自分にあるものを布施(奉仕)しなさい

・お金がある人は → お金を
・お金がない人は → 自分の能力を
・能力がない人は → 自分の時間を

しかし世間が感謝するのは、「お金のある人がお金を出すこと」だけ。

それが人情というものです。

すると、お金がなくて能力や時間を捧げている人は、

「私だってできることをしているのに、なぜ感謝されないの？」

と不満を抱くようになります。

でも、実はその不満こそが、すでに間違いなのです。

感謝されることを目的にした布施には、功徳が一切ありません。

なぜなら「感謝されたい」という気持ちでする布施は、 結局のところ利己的な行為になってしまうからです。

本当に「世のため、人のため」という純粋な利他心で布施していれば、 感謝されなくても不平不満は出てこないはずです。

「感謝されたい」「褒められたい」という気持ちが湧くのは、 確かに人情として仕方のないこと。

でも、それを抑えて本物の利他心を育てていくことが、 まさに魂の修行なのです。

そのために一番大切なのは、「アピールしないこと」です。

「私はこんなにいいことをしています！」と発信してしまうと、無意識のうちに「褒めてほしい」「感謝してほしい」という欲が混じり、それが満たされないと心がモヤモヤして、不満が噴き出してしまいます。

そうなると、せっかくの善行が帳消しになるどころか、場合によっては「売名行為」と叩かれ、炎上してマイナスになってしまう。

つまり、布施（奉仕活動）も、心のあり方次第で善にも悪にもなるのです。

だからこそ、いつも自分の心の動きに、しっかり目を向けましょう。

仏教で言う「無相布施」（姿を見せない布施）が最上とされるのも、まさにこの話です。

・名前を出さない寄付
・誰にも言わずにゴミ拾いをする
・陰で困っている人を助ける

こういう「誰にも見られていないところで善を為す」ことこそが、本当の魂の修行であり、功徳になるのです。 December 12, 2025

@0pOsWNacSukk1Pz 地震起こった所に。のこのこと売名行為しに行かなければいいですが。コイツ、行くでしょう。 December 12, 2025