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地域資源
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2025.12.01〜(49週)
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税収偏在が地域格差を広げる構造と言う指摘について
再分配のジレンマから東京都の世界都市としてのプレゼンスと地方の稼ぐ力の支援政策が必要なのでは。
政府は東京と地方で、行政サービスの格差が拡大していると判断。特に法人二税や固定資産税が都市部偏重であるため、人口減少や高齢化、地価下落などの影響を受けやすい地方自治体が脆弱になりやすいと言う趣旨の報道。
結論として議員をしていて経験則から感じるのは
東京は国全体の成長を牽引する役割を担っており、その力を削れば、むしろ倭国全体が沈むことになりかねない。
税の三原則である公平、中立、簡素をベースに考えますと
「公平」の観点では、地方支援は必要。
しかし「中立」「簡素」を損なってはならない。
税源の再配分ではなく 地方の“稼ぐ力”支援こそが本質だと思います。
以下、税の三原則で考えてみます。
①公平の観点(応能負担の原則)
税負担は、所得や資産など「担税力」に応じて公平であるべきと言う観点です。
公平については公平の観点では偏在と言う指摘は一般論としてあります。
他方で全国市議会議長会・地方財政委員会にも東京都内自治体議長を代表して都合4年間出席してきましたが
強い地方からの主張はなかったと記憶しています。
どの観点で公平を見るかによりますが、東京には、企業・富裕層・高額資産が集中しており、 担税力の高い地域に税が多く入ること自体は理論的に公平とも言えます。
大都市(都・政令指定都市など)は、企業集中、人口密集、高地価、高所得者比率などによって、法人税・固定資産税を中心に税収が多くなる構造があります。
しかし、大都市は同時に「行政サービスの需要」が非常に大きい — 交通、福祉、医療、都市インフラ、防災など。これらのサービス提供には大きなコストがかかります。
さらに、物価・地価・人件費・土地利用コストが高いため、同じ単位サービスでも経費が地方より高くつく傾向があります。
②中立
(経済を歪めない)
税制度が企業活動や都市成長を阻害しないことと言う観点です。
東京への法人税・固定資産税依存が
→「企業誘致・投資優位」
→ 経済効率が高い地域に資源が集まる
= 経済合理性としては中立
しかし、偏在是正を過度に行うと
企業の東京離れを促すリスク
インフラ投資の停滞 → 経済成長を阻害
世界都市との競争力低下(香港・上海・シンガポール等)などの懸念がここではあります。
③簡素(制度がわかりやすく低コスト)
税の仕組みが複雑でないことと言う観点です。
現状の偏在是正措置は多層的で極めて複雑
(地方法人特別税 → 交付税化 → 再配分…など改正が繰り返されてきた)
誰にメリットがあるのか見えにくく、説明責任が難しい
行政コストも高い= 簡素性に欠ける
今以上の偏在是正は、制度の複雑化をさらに招くと言う懸念を持っています。
最後にそもそもの再分配と言う考え方について
再分配メカニズムの限界と言うジレンマがあると思います。
地方では、産業の空洞化、人口減、高齢化、過疎化といった構造的な問題がある。税収を中央や都市部から再配分するだけでは、こうした根本原因を解決できないと言うことです。
税収再配分はあくまで対症療法 ― 地域活性化や産業振興、若年層の定住促進など、構造そのものを変える施策が必要です。
再配分の財源にも限界がある(国家・地方交付税、補助金など)と思います。
再配分ばかりに頼ると、地方自治体の自助努力や創意工夫、地域振興のインセンティブが弱まる可能性があります。
人口流出、産業構造の変化、社会インフラの老朽化など、税収とは別問題が複雑に絡み合っている。
考え方として
再配分だけでなく、地方の「自立」と「魅力創出」を促す政策(産業振興、地域資源活用、地方移住支援、インフラ整備、教育・福祉充実など)を並列で進める必要。
地方創生交付金も見てきましたが、アウトカムとしてはどうだったのか。
再配分の「一時しのぎ」に留まらず、持続可能な地域づくりのビジョンを示すことが国としては求められていると思います。
それよりは東京都から
人材への投資🟰非認知能力への投資をすることで社会へ還元される力を強めるモデルをつくり。
スタートアップ、アート、文化、都市農業、安全などを世界へ発信して外貨を稼げる国を目指す必要があると思います。
※写真は全国市議会議長会の懐かしい写真。各市の議長にご指導をいただきました。 December 12, 2025
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下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧髙橋家屋敷林)の紅葉を楽しむ会(1枚目)、下保谷三丁目「作左衛門の森」の観葉会(2、3枚目)に行ってきました。
作左衛門の森は今後どう守っていくかが課題。市で管理するのか、民間の力で活用していくか。まるで高級旅館に来たような佇まいは本当に貴重な地域資源です。 https://t.co/iYZ6ln3XoA December 12, 2025
2RP
デザイン学部学生が「札幌軟石」を使用した楽器や玩具を制作✨
+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+
デザイン学部4年の坂田 月葵子(さかた つきこ)さんは、建築構造・建築材料分野が専門のデザイン学部 西川 忠 教授の下「札幌軟石」の楽器や玩具を制作する卒業研究に取り組んでいます
焼成しても強度や収縮率が一定にならず、建材としては品質にばらつきがある、という先行研究をふまえ、焼成温度によって変化する「音」🎶に注目、音の周波数を測定して「石琴」を制作し、他にもドアベルや、軟石を配置して上から玉を転がして音を楽しむ玩具の制作にも取り組んでいます
焼成温度によって、色や大きさ、異なる音階が出る札幌軟石の魅力を広め、地域資源としての活用の幅を拡げます✨
📌札幌軟石とは…約4万年前に起きた支笏湖の火山活動により噴出した火砕流が冷えて固まった溶結凝灰岩。加工しやすく、耐火・防火性に富み、明治時代以来札幌をはじめ北海道内で建築資材として多く用いられ、現在も南区で採掘されて使われている。
※詳しくはこちら→https://t.co/4aIHQxXHyR
※12月3日 北海道新聞朝刊 掲載👇
「カン、カン」札幌軟石の音に着目 札幌市立大生が卒業研究で楽器や玩具制作:北海道新聞デジタル https://t.co/JYQ30jruKi December 12, 2025
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〈地方版:政策解説〉
#鶴岡市 〜地域資源活用とインバウンド誘客〜
山形県鶴岡市は国内初の #ユネスコ食文化創造都市 に認定され、 #出羽三山 や全国有数の温泉地など自然豊かな環境に恵まれています。特に田んぼが広がると #庄内平野 の水田に建つ「 #スイデンテラス」は「田んぼに浮かぶホテル」として年間約6万人もの宿泊客が国内外から訪れています。同市は2020年7月には「#SDGs未来都市」に選定され、豊かな自然と食と農を生かした持続的な発展を目指しています。令和5年度にはコロナ禍以前の半分程度に回復した #外国人観光客 数を増加させるためにデジタル活用、広域ネットワークの構築を進めています。
担当:いた
※スイデンテラスHP
https://t.co/J9XVXo9diT
※鶴岡市中期観光戦略プラン
https://t.co/IcMInT7y9J December 12, 2025
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こども会議は、震災や豪雨被害、自分たちの活動について紹介するほか、地域資源の活用やツアーの共同事業を提案したいと考えている。
こども会議事務局担当者「東北の共通点のある路線で一緒に利活用を考えることができればと思う。これをきっかけに交流を始めることができたらうれしい」(河北) December 12, 2025
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Urban Design Weeks.2025 -6weeks,1City
『高浜うみまちミュージアム』
12/1-28開催中
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日時|12月1日(月)~ 28日(日) 8:00~20:00
場所|松山観光港ターミナル2階
(松山市高浜町5丁目2259-1)
【関連イベント】『地域資源ガチャ』
12月6日(土),7日(日) 10:00~14:00 https://t.co/rtLaSi5ppQ December 12, 2025
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山梨の美しい自然と独自の文化を世界に発信!🌍 外国人インフルエンサーが地域資源を体験取材して、山梨の魅力を紹介してくれます。🇯🇵✨ これからのインバウンド観光が楽しみですね!地元の魅力をみんなで共有しましょう!😊
https://t.co/NcbVUsTBGL December 12, 2025
午前中は、福住の #cafe甚兵衛 で介護部門の打ち合わせ。番組制作・広告代理店・SNS代行管理・通販サイトなどをやっているうちだからできる地域資源の活用についてなどを話し合いました。
困ってる企業や個人に役に立つ会社であるように。
#ケアプランセンターオネスト
#おとどけ北海道
#レックオン December 12, 2025
🌟✨ 山梨の美しい地域資源を海外に発信しよう!外国人インフルエンサーが体験取材を通じて、魅力あふれる文化や自然を伝えます。新たなインバウンドの形を楽しもう!皆さんも山梨を体感しに来てくださいね!🍇🍃
https://t.co/EZ8aBXHIDa December 12, 2025
第三次上田市文化芸術に関する基本構想(案)
>地域の文化財・伝統芸能と現代の文化芸術を結びつけ、教育普及、デジタル活用、観光連携などを推進し、地域資源の持続的活性化を図ります。
訴求優先の こじつけ でも教育普及?
(ブレーキのない車? 倭国遺産?)
#長野大学 #生島足島神社 #別所温泉 December 12, 2025
イベントニュース📢
12月20日(土)、21日(日)に新見文化交流館にて
「木育キャラバン in にいみ」を開催❗️
木ならではの温もりが感じられる
倭国の木のおもちゃが大集合!
改めて地域資源の"森林"を再認識しよう。
開催時間や料金など詳細はHPにて🔎
https://t.co/K5rBPuyuQ6 https://t.co/ehUIVd5MtG December 12, 2025
山梨の地域資源を海外へ発信 外国人インフルエンサーが体験取材を実施 秩序あるインバウンド観光推進委員会 第3弾... https://t.co/gjD3ZHfgRL https://t.co/WcRwdTgz7m December 12, 2025
山梨の地域資源を海外へ発信 外国人インフルエンサーが体験取材を実施 秩序あるインバウンド観光推進委員会 第3弾... https://t.co/x1eWYKpqAy https://t.co/fonOvw86Fw December 12, 2025
山梨の地域資源を海外へ発信 外国人インフルエンサーが体験取材を実施 秩序あるインバウンド観光推進委員会 第3弾... https://t.co/1TQJcbUgQ4 https://t.co/Sf5Cen7Mhu December 12, 2025
山梨の地域資源を海外へ発信 外国人インフルエンサーが体験取材を実施 秩序あるインバウンド観光推進委員会 第3弾「山梨プロジェクト」を展開
https://t.co/j9GTWdIaVA December 12, 2025
12月4日、「秋田の未来を創る協議会」代表者会議に出席しました。
県内の市町村長・産業界・大学などが一堂に会し、秋田の未来をどう創るかを議論する重要な会議です。
今回共有された重要テーマはこちらの4つです👇
⸻
🔷 1. 東能代駅〜能代駅の「スイッチバック化」
秋田・能代地域の移動をより便利にするための鉄道機能向上。
人口減少時代でも持続可能で便利な交通体系をどうつくるかが議論されました。
⸻
🔷 2. 秋田港・船川港・能代港を結ぶ交通ネットワーク整備
港湾物流を強化し、企業誘致や産業活性化につなげる取り組み。
広域連携による「稼ぐ力」を高める視点が共有されました。
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🔷 3. 未来の産業を支える人材育成
秋田の産業を支える次世代の育成が大きなテーマ。
高校・大学・企業・自治体が連携し、地域全体で若者の挑戦を支える重要性が確認されました。
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🔷 4. 県南「食と文化」の観光強化
秋田ならではの食文化と広域観光を組み合わせ、来訪者を増やす戦略。
地域資源を生かした観光づくりが今後ますます必要になります。
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🌱 秋田全体で未来をつくる
若い世代が挑戦できる街、地域全体で支え合える街へ。これからも県・市・地域が一丸となって取り組んでまいります。
#秋田の未来を創る協議会
#大館市
#地方創生
#広域連携
#秋田の未来 December 12, 2025
地域活動支援センターの見学。
ソーシャルバスケに興味を持っているPSWさんの職場。このような事業形態があることも就労継続支援との違いも知らなかったので地域資源を新たに知るきっかけになりました。活動は映画鑑賞で『武士の一文』。初観賞。新之丞と加世2人の関係を常に繋ぎとめていた徳平がMVP。 https://t.co/7CtDHGSpw6 December 12, 2025
【ChatGPT】三流は「メール作成」、二流は「資料作成」、では一流の“頭のいい使い方”は?
AIが「使えるかどうか」は、人間側の「使い方」で決まります。
そう語るのは、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなどを含む600社以上、のべ2万人以上に思考・発想の研修をしてきました。
Photo: Adobe Stock
AIを使って“広い観点”で考える「聞き方」
AIを仕事に活用できるシーンは多々ありますが、業務の効率化や自動化だけに使うのは少々もったいない。新しいアイデアを考えるといった、「頭を使う作業」にもAIは活用できます。
ただし、適当な聞き方をしても、質の良い回答は得られません。ロクでもない回答が返ってきてしまうときには、人間側の質問(プロンプト)が適切でないことがほとんどなのです。
たとえば、幅広い視点で考えたいときにおすすめなのが、技法その8「広い観点」です。
こちらが、そのプロンプトです。
<AIへの指示文(プロンプト)>
広くアイデアを出すには以下に示す6観点が役立ちます。カッコ内は観点の詳細です。これらを参考にして、〈アイデアを得たい対象を記入〉について多様なアイデアを生成してください。→人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)、モノ(製品、素材、人以外の生き物)、プロセス(人とモノの動き、役割、相互作用)、環境(風土、取り巻く場、状況、時間、空間、構造)、意味・価値(意味、価値、感性、感情、金、情報、強み、機会、ビジョン、ゴール)、五感で感じるもの(色・形、音、におい、味、質感、触感、食感)
人の発想は、ついいつもと同じ観点に固定されがちです。
そこで、発想の視点を強制的にズラす、移行させる方法はないか、創造工学の研究者たちは考えました。
そうして開発されたのが、様々な発想法に含まれている発想の切り口(フレーズ・観点)を抽出して、6つの大分類に分ける方法です。これを「6観点リスト」と称しています。
6観点リストは、以下で構成されます。
1:人
2:モノ
3:プロセス
4:環境
5:意味・価値
6:五感で感じるもの
意図的にこの6つの観点でアイデアを考えてみると、これまでとは違う視点で考えることになり、角度の違う発想ができます。
この「6観点リスト」を明示的に指示し、AIに考えてもらう方法が、技法「広い観点」です。
AIを使って「アイデア」を考えてみよう
では、実践してみましょう。
いわゆる定番商品、またはこれまでそれほどイノベーションが起こっていないような商品に対しても技法「広い観点」は有効です。事情や状況があって今の形に落ち着いているのでしょうけれど、専門性のワナにはまらないように、また慣習などに引っ張られないように商品改良したいときに最適です。AIは過去の議論を超えられるでしょうか?
<AIへの質問>
広くアイデアを出すには以下に示す6観点が役立ちます。カッコ内は観点の詳細です。これらを参考にして、〈高齢者用の杖〉について多様なアイデアを生成してください。→人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)、モノ(製品、素材、人以外の生き物)、プロセス(人とモノの動き、役割、相互作用)、環境(風土、取り巻く場、状況、時間、空間、構造)、意味・価値(意味、価値、感性、感情、金、情報、強み、機会、ビジョン、ゴール)、五感で感じるもの(色・形、音、におい、味、質感、触感、食感)
「高齢者用の杖」というお題と、6観点のサンプルとしてあげている単語の距離感や相性が気になっても無視して結構です。列挙したすべての単語がワークしないかもしれませんが、アイデアにつながるヒントは出力されます。
<AIの回答>
以下の観点に基づいて、高齢者用の杖に関する多様なアイデアを示します。
人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)
・市場に合わせた設計:高齢者だけでなく、リハビリ中の若者やスポーツ障害を持つ人々向けにも適したデザインを考案する。
・地域の仕入れ先活用:地元の職人や企業と協力し、地域資源を用いた製造を行う。
・家族ユーザーの意見反映:高齢者本人だけでなく、家族の意見も取り入れたデザインや機能を追加する。
続きは下記コメント欄へ December 12, 2025
【ChatGPT】三流は「メール作成」、二流は「資料作成」、では一流の“頭のいい使い方”は?
AIが「使えるかどうか」は、人間側の「使い方」で決まります。
Photo: Adobe Stock
AIを使って“広い観点”で考える「聞き方」
AIを仕事に活用できるシーンは多々ありますが、業務の効率化や自動化だけに使うのは少々もったいない。新しいアイデアを考えるといった、「頭を使う作業」にもAIは活用できます。
ただし、適当な聞き方をしても、質の良い回答は得られません。ロクでもない回答が返ってきてしまうときには、人間側の質問(プロンプト)が適切でないことがほとんどなのです。
たとえば、幅広い視点で考えたいときにおすすめなのが、技法その8「広い観点」です。
こちらが、そのプロンプトです。
<AIへの指示文(プロンプト)>
広くアイデアを出すには以下に示す6観点が役立ちます。カッコ内は観点の詳細です。これらを参考にして、〈アイデアを得たい対象を記入〉について多様なアイデアを生成してください。→人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)、モノ(製品、素材、人以外の生き物)、プロセス(人とモノの動き、役割、相互作用)、環境(風土、取り巻く場、状況、時間、空間、構造)、意味・価値(意味、価値、感性、感情、金、情報、強み、機会、ビジョン、ゴール)、五感で感じるもの(色・形、音、におい、味、質感、触感、食感)
人の発想は、ついいつもと同じ観点に固定されがちです。
そこで、発想の視点を強制的にズラす、移行させる方法はないか、創造工学の研究者たちは考えました。
そうして開発されたのが、様々な発想法に含まれている発想の切り口(フレーズ・観点)を抽出して、6つの大分類に分ける方法です。これを「6観点リスト」と称しています。
6観点リストは、以下で構成されます。
1:人
2:モノ
3:プロセス
4:環境
5:意味・価値
6:五感で感じるもの
意図的にこの6つの観点でアイデアを考えてみると、これまでとは違う視点で考えることになり、角度の違う発想ができます。
この「6観点リスト」を明示的に指示し、AIに考えてもらう方法が、技法「広い観点」です。
AIを使って「アイデア」を考えてみよう
では、実践してみましょう。
いわゆる定番商品、またはこれまでそれほどイノベーションが起こっていないような商品に対しても技法「広い観点」は有効です。事情や状況があって今の形に落ち着いているのでしょうけれど、専門性のワナにはまらないように、また慣習などに引っ張られないように商品改良したいときに最適です。AIは過去の議論を超えられるでしょうか?
<AIへの質問>
広くアイデアを出すには以下に示す6観点が役立ちます。カッコ内は観点の詳細です。これらを参考にして、〈高齢者用の杖〉について多様なアイデアを生成してください。→人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)、モノ(製品、素材、人以外の生き物)、プロセス(人とモノの動き、役割、相互作用)、環境(風土、取り巻く場、状況、時間、空間、構造)、意味・価値(意味、価値、感性、感情、金、情報、強み、機会、ビジョン、ゴール)、五感で感じるもの(色・形、音、におい、味、質感、触感、食感)
「高齢者用の杖」というお題と、6観点のサンプルとしてあげている単語の距離感や相性が気になっても無視して結構です。列挙したすべての単語がワークしないかもしれませんが、アイデアにつながるヒントは出力されます。
<AIの回答>
以下の観点に基づいて、高齢者用の杖に関する多様なアイデアを示します。
人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)
・市場に合わせた設計:高齢者だけでなく、リハビリ中の若者やスポーツ障害を持つ人々向けにも適したデザインを考案する。
・地域の仕入れ先活用:地元の職人や企業と協力し、地域資源を用いた製造を行う。
・家族ユーザーの意見反映:高齢者本人だけでなく、家族の意見も取り入れたデザインや機能を追加する。
続きはコメント欄に↓ December 12, 2025
【ChatGPT】三流は「メール作成」、二流は「資料作成」、では一流の“頭のいい使い方”は?
石井力重,加藤昌治
AIが「使えるかどうか」は、人間側の「使い方」で決まります。
そう語るのは、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなどを含む600社以上、のべ2万人以上に思考・発想の研修をしてきた石井力重氏だ。そのノウハウをAIで誰でも実践できる方法をまとめた書籍『AIを使って考えるための全技術』が発売。全680ページ、2700円のいわゆる“鈍器本”ながら、「AIと、こうやって対話すればいいのか!」「値段の100倍の価値はある!」との声もあり話題になっている。思考・発想のベストセラー『考具』著者の加藤昌治氏も全面監修として協力し、「これを使えば誰でも“考える”ことの天才になれる」と太鼓判を押した同書から、AIの便利な使い方を紹介しよう。
Photo: Adobe Stock
AIを使って“広い観点”で考える「聞き方」
AIを仕事に活用できるシーンは多々ありますが、業務の効率化や自動化だけに使うのは少々もったいない。新しいアイデアを考えるといった、「頭を使う作業」にもAIは活用できます。
ただし、適当な聞き方をしても、質の良い回答は得られません。ロクでもない回答が返ってきてしまうときには、人間側の質問(プロンプト)が適切でないことがほとんどなのです。
たとえば、幅広い視点で考えたいときにおすすめなのが、技法その8「広い観点」です。
こちらが、そのプロンプトです。
<AIへの指示文(プロンプト)>
広くアイデアを出すには以下に示す6観点が役立ちます。カッコ内は観点の詳細です。これらを参考にして、〈アイデアを得たい対象を記入〉について多様なアイデアを生成してください。→人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)、モノ(製品、素材、人以外の生き物)、プロセス(人とモノの動き、役割、相互作用)、環境(風土、取り巻く場、状況、時間、空間、構造)、意味・価値(意味、価値、感性、感情、金、情報、強み、機会、ビジョン、ゴール)、五感で感じるもの(色・形、音、におい、味、質感、触感、食感)
人の発想は、ついいつもと同じ観点に固定されがちです。
そこで、発想の視点を強制的にズラす、移行させる方法はないか、創造工学の研究者たちは考えました。
そうして開発されたのが、様々な発想法に含まれている発想の切り口(フレーズ・観点)を抽出して、6つの大分類に分ける方法です。これを「6観点リスト」と称しています。
6観点リストは、以下で構成されます。
1:人
2:モノ
3:プロセス
4:環境
5:意味・価値
6:五感で感じるもの
意図的にこの6つの観点でアイデアを考えてみると、これまでとは違う視点で考えることになり、角度の違う発想ができます。
この「6観点リスト」を明示的に指示し、AIに考えてもらう方法が、技法「広い観点」です。
AIを使って「アイデア」を考えてみよう
では、実践してみましょう。
いわゆる定番商品、またはこれまでそれほどイノベーションが起こっていないような商品に対しても技法「広い観点」は有効です。事情や状況があって今の形に落ち着いているのでしょうけれど、専門性のワナにはまらないように、また慣習などに引っ張られないように商品改良したいときに最適です。AIは過去の議論を超えられるでしょうか?
<AIへの質問>
広くアイデアを出すには以下に示す6観点が役立ちます。カッコ内は観点の詳細です。これらを参考にして、〈高齢者用の杖〉について多様なアイデアを生成してください。→人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)、モノ(製品、素材、人以外の生き物)、プロセス(人とモノの動き、役割、相互作用)、環境(風土、取り巻く場、状況、時間、空間、構造)、意味・価値(意味、価値、感性、感情、金、情報、強み、機会、ビジョン、ゴール)、五感で感じるもの(色・形、音、におい、味、質感、触感、食感)
「高齢者用の杖」というお題と、6観点のサンプルとしてあげている単語の距離感や相性が気になっても無視して結構です。列挙したすべての単語がワークしないかもしれませんが、アイデアにつながるヒントは出力されます。
<AIの回答>
以下の観点に基づいて、高齢者用の杖に関する多様なアイデアを示します。
人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)
・市場に合わせた設計:高齢者だけでなく、リハビリ中の若者やスポーツ障害を持つ人々向けにも適したデザインを考案する。
・地域の仕入れ先活用:地元の職人や企業と協力し、地域資源を用いた製造を行う。
・家族ユーザーの意見反映:高齢者本人だけでなく、家族の意見も取り入れたデザインや機能を追加する。 December 12, 2025
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