宇宙軍 トレンド
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2025.12.04 17:00
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「王立宇宙軍」パイロットフィルムの原画が終わった頃、庵野さんに「俺の原画手伝わないか」と言われて「天使のたまご」の現場を訪ねた事がありました。
結局は庵野さんが参加しなかったので、私も不参加になってしまったのですが、それでも現場でいろいろな資料を見れたのは面白かったです。 https://t.co/GR1hH4FYV5 December 12, 2025
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アメリカ軍 EOD(爆発物処理)部隊
アメリカ軍のEOD(Explosive Ordnance Disposal:爆発物処理)部隊は、陸・海・空軍、海兵隊、そして宇宙軍の全軍種に存在している。それぞれの軍の戦略的目的の違いにより、役割や重点任務は明確に異なっている。
全軍共通の訓練基盤
米軍の全EOD隊員は、フロリダ州のエグリン空軍基地内にある「米海軍EOD学校(Naval School Explosive Ordnance Disposal, NAVSCOLEOD)」で約10ヶ月間の合同基礎訓練を受ける。
この共通の訓練基盤により、軍種を超えた高い相互運用性が保証されている。各隊員は学校修了後、それぞれの所属軍に戻り、特有の装備や任務に特化した追加訓練に従事する。
各軍EODの役割
米陸軍EOD:
戦闘支援部隊として、常に移動する地上部隊に随伴する。広範な地域でのIED(即席爆発装置)処理が主任務である。
米海軍EOD:
潜水訓練が必須であり、水中での機雷や不発弾の処理を専門とする。ネイビーシールズなどの特殊作戦部隊(SOF)に同行し、専門家として活動することもある。
米空軍EOD:
組織的には施設部隊(Civil Engineering)の一部であり、広大な航空基地の安全確保が最優先任務である。航空機の搭載兵器の緊急対応や、攻撃を受けた滑走路の迅速な復旧を担う。
米海兵隊EOD:
海兵隊の遠征・即応展開能力を反映しており、上陸作戦後の初期段階や前線での戦闘支援が中心である。
米宇宙軍EOD:
空軍から移管された部隊が中心で、ケープカナベラル宇宙軍基地などの発射場を主な活動場所とする。ロケット推進剤や複雑な打ち上げシステムの爆発物リスク管理という、極めて特殊な技術分野を専門とする。
空軍や宇宙軍EODのモットーである「Initial Success or Total Failure(最初の成功か、完全な失敗か)」は、彼らの任務が一度のミスで壊滅的な結果を招くことを示しており、そのプロ意識の高さを示している。
爆破物処理章
ベーシック(Basic EOD Badge):
海軍EOD学校の基礎訓練を修了した時点で授与される最初の資格である。上級者の監督下で基本的な爆発物処理任務にあたる「一人前」の隊員を示す。
シニア(Senior EOD Badge):
ベーシック取得後、通常3〜5年の実務経験と技術試験を経て取得できる熟練者の資格である。独立して複雑な任務を遂行し、小規模チームのリーダーを務めることができる。
マスター(Master EOD Badge):
シニア取得後、さらに7〜10年以上の経験と最高レベルの専門知識が認められた最高熟練者の資格である。部隊全体の運営や訓練計画の立案に関わる指導的立場にある。
写真:アメリカ空軍中央軍 第379航空遠征航空団 第379遠征施設隊 爆発物処理班 December 12, 2025
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