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在宅医療
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2025.12.02 14:00
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昨日、参議院本会議にて医療法等の一部を改正する法律案の質疑に登壇しました。
85才以上の方の医療需要が増加することをふまえた改正を評価します。よって、動脈硬化を原因とする生活習慣病やがんよりも、肺炎や骨折による入院が増加することをまず指摘しました。
そのうえで、入院するとお亡くなりになる、又は要介護度が上がり、その後の生活の質を維持することが困難になりうることから、高齢者にとっては入院自体がリスクであり、入院しなくて済むよう在宅医療等の取組の重要性を申し述べました。
高齢者の肺炎や骨折を予防するためには、背景に低栄養と筋肉量の減少があります。対応する食事について定めるよう求めましたが、答弁は得られませんでした。一方で、嚥下障害に対応するペースト食に加算を求める提案には、専門家と検討していく旨の前向きな答弁が得られました。
政府の言う、いわゆる攻めの予防医療は狭いと指摘しましたが、今こそ、予防・重症化予防を推進すべき時です。
その財政検証については与党と公明党の間で合意がなされており、早急に進めるべきです。
上野厚労相より、胃がん予防のためのピロリ菌除菌の保険適用による財政検証について専門家と相談している旨の答弁がありましたので、先行事例として楽しみにしたいと思います。
命を守り、財政も守る合理的な政策提案は、公明党の真骨頂と確信します。今日も審議は続きます。頑張ってまいります。 December 12, 2025
8RP
調剤報酬改定に関する資料を受けて、僕らは次の展開を予想しなければなりません。
門前に依存した不動産ビジネスは明確に批判され、今後歓迎されない存在となっていきます。
そして、次のターゲットは在宅薬局であると僕は考えています。
在宅医療は社会に必要不可欠な存在ではありますが、1人あたりの医療費は莫大、このまま拡大や継続していく事は不可能です。
今後、介護報酬で改定されるとすれば、
・居宅療養管理指導の算定回数が月4回から月2回までに変更
・要支援の方は居宅療養の対象から外れ、要介護のみ算定可能
・配達と服薬指導だけに終わる居宅算定の禁止
この辺りだと思います。
現在は在宅薬局バブル。介護報酬が減っても給料は下げられませんから、経営を維持していくためには人を減らす、入れ替えるしかありません。
運営が成り立たなくなる在宅薬局は増えていくと予想します。
これ在宅加算じゃなくてオンライン対応で十分だよね?というケースは多く見られます。
1人あたりの医療費が少なく済むオンライン薬局サービスは、今後も国から歓迎される存在となります。
送料無料についてはいつか終了するかもしれません。薬局選択は相対比較なので最安値にいれば良いと考えています。
国主導で配送コストが補えるようになるのは追い風とも考えます。
ただ、無料配送がダメで、無料でLINE対応サービスとかは良いの?とか出てくるので、多分禁止とならないとは思いますが。
今考えている事はこんな感じです。
仲の良い在宅薬局の経営者も多いですから、気を悪くさせてしまったらすみません。 December 12, 2025
訪問看護指示書に虚偽病名や過剰なサービスの必要性を記載するよう強要する。そして、それに従わなければ主治医を変更する。
倭国在宅医療連合学会の在宅医を対象とした調査で、ホスピス型住宅で横行する不適切な現状が可視化された。
また「ホスピス型」という名称には到底そぐわない、ケア力に課題のある施設が少なくないことも明らかに。
特に「個別のアセスメント」や「緩和ケア」「終末期ケア・看取り」の領域における評価が標準以下の施設が過半を占める。これを「ホスピス」と呼んでいいのか。
ホスピス型住宅がなければ居場所がなかったという方もいる。そしてもちろん中には素晴らしいホスピスケアを提供している施設もある。僕の友人知人の中にも、他の事業者では対応できない重度の入居者に、望む暮らしを実現しようと頑張っている人がいる。
患者にとって最善の選択を共に考え、その実現に共に取り組む。彼らは患者さんにとって必要不可欠な存在、僕らにとっても理想の連携パートナーだ。
しかし上限なく提供できる訪問看護、誰もチェックしない訪問実績、請求すれば請求しただけ収入が得られる仕組みは、モラルのない経営者にとっては「打ち出の小槌」。ケアの質よりも訪問件数を重視したくなる人もいるのだろう。そしてそんな人たちにとっては患者中心・法令遵守にこだわる主治医は邪魔者以外の何物でもないのだろう。
現在、中医協では、訪問看護指示書に複数回訪問の必要性を主治医に記載させることで過剰な訪問看護を抑制させようという議論が進んでいるが、そんなものではブレーキにならないことは明らかだ。
その人にとって「最善のケア」をチームで提供する。
多くのホスピス型住宅は、この地域包括ケアシステムにおけるもっとも重要な「規範的統合」ができていない。そして、その異常に高い利益率で地域の看護師を吸収し、地域の医療介護提供体制そのものを破壊している、と指摘する声もある。
ホスピス型住宅大手、PDハウスを運営するサンウェルズの苗代社長が(別件で)退任されるそうだが、同社の平均患者単価は年1400万円。大部分が健康保険・介護保険からの収入だ。普通の医療介護福祉事業者から見てれば、ちょっとありえない数字だ。
「ホスピス型住宅」という選択が地域あってもよいとほ思う。しかし事業体としての(事故報告などを含む)品質評価、そして合理的な報酬の仕組みが前提として必要だ。
中医協・厚労省は「訪問看護指示書に医者の一筆」でお茶を濁さず、本質的な課題解決のためにもう少し知恵を絞ってほしい。
このままだと、ホスピス型住宅の主治医がモラルのない「事業者の言うなり在宅医」に切り替わるだけだ。というか、すでに切り替えはだいぶ進んでいるが。
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ホスピス型住宅における訪問看護と訪問診療の 連携に関する実態調査報告(速報)
https://t.co/1nFRetPSD7 December 12, 2025
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