酸化イベント(Great Oxidation Event)
約24億年前ごろ。
大気中の酸素濃度が上昇し始める
3. なぜ酸素が増えた後に「酸素呼吸の動物」が誕生したのか?
(1) 酸素は「猛毒」でもあり「超高性能エネルギー源」でもある
「猛毒」故に、嫌気性の(下等)生物は生まれたが、好気性の(高等)動物は生まれ難かった。
*嫌気性とは酸素を必要としない事であり、好気性とは酸素を必要とする事である。
しかし、酸素が増えてくると、大気中の酸素の「超高性能エネルギー源」という性質から、より高度の生物が生まれる下地が出来た。
(2) 好気呼吸の誕生:高効率エネルギーエンジンの登場
ある段階から一部の生物が、
「酸素をあえて取り込み、ミトコンドリア様の構造で制御しながら
有機物を燃やして大量のATP(エネルギー通貨)を作る」というシステム(好気呼吸=酸素呼吸)を獲得しました。
嫌気呼吸より好気呼吸の方が、約 10倍以上のエネルギーを得られるため、
・体を大きくする
・複雑な細胞構造(真核細胞)
・多細胞化
・神経系・筋肉・感覚器(目・耳など)
といった「動物らしさ」を支えるエネルギーコストの高い仕組みが可能になりました。
(3) 酸素濃度がある程度まで上がったあとに、大型・運動性の高い動物がいっせいに登場
・約24億年前:大酸化イベント(大気中のO₂上昇開始)
、O₂は揺れ動きながら徐々に上昇
・約8〜6億年前:酸素濃度がさらに上がり、海洋も深部まで酸素化
・約6億〜5.4億年前:原始的な多細胞動物(エディアカラ生物群)
・約5.41億年前〜:カンブリア爆発
⇒ 多様な動物門(節足動物・脊椎動物の祖先など)が一気に出現
4.まとめ
火山がCO₂をまき散らし、
光合成生物がそれを食べてO₂をまき散らし、
そのO₂を“燃料”として使えるようになった結果、
エネルギーリッチな『動物』という生き方が可能になった。
ーーー ChatGTP-5 の結果 ーーー
設問:
太古の昔、植物が誕生した頃は、地球には二酸化炭素が充満していたと思いますが、二酸化炭素はどのようにして生成されていたのか?また、植物により二酸化炭素が減り酸素が増えたころに、酸素を呼吸していきる動物が誕生したのには何か理由があるのでしょうか?
回答:
いいテーマですね。地球スケールの「酸欠→酸素地獄→今の世界」みたいな話です。
大きく2つに分けて説明しますね。
1️⃣ 二酸化炭素はどうやってそんなにたくさんできたのか
2️⃣ なぜ「酸素が増えてから」酸素呼吸の動物が出てきたのか
1. 太古の地球で二酸化炭素はどうやって作られた?
(1) 最初のCO₂の供給源:火山ガス
原始地球ができた直後(約46億年前〜)は、
隕石の衝突・マグマの海・激しい火山活動の世界でした。
このとき、
二酸化炭素(CO₂)
水蒸気(H₂O)
窒素(N₂)
一酸化炭素(CO)、メタン(CH₄)、硫化水素(H₂S)など
が、マントルや地殻からガスとして盛大に放出されて、大気を作りました。
👉 この「火山ガス由来のCO₂」が、太古の膨大な二酸化炭素の大元です。
(2) さらに増えたり循環したりした要因
その後も、
プレートの沈み込み → 地下で加熱 → 再び火山からCO₂放出
有機物の分解(嫌気的な微生物の代謝)→ CO₂やメタン発生
などで、CO₂は何度も何度も「地球内部 ↔ 大気・海洋」を行ったり来たりします。
太古の地球はまだ陸上植物もいないし、石灰岩も今ほど多くないので、
CO₂を大量に「固定してしまう」仕組みが弱く、
結果として大気中のCO₂濃度が今よりずっと高い状態が続いていました。
2. 植物(正確には光合成生物)がCO₂を減らし、O₂を増やした
(1) 最初に現れたのは「植物」ではなく「シアノバクテリア」
地球で最初に「酸素発生型光合成」を始めたのは、
🌱 陸上植物ではなく、海の中の シアノバクテリア(ラン藻)
です。
彼らは、
CO₂ + H₂O →(光)→ 有機物 + O₂
という、今の植物と同じタイプの光合成をしていました。
登場時期:だいたい 約27〜35億年前ごろと考えられている
彼らが長い時間をかけて、海と大気に少しずつ酸素を垂れ流していった
(2) すぐ酸素が増えなかった理由
不思議なのは、
「そんなに早くから酸素作ってたなら、なんで大気中のO₂が増えるのはもっと後なの?」
という点です。
理由は簡単で、酸素の「行き先」が山ほどあったからです。
海の中の 鉄イオン(Fe²⁺) と反応して、
→ 酸化鉄(Fe₂O₃など)として海底に沈殿(縞状鉄鉱床)
海底の火山活動で出る還元物質(H₂S など)と反応して消費
地殻や海底の還元的な鉱物を酸化
つまり、酸素はしばらくの間、
「出るそばから何かを酸化するのに使われてしまい、
大気中に『余り』として溜まってこなかった」
という状態でした。
(3) 大酸化イベント(Great Oxidation Event)
それでも何億年も酸素を出し続けると、
「酸化されるべきもの」がだんだん使い切られてきて、
とうとう 大気中のO₂が目に見えて増え始める時期が来ます。
これが、
🌀 大酸化イベント(Great Oxidation Event, GOE)
→ 約24億年前ごろ
この頃から
大気中の酸素濃度が上昇し始める
メタン(CH₄)が減り、地球が寒冷化(スノーボールアース説など)
という、大きな環境変化が起こります。
3. なぜ酸素が増えた後に「酸素呼吸の動物」が誕生したのか?
ここが本題の「理由」の部分ですね。
(1) 酸素は「猛毒」でもあり「超高性能エネルギー源」でもある
もともと生命は、
酸素がほとんど無い、還元的な環境(メタン・硫化水素なども多い)で、
嫌気性(酸素を使わない)代謝で生きていました。
ところが、酸素が増えてくると、
多くの古い生命にとっては
→ 酸素は細胞を酸化・破壊する「毒ガス」に近い
しかし、上手く制御できれば
→ 糖1分子あたりのエネルギーを、嫌気呼吸の十数倍も取り出せる超優秀な酸化剤
という、リスクとリターンの大きい物質になります。
(2) 好気呼吸の誕生:高効率エネルギーエンジンの登場
ある段階から、一部の生物が
「酸素をあえて取り込み、ミトコンドリア様の構造で制御しながら
有機物を燃やして大量のATP(エネルギー通貨)を作る」
というシステム(好気呼吸)を獲得しました。
嫌気呼吸:ブドウ糖1分子 → せいぜい 2 ATP
好気呼吸:ブドウ糖1分子 → 30〜38 ATP 程度
ざっくり 10倍以上のエネルギー効率 です。
この「エネルギー効率の飛躍」があったからこそ、
体を大きくする
複雑な細胞構造(真核細胞)
多細胞化
神経系・筋肉・感覚器(目・耳など)
といった「動物らしさ」を支えるエネルギーコストの高い仕組みが可能になりました。
👉 つまり、
酸素が増えて「好気呼吸」が成立する環境になったからこそ、
大きくて活動的な動物というライフスタイルが「採算が合う」ようになった
と言えます。
(3) タイミングの対応関係(ざっくり)
約24億年前:大酸化イベント(大気中のO₂上昇開始)
その後、O₂は揺れ動きながら徐々に上昇
約8〜6億年前:酸素濃度がさらに上がり、海洋も深部まで酸素化
約6億〜5.4億年前:
原始的な多細胞動物(エディアカラ生物群)
約5.41億年前〜:カンブリア爆発
多様な動物門(節足動物・脊椎動物の祖先など)が一気に出現
といった流れで、
「酸素濃度がある程度まで上がったあとに、
大型・運動性の高い動物がいっせいに登場している」
という対応が、化石記録からも見て取れます。
4. 質問へのまとめ
Q1. 太古の二酸化炭素はどうやって生成されていたか?
主な供給源は 火山活動 によるガス放出
マントル・地殻に含まれていた炭素が CO₂ として大気へ
その後もプレートの沈み込み・火山活動・有機物の分解などで出たり入ったりを繰り返し、
太古の地球では 今よりはるかに高いCO₂濃度 が続いていたと考えられる
Q2. 植物(光合成生物)でCO₂が減りO₂が増えたころに、
酸素呼吸で生きる動物が誕生したのには理由があるか?
→ はい、明確に「環境とエネルギーの理由」があります。
シアノバクテリアなどの光合成生物が膨大なCO₂を有機物とO₂に変換し続け、
大気・海洋中のO₂濃度が上昇した。
酸素は毒性もあるが、うまく使えば
嫌気呼吸の十数倍のエネルギーを引き出せる「高性能エネルギー源」。
好気呼吸を手に入れた生命は、大量のエネルギーを武器に
大型化
多細胞化
神経や筋肉を使った「動き回る」ライフスタイル
を発展させ、これが「動物」の誕生・進化につながった。
なので一言でいうと、
🔹「火山がCO₂をまき散らし、
🔹 光合成生物がそれを食べてO₂をまき散らし、
🔹 そのO₂を“燃料”として使えるようになった結果、
エネルギーリッチな『動物』という生き方が可能になった」
という流れになります。
もし興味があれば、
次は「酸素が増えすぎると逆に危険な理由」や、
「人間がCO₂を増やしている現代の状況が、太古の地球とどう違うか」なんかも絡めてお話できますよ。
「酸素が増えすぎると逆に危険な理由」や、「人間がCO₂を増やしている現代の状況が、太古の地球とどう違うか」を教えて
じゃあ続きをいきましょう 😊
今日は
酸素が増えすぎると、なぜ危険なのか
現代の「人間がCO₂を増やしている状況」と、太古の高CO₂時代はどう違うのか
この2本立てでいきます。
1. 酸素が増えすぎると逆に危険な理由
① 酸素は「よく燃える世界」を作る
酸素は燃焼を支えるガスです。
大気中の酸素濃度が上がると:
小さな火 → 大きく燃えやすくなる
山火事・森林火災が頻発・大規模化しやすい
可燃物(枯葉・木・有機物)が燃えてしまい、陸上生態系が安定しにくくなる
実際、古生代の一部の時代(石炭紀〜ペルム紀あたり)には、
大気中の酸素濃度が現在の21%を大きく超えて 30%前後に達していたという推定があります。
この頃は、巨大な昆虫や節足動物が繁栄していましたが、その一方で山火事も頻発していたと考えられています。
酸素が増えすぎると、「地球全体がよく燃える環境」になってしまう、
というのが一つ目の危険。
② 生物にとっての「酸化ストレス」
次に、生き物の体の中の話です。
酸素は、エネルギーを取り出すには便利ですが、
反応性が高く、コントロールを誤ると
活性酸素種(ROS)
スーパーオキシド
過酸化水素
ヒドロキシラジカル
などを生み出します。
これらは
DNAの損傷
タンパク質の変性
脂質(細胞膜)の過酸化
を引き起こす、「サビ付かせる力の強い分子」です。
だから生物は、
抗酸化酵素(カタラーゼ、SODなど)
ビタミンC・Eなどの抗酸化物質
で、なんとかバランスを取っています。
ところが、周囲の酸素濃度が高くなるほど「酸化ストレス」が強くなるので、
酸素濃度があまりにも高い環境では、
細胞が傷みやすくなり、生物の適応が難しくなる
特に、呼吸器・眼・皮膚・粘膜などがダメージを受けやすい
と言えます。
人間でも、医療用の高濃度酸素(100%に近い酸素)を長時間吸うと、
酸素中毒(肺障害・中枢神経症状)が起こることが知られています。
つまり、「生物にとってちょうどよい酸素濃度の“窓”がある」。
それを超えて高くなると、今度は酸素そのものが毒性を露呈してくる、というわけです。
2. 太古の「高CO₂の地球」と、現代の「人間がCO₂を増やしている状況」の違い
ここが本題ですね。
ポイントは 「原因・スピード・環境のセット」が全く違う ところです。
① 共通点:どちらも「CO₂が多い」状態
まず共通しているのは:
太古の地球:CO₂が今よりずっと多い(%レベル〜数%と推定される時期も)
現代:産業革命前の約280ppm → 現在は約420ppm超(0.042%)まで上昇し続けている
どちらも、
温室効果が強くなる
地表温度や気候に影響する
という意味では共通しています。
② 決定的な違い その1:CO₂が増える「原因」
太古の高CO₂時代
主な原因:
火山活動・マグマからのガス放出
地球内部の熱やプレート運動に伴う「自然の炭素循環」
有機物がまだ少なく、「CO₂を大量に吸って固定する陸上生態系」が存在しない
人間はいないし、CO₂増加は完全に自然プロセス
現代のCO₂増加
主な原因は 人間の活動:
石炭・石油・天然ガスの燃焼(発電、輸送、工業、暖房など)
森林破壊(木を燃やす+CO₂吸収源の喪失)
セメント製造など産業プロセス
つまり今は、
「地下に何千万〜何億年もかけてたまっていた炭素(化石燃料)」を
人間が一気に掘り出して、数百年のスケールで大気中に放出している
という、自然にはほとんどありえない“早さ”でCO₂を出している状態です。
③ 決定的な違い その2:変化の「スピード」
自然界の炭素サイクル
火山 → 大気 → 海 → 生物 → 堆積岩 → 再びマントル …
という循環は、何十万〜何百万年単位でゆっくり進行
このスピードなら、
海の化学反応
岩石の風化
生態系の進化・移動
などが「追いつく」ことができます。
現代の人為的な変化
産業革命(18世紀後半)から、たかだか数百年
しかも、CO₂濃度の上昇が加速している(今世紀に入ってからの増加ペースは特に速い)
このスピードは、
「億年スケールでゆっくり変わるはずの地球システムを、
百年単位で急激に揺さぶっている」
レベルです。
結果として:
気温上昇のスピードが速すぎて、
生態系・人間社会・インフラが対応しきれない
氷床・海面、水循環(豪雨・干ばつ)、海の酸性化などが
同時に速いペースで変化している
太古にも「温暖化」や「寒冷化」は何度もありましたが、
現在ほど急激なスピードで起きている例は非常に稀と考えられています。
④ 決定的な違い その3:地上にすでに「文明と80億人」がいる
太古の地球には、
高層ビルもインフラもない
農業もない
海面が数十メートル上下しても「困る人間はいない」
しかし現代は違います。
海面が1m上がるだけでも、
→ 低地の都市・農地・港湾が大きな影響を受ける
異常高温・干ばつ・豪雨が増えると、
→ 食糧生産・水資源・健康・経済に直撃
気候パターンの変化は、
→ 政治・経済・安全保障にも波及
つまり、同じ「CO₂増加・温暖化」でも、
それにさらされている「対象」がまったく違う わけです。
太古:
→ 生態系がゆっくり入れ替わっていった
現在:
→ すでに張り巡らされた文明&80億人の生活基盤が、
数十年〜百年スケールで揺さぶられている
ここが、現代の気候変動が「人類の課題」として注目される最大の理由です。
⑤ もうひとつの違い:「戻せるかどうか」の問題
化石燃料を燃やして放出したCO₂の一部は、
→ 数百年〜数千年スケールで海・岩石に吸収されていきます。
しかし、人類の時間感覚(数十年〜百年)から見ると、
→ 「一度大気に出したCO₂を、すぐに無かったことにする」ことはほぼ不可能。
つまり今の状況は、
まだ化石燃料を使うか、減らすか、止めるか、選べる段階にありながら、
一度出したものは“簡単には戻らない”
という、人間の選択が強く効くフェーズにあります。
太古の自然変動と違って、
「原因がはっきりしている」
「人間の行動を変えることで、将来の温暖化の幅を狭められる」
という点が、現在の地球温暖化問題の大きな特徴です。
3. まとめ(ざっくり一言で)
● 酸素が増えすぎると?
地球全体が「よく燃える世界」になり、山火事などが頻発しやすくなる
生物の体内では酸化ストレスが増大し、細胞にダメージ(酸素は「毒」にもなる)
● 太古の高CO₂と、現代の人為的CO₂増加の違い
原因
太古:主に火山など自然プロセス
現代:主に人類の化石燃料・森林破壊
スピード
太古:何十万〜何百万年単位のゆっくりした変化
現代:数十〜百年単位の急激な変化(生態系も社会も追いつきにくい)
影響を受ける対象
太古:文明も人間もいない。生態系がゆっくり入れ替わる
現代:既に巨大な文明と80億人の生活があり、短期の変化が直撃する
意味合い
太古:自然の地球史の一ページ
現代:原因が人間であり、今後の被害の大きさを人類自身が左右できる段階
もし「酸素が30%だった時代って、逆にどんな生物がいたの?」とか、
「今後CO₂を減らすには、技術的に何が有望なのか?」など、
もう一歩踏み込んだ話にも興味があれば、そこも掘り下げてみましょう。
「酸素が30%だった時代って、逆にどんな生物がいたの?」とか、 「今後CO₂を減らすには、技術的に何が有望なのか?」について教えて
いい質問のつなぎ方です 😊
じゃあ今日は、
「酸素30%くらいだった時代には、どんな生き物がいたのか」
「これからCO₂を減らすために、有望とされている技術はなにか」
の2本立てでいきます。
1. 酸素30%時代って、どんな生き物がいたの?
① いつ頃の話?
大気中の酸素濃度は地球史を通じてずっと一定ではなくて、
過去5億5千万年くらいのあいだで、おおよそ15〜30%の間を上下してきたと推定されています。(PMC)
その中でも 酸素が特に高かったのが「古生代後期」、
具体的には 石炭紀〜ペルム紀(約3億6千万〜2億5千万年前) 頃です。
モデルや化石の証拠から、
この頃の酸素濃度は 30%前後(今の約1.5倍) に達していた、
という推定が有力です。(PMC)
② いちばん有名なのは「巨大な昆虫・節足動物」
この高酸素時代に特徴的なのが、やたらでかい昆虫・節足動物です。
翼を広げると70cm近い「巨大トンボ(メガネウラ)」
全長2m近い巨大ヤスデの仲間「アルトロプレウラ」
などが代表例として挙げられます。(National Geographic)
昆虫は肺ではなく「気門→気管」で空気を体内に取り込む仕組みなので、
体が大きくなるほど酸素の行き渡りに限界が出やすい、と考えられています。
ところが 大気中の酸素が30%くらいまで高くなると、
その制約がゆるみ、巨大化できたという説が有力です。(Royal Society Publishing)
もちろん、
捕食者が少なかった
生態系の構造
など他の要因もありますが、
「高酸素 → 昆虫や節足動物が巨大化しやすくなった」
という関連を示す研究はかなり蓄積されています。(PNAS)
③ 脊椎動物(背骨のある生き物)は?
同じ時期には、
巨大な両生類
初期の爬虫類(のちの哺乳類・恐竜・鳥の祖先に繋がるグループ)
など、大型の陸上脊椎動物も出てきています。
ただし、昆虫ほど「酸素=巨大化」ときれいに対応しているかどうかは、
研究者の間でも議論があります。
ざっくり言うと、
高酸素 → 活発に動ける・大きな体を維持しやすい
しかし同時に火事(山火事)が起きやすい世界
そのなかで、巨大昆虫・巨大節足動物・大型の両生類や爬虫類が栄えた
というイメージでOKです。
2. 今後CO₂を減らすために「有望」とされている技術
ここからは未来の話です。
まず大前提として、IPCCやIEAは共通して、
① そもそもの温室効果ガス排出を減らす(再エネ、省エネ、脱化石燃料)が最優先
② それでも残る「どうしてもゼロにできない排出」を埋め合わせるために、
追加で CO₂ を“取り除く技術(CDR/ネガティブエミッション技術)” が必要
というスタンスです。(経済産業省)
ここで質問にある 「CO₂を減らすための有望な技術」 は、主に②の CDR(Carbon Dioxide Removal) を指します。
大きく分けると2種類
🌳 自然を活用するタイプ(Nature-based)
⚙️ 工学的なタイプ(エンジニアリングCDR)
に分けられます。(経済産業省)
2-1. 自然を活用するタイプ
① 植林・再生林(アフォレ・リフォレ)
木が光合成で CO₂ を吸収し、幹・根・土壌に炭素としてため込む
比較的コストが低く、生物多様性保全・土砂災害防止など副次的なメリットも大きい
課題は、
伐採・火事・虫害などで、蓄えた炭素がまたCO₂として戻ってしまうリスク
世界中で大規模にやると、農地や生態系と土地争いになる
② 土壌炭素貯留
耕し方を変えたり、有機物を増やしたりすることで、
土に炭素をより多く・長く貯める手法
農業の収量アップや土壌の保水力向上など、
農家にとってのメリットも期待されている
③ ブルーカーボン(海草・マングローブなど)
マングローブ林、塩性湿地、海草藻場など、
沿岸の生態系がCO₂を多く吸収して沈積物に貯めてくれる
洪水・高潮から沿岸地域を守る役割もあり、一石二鳥的なところも
👉 これらは「安い・すぐ始められる・副作用が比較的少ない」一方で、
永続性や面積の制約があって、単独で人類の排出すべてを打ち消せるわけではありません。
2-2. 工学的なCDR(エンジニアリング技術)
ここからが「技術的に有望」とされつつ、まだ発展途上の分野です。
① DAC / DACCS(直接空気回収+貯留)
Direct Air Capture(DAC)
→ 空気をファンで吸い込み、化学薬品などでCO₂だけを選択的に捕まえる技術
捕まえたCO₂を、
地下の岩盤に圧入して長期貯留したり
鉱物と反応させて炭酸塩として固定する(DACCS)
IEAやIPCCも、長期的にはDACが重要な役割を担う可能性が高いとしていますが、
現状では
コストが高い(まだ1トンあたり数百ドルレベル)
大量のエネルギーが必要
という課題があり、「技術革新でコストをどこまで下げられるか」が勝負どころです。(IEA)
② BECCS(バイオエネルギー+CCS)
植物が光合成でCO₂を吸収
そのバイオマスを燃やして発電・燃料製造などを行うときに、
発生するCO₂を CCS(回収・圧縮・地下貯留) で閉じ込める
うまく回れば「エネルギーも作りつつ、全体としてはCO₂を減らす」ことができる
IPCCの多くのシナリオで、BECCSは大規模なCDRの柱として扱われています。(経済産業省)
ただし、
作物をエネルギー用に大量栽培すると、
食糧生産・生物多様性と土地争いになりうる
水・肥料・農薬の問題
など、規模をどこまで拡大できるかには限界とリスクがあります。
③ バイオ炭(Biochar)
間伐材・農業残渣などのバイオマスを、
酸素の少ない環境で加熱して「炭」にする(= バイオ炭)
それを土壌にすき込むと、
数百〜数千年単位で安定した炭素貯蔵庫になりうる
土の保水力・肥沃度が上がるケースも
コストや技術ハードルは比較的低めで、
中〜小規模での導入拡大が期待されています。(経済産業省)
④ 風化促進・鉱物化(Enhanced Weathering / Mineralization)
地球はもともと、
「雨 + 二酸化炭素 → 岩石と反応 → 炭酸塩として固定」という
“自然のCO₂吸収&固定”機構を持っています。
これを意図的に速めようというのが 風化促進(Enhanced Weathering) です。
具体的には:
玄武岩・かんらん岩などのケイ酸塩岩を細かく砕き、農地や海岸にまく
CO₂と反応して溶け、最終的に炭酸塩として長期固定される
最近は、農地での風化促進に投資が集まっており、
Microsoftなどがこの方式のカーボンクレジットを購入する事例も出てきています。(https://t.co/OHCDIpL4xi)
また、
砕いた鉱物を海岸に撒いて海をアルカリ化し、
CO₂吸収を増やす海洋アルカリニティ増強
これを沿岸防災とも組み合わせようとする企業(Project Vestaなど)
といった試みもあります。(Negative Emissions Platform)
ただし、海に関わるCDRは、生態系への影響がよく分かっていない部分も大きく、
最近のEUの報告書などでは、
・海洋ベースのCDRはまだ実証不十分
・環境リスクやモニタリングの難しさに注意が必要
と、かなり慎重な姿勢も示されています。(The Times of India)
3. じゃあ、結局どう考えればいい?
整理すると:
酸素30%時代
主に石炭紀〜ペルム紀
高酸素のおかげで「巨大昆虫・巨大節足動物」が成立しやすかった
大型の両生類・初期爬虫類も登場し、「高酸素・高火災リスク」の世界だった
今後のCO₂削減技術
まずは「排出そのものを減らす」のが土台(再エネ、省エネ、脱化石燃料)。
その上で、残りを埋め合わせるために
自然ベース(植林、土壌炭素、ブルーカーボン)
工学CDR(DACCS、BECCS、バイオ炭、風化促進・鉱物化・海洋アルカリ化など)
どれも「万能薬」ではなく、
コスト
技術成熟度
環境リスク
などを見ながら組み合わせていくしかない、というのが今の国際的なコンセンサスです。(RSC出版) December 12, 2025
1RP
【黒潮の“海の底力”、DNAで丸見え】
黒潮の表層水をすくい、その中の環境DNAを解析したところ、海には原核生物(細菌・古細菌)と真核微生物(渦鞭毛藻・ウミタル類など)が入り混じり、しかも「動き方が全然違う」ことが判明。
原核生物は水温・深度・クロロフィル量など“海のコンディション”で構造がほぼ決まり、季節差も大きい。一方、真核微生物は環境で説明できず、寄生・補食など“生物同士の相互作用”で群集が作られるらしい。特にウミタル類などは局所的にブルームを起こし、食物網を一気に変えてしまうことも。
黒潮は漁業に欠かせない海域で、こうした微生物の動きは魚の産卵・分布にも直結する。環境DNA解析により、海の「見えない食物網」の姿がはっきり見えてきた、という研究。黒潮大蛇行による水産業への影響が大きいわけも納得の結果ですね。
https://t.co/jvIBA11YAI December 12, 2025
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